石炭火力発電所の温室効果ガス削減に向けた取り組みについて
- 糸魚川発電所、木質バイオマス燃料10%-30%混焼試験完了 -
イーレックス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本名均、以下「当社」)と 太平洋セメント株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:不死原正文)が共同事業を行っている糸魚川発電株式会社の糸魚川発電所において、木質バイオマス燃料の混焼試験を実施いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
当社は、地球温暖化対策をはじめとした環境保全への取り組みを重要な経営課題のひとつと位置づけています。この度、石炭発電所の温室効果ガス削減に向けた取り組みを進めている糸魚川発電所において、9月12日~9月23日の期間にて、木質バイオマス燃料の混焼試験を行いました。
本試験では、木質バイオマスの混焼状態で、部分負荷における負荷一定試験と負荷変化試験を実施し、熱量比10~30%までの混焼運転で安定的に燃焼・発電できることを確認いたしました。
今後は、現状の発電設備において混焼量を段階的に変動させて稼働状況の確認と各種データ採取を行い、CO2排出量削減のための本格運用に向けた検討を行っていく予定です。
糸魚川発電所は、木質バイオマス燃料を専焼とすることで、石炭を専焼する場合と比較してCO2排出量を年間約94万トン削減することが可能となる見込みであり、今後も当社はバイオマス燃料コンバージョンプロジェクトを推進して参ります。
当社は、国内外において石炭火力発電所のバイオマス混焼を進めて行く計画としており、2030年度の更なる二酸化炭素(CO2)排出量の削減への貢献を目指してまいります。
今後も、地域の皆様および関係各所のご理解・ご協力を頂きながら計画を進めて参ります。
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