株式会社RUTILEAとの資本・業務提携に関するお知らせ
映像データと生成A Iを融合させ、製造および建設現場の深耕を目指す
ウイングアーク1stは、9月19日付でRUTILEA株式4,000株(発行済株式総数の1.9%)を取得します。
【資本業務提携の背景】
RUTILEAは、「AIの複雑な導入プロセスをシンプルに」の思いを背景に、ゼロコード(学習レス)で活用できる検査AI(Factory AI)と、生成AIを包含したマルチモーダルAI基盤(REO)を開発する2018年創業のベンチャー企業で、画像・映像解析のAIにより、不良検知や作業分析を高度化する“バーティカルAI”を提供しています。
ウイングアーク1stは「Empower Data, Innovate the Business, shape the Future. 情報に価値を、企業に変革を、社会に未来を。」というビジョンのもと、帳票運用・データ活用のプロフェッショナル企業として、約30年にわたり多くの企業の業務効率化や業績向上を支援しています。 特に、データ活用領域においては、大企業を中心としたDXの機運の高まりを背景に、データマネジメントソリューションや各企業のデータ活用ステップに合わせた支援を強化しています。
本提携では、製造および建設の現場などに向けた、独自ソリューションの協働開発や、両社の製品を組み合せた提案力強化を目的としています。具体的には当社のリアルタイムでのセンサーデータや映像データの可視化を可能とするBIダッシュボード「MotionBoard」やデータ分析基盤「Dr.Sum」などをRUTILEAのAIサービスと連携し、映像内事象の数値データ化や、データの意味を解析し文書や画像で説明するなどの自動化と業務の高度化を進めていきます。
これにより、検査過程で作業現場の映像や画像確認が求められる製造および建設業界を中心に、幅広いデータの取得、活用可能なプレパレーションや加工・蓄積、業務プロセスと融合したデータ活用、そして意思決定の進化が実現していくものと期待しています。
◼️株式会社RUTILEAの概要
社名 | 株式会社RUTILEA |
設立 | 2018年8月 |
代表者 | 代表取締役社長 矢野 貴文 |
資本金 | 6.75億円(資本準備金を含む。2023年9月 1日現在) |
事業内容 | AIを活用した自動化による生産性向上 |
AI製品の多くは、”設定が複雑であること”に課題があります。特にAIによる映像解析は、なかなか実用的なレベルに到達せず、当社のミッションであるAIの導入プロセスを簡単にする良い事業機会であると考え、製品開発を2年間続けて参りました。 今回の資本業務提携では、ウイングアーク1st社の「製品のレベルを高め顧客課題に対して応えたい」という顧客目線の想いと当社の技術力により実現しました。この技術連携は、ウイングアーク1st様のデータ分析ソフトウェアに対して、新しいAIによる付加価値を提供し、「データを活用することで、企業の競争力を向上させる」というウイングアーク1st様の製品コンセプトを強化することができると考えています。 当社は、今後もAIの導入プロセスをシンプルにし、顧客の課題解決を実現してまいります。 株式会社RUTILEA 代表取締役CEO 矢野 貴文 |
ここ数年、不良品防止のための品質改善や安全管理など、製造現場や建設現場において、カメラの映像をデータ化し、より安全、安定稼働を求めるお客様のニーズを体感しており、お客様が益を得る形でのテクノロジー実装を追求してまいりました。今回の資本・業務提携は、まさに、RUTILEA社の高い技術力と想いが一致し実現したものです。当社とRUTILEA社による技術連携は、データ分析を自動化させ身近なものへと加速させるでしょう。「データを活用することで、企業の競争力を向上させる」ことを事業目的に抱える私たちは、まさに本提携が、データを身近なものとし現場の方の力に変え、企業競争力が増す要因になり得る、と確信しています。当社は、今後もデータ活用のシェルパ役として、お客様のデータ活用を支援してまいります。 ウイングアーク1st株式会社 執行役員 Data Empowerment事業部長 大澤 重雄 |
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