「片耳ずつイヤホンで音楽を共有したい」わずか4.3% 日本ロマンチスト協会、“絶滅危惧ロマンティック”に認定

株式会社ワールドエッグス

日本ロマンチスト協会は、全国の20〜59歳の男女300人を対象として、「音楽の楽しみ方に関する調査」を実施しました。

かつて、有線イヤホンを2人で片方ずつ耳に入れ、同じ音楽を聴く光景がありました。今回、「イヤホンを片方ずつ使って2人で同じ音楽を聴く」という行為について尋ねたところ、「青春だなと思う」が28.0%、「親密さを感じる」が16.7%となりました。

一方、「今、誰かと音楽を共有するなら、ひとつのイヤホンを片方ずつ使って一緒に聴きたい」と答えた人は4.3%。20代では2.7%にとどまりました。代わって20代では、「それぞれのイヤホン・ヘッドホンで同じ曲を一緒に聴きたい」が18.7%となり、全年代で最も高い割合でした。

こうした結果から日本ロマンチスト協会は、ひとつの有線イヤホンを2人で分け合う「片耳ずつイヤホン」を、“絶滅危惧ロマンティック”に認定します。

【調査結果のトピックス】

1.「片耳ずつイヤホン」、恋人・配偶者・好きな人などとの経験は22.0%。一方、経験も見聞きもない人は45.0%

2.今見ても28.0%が「青春だなと感じる」。恋人などと経験した人は45.5%が「青春だな」

3.現在「片耳ずつイヤホンで聴きたい」は4.3%

1.「片耳ずつイヤホン」、恋人などとの経験は22%

「有線イヤホンを誰かと片方ずつ使い、同じ音楽を聴いたことがありますか」と複数回答で尋ねました。

「恋人・配偶者・好きな人や気になっていた人としたことがある」は22.0%、「友人としたことがある」は16.7%、「兄弟姉妹・家族としたことがある」は8.0%でした。

一方、「ドラマ・映画・漫画・CMなどで見た記憶がある」は18.3%。「したことも、見たり聞いたりした記憶もない」は45.0%でした。

誰もが経験した定番の思い出というほどではありませんでしたが、実際に誰かと経験した人と、作品などを通じてその光景を記憶している人の両方がいることが分かりました。

2. 今見ても28%が「青春だな」

続いて、「イヤホンを片方ずつ使って2人で同じ音楽を聴く」という行為について、どのように感じるかを尋ねました。

「青春だなと思う」は28.0%。「親密さを感じる」は16.7%、「ほほえましいと思う」は16.3%でした。「特に何も感じない」も30.0%となっています。

さらに、恋人・配偶者・好きな人などと実際に片耳ずつイヤホンを使った経験がある人では、「青春だな」が45.5%、「親密さを感じる」が34.8%、「懐かしい」が31.8%でした。

一方、経験も見聞きもない人では、「特に何も感じない」が56.3%でした。

同じ「片耳ずつイヤホン」という光景でも、そこに誰かとの記憶があるかどうかによって、受け止め方には違いが見られました。

3. 「片耳ずつイヤホン」したい人は4.3%

「今、誰かに好きな音楽を教えたり、一緒に音楽を楽しんだりするとしたら、どのような方法で共有したいと思いますか」と複数回答で尋ねました。

具体的な共有方法で最も多かったのは、「ライブやフェスなどで、同じ場所で同じ音楽を聴きたい」の22.7%。次いで「スマートフォンなどのスピーカーから一緒に聴きたい」20.0%、「カーステレオで一緒に聴きたい」15.7%、「Bluetoothスピーカーなどで一緒に聴きたい」15.3%でした。

そして、「ひとつのイヤホンを片方ずつ使って一緒に聴きたい」は4.3%でした。

日本ロマンチスト協会はこの結果を受け、ひとつのイヤホンを2人で分け合い、音だけでなく距離と時間まで共有した「片耳ずつイヤホン」を、“絶滅危惧ロマンティック”に認定します。

【日本ロマンチスト協会 コメント】

思い返せば、「片耳ずつイヤホン」は、少しロマンティックな行為でした。

ただ、それは「昔は不便だったから良かった」という懐古ではありません。

有線イヤホンは、本来、1人で音楽を聴くための道具です。それを2人で分け合うことで、同じ音楽だけでなく、同じ時間と距離まで共有することになりました。そこに、思いがけず親密さが生まれたのだと思います。

考えてみれば、イヤホンそのものも、技術の進歩によって生まれた道具です。そして、その新しい道具を人が自分たちなりに使う中から、「片耳ずつイヤホン」というロマンティックな行為が生まれました。

技術が変われば、ロマンティックの形も変わっていきます。でも、人が誰かと何かを共有したいと思う気持ちは、きっとこれからも残っていくのでしょう。

ロマンティックは、誰かが設計して生み出すものではなく、いつの時代も、人と人との間から自然に生まれてくるものなのかもしれません。

日本ロマンチスト協会 会長 波房克典

【調査概要】

調査名:音楽の楽しみ方に関する調査

調査対象:全国の20〜59歳の男女300人

年代構成:20代・30代・40代・50代、各75人

男女構成:男性150人・女性150人

調査方法:インターネットモニター調査(Freeasy)

調査時期:2026年9月28日

調査主体:日本ロマンチスト協会

【メディア関係者の方へ】

※本調査結果をご利用の際は「日本ロマンチスト協会調べ」と明記ください。

※本リリースの調査グラフ・画像素材は、報道目的での二次利用が可能です。

※会長・波房克典および調査担当研究員へのインタビュー、コメント提供等も可能です。お気軽にお問い合わせください

調査をもとにした読み物記事『「片耳ずつイヤホン」は絶滅した? 300人に聞いたら、意外な“青春”が見えてきた』は、日本ロマンチスト協会公式サイトで公開しています。

記事URL:https://japan-romance.com/journal/katamimi-earphone-seishun/

日本ロマンチスト協会とは

日本ロマンチスト協会は、恋愛・冒険・官能・追憶・祝福・創造・幻想──7つの視点を軸に、「ロマンティック」という視座から、社会を問い直し、未来を構想するシンクタンクです。

公式サイト:https://japan-romance.com/

株式会社ワールドエッグスが企画・運営しています。

ロマンティック総合研究所とは

「ロマンティック総合研究所」は、 日本ロマンチスト協会(運営:株式会社ワールドエッグス)による 調査研究機関。 人が合理を超えて何かに強く魅せられる「ときめき」の理由を調査・研究し、生活者の隠れたインサイトを明らかにします。商品やサービスの新たな価値を創造するシンクタンクです。

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
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代表者名
波房克典
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年06月