アノマリー×帝人フロンティア 共同事業発表 デジタルツイン時代の到来を見据えた「人の動き」のデータ知財化プラットフォーム「MOTIONBANK PROJECT」 市場規模1000億円を見込む

-5社限定でモーションデータの無償提供を受付開始-

株式会社アノマリー

株式会社アノマリー(本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷、代表取締役CEO:神田 勘太朗、以下アノマリー)と帝人フロンティア株式会社(本社:大阪府大阪市北区中之島、代表取締役社長執行役員:日光 信二、以下帝人フロンティア)は、人や動物などあらゆるモーション(動き)をビッグデータ化し、様々な分野のイノベーションへと活用するウェアラブルセンシングのプラットフォーム「MOTIONBANK  PROJECT」を2月1日より開始いたします。また、プロジェクト公開を記念して、希望する法人様へお好きなモーションデータを組み合わせ、無償で提供するキャンペーンを実施いたします。

  • 「動き」の知財化で目指す社会

無形資産がますます重要になる時代において、企業や個人の新たな価値創出や日本文化の保護・世界への認知拡大を目指します。ダンサーであるアノマリー社代表神田 勘太朗の「ダンサーの権利を守りたい」という想いの元、ダンスなどの「人の動き」を知財化する可能性について両社が共鳴し、協同事業として出発。テクノロジーの力で「あらゆる動きの知財化」を目指します。
 
  • モーションデータとは動きを3Dでデジタルデータ化

 

モーションデータとは、人や物などの動き(モーション)をデジタルデータ化し、3Dで映像化したものです。通常の動画(2D)との違いは、①アバターをかぶせることができる②VR等をはじめとする5Gコンテンツ(仮想現実)で使用することができる③360度で動きを分析・比較し類似性や相違点を発見できる等があげられます。人や動物などの動きに特化した3Dデータです。
  • ウェアラブルセンシングとは ー2025年には市場規模 約2億6600万米ドルと推定
ウェアラブルセンシングとは、人や動物の動きをデジタル化し記録するプロセスのことです。複雑な様々な動きをデータとして生成・蓄積することができ、スポーツ、医療、エンターテインメント、ロボット工学等多くの分野で使用されています。市場規模は2020年の1億5000万米ドルから2025年には2億6600万米ドルに拡大すると予測※されており、北米エリアを筆頭に、特にエンターテインメントの分野において、短時間で高品質なアニメーションが制作できることが、市場を大きく伸ばす要因となっています。今後も様々なシーンでの活用が期待され、成長著しい分野です。
※MarketsandMarkets「の世界市場 (~2025年):COVID-19の影響」(2020年)参照
 
  • 「MOTIONBANK PROJECT」 –世の中に存在するあらゆるモーション(動き)を知財化し、実用化へ
ストリートダンスを軸としながら様々なエンターテインメントの企画、制作、運営を行っているアノマリーと、衣料繊維および産業資材からウエアラブルなど様々な事業をグローバルに展開する帝人フロンティアが立ち上げたのが、「MOTIONBANK PROJECT」です。世の中にあるあらゆるモーションデータを収集・知財化し、それらをビックデータ化・プラットフォーム化することで、様々な分野における実用化を目指すものです。エンターテインメント分野の豊富な知見を有しDANCE ALIVEなどを手掛けるアノマリーと、市場にない商品やサービス創出のため、先進技術の活用を進めている帝人フロンティアが、2015年より共同でシステム開発に着手。帝人フロンティアが展開するMATOUS(マトウス)というモーションセンシング技術を搭載したウェアラブルシステムを使用し、多種多様なモーションデータを3Dで記録、複雑な動きでも細かいプロセスデータを取得・分析できるまでに開発が進みました。現在では、1万を超えるモーションデータを蓄積しており、これらをビッグデータとして保有しています。
 

 
  • MOTIONBANKの目指す方向性1:AIを活用しコストと時間を大幅に削減
今後蓄積される人や物の動きをデータベースに蓄積し、その複数の動きを混ぜ合わせることで新しい動きをAIを活用しリアルタイムでのデータ生成が可能となり、短時間・高品質のモーション制作が実現します。医療、エンターテインメント、XR、ロボット工学など、様々な場面で価値を創造するプロジェクトです。
モーションを使用するゲームやアプリケーション、クリエイティブでは、これまで全ての動きを撮影・編集・制作していたため、莫大な時間と制作費が必要とされていましたが、「MOTIONBANK PROJECT」により大幅な時間とコストを削減することが可能になります。1つの動画を細分化し、動きごとに様々な動詞や形容詞のタグで分類管理し、それをAIにディープラーニングさせることによりタグに合わせた適正なオリジナルのモーションデータを生成することができます。詳細なタグを組み合わせることで動きの表現は無限にあります。

 

 

 









 





 
  • 「MOTIONBANK PROJECT」の目指す方向性2:価値あるモーションデータを保存し新しい価値を創造する
特に伝統芸能における技術者、スポーツ界における有名選手といったモーションデータは非常に貴重なデータとなり得ることから、選手・技術者本人の技術の向上に留まらず、他者利用に活用する等多くの価値を創出すると考えています。技術の伝承などに使うことが可能です。中でも、2024年に開催予定のパリオリンピックでブレイクダンスが新種目として追加されたことから、ダンス分野への注目の高まりが、モーションデータ活用への追い風になると考えています。

 

 

 
  • あらゆる分野のイノベーションへの活用を期待
3Dモーションキャプチャーシステムは、例えば以下のような様々な分野への活用が見込まれます。
 ●ゲーム:Vtuberやアニメーションキャラクターがモーションの自動生成で踊る
 ●教育/レッスン:プロのモーションを購入することで、最適なトレーニングを提供
 ●ロボット:シャンプーやマッサージなど完全に人の動きをトレースしたロボットの制作
 ●VR/AR:仮想世界でアバターの服や動きや踊りの生成など
 ●医療:歩き方のモーションデータから病気予防や健康促進をサポート
 ●危険作業:モーションキャプチャーを活用することで、溶接・工事などを遠隔でVR/AR操作

 
  • ■モーションデータ無償試用キャンペーン
この度の「MOTIONBANK PROJECT」の公開を記念し、5社限定で、 「MOTIONBANK PROJECT」が保有するモーションデータの一部を期間限定で無償でご試用いただけるキャンペーンを実施いたします。

応募期間:2021年1月28日〜2月19日
応募方法:公式サイトの問合せフォームからお申し込みください (www.motionbank.jp)
選考方法:厳正なる審査の上で選考します
結果発表:選考の結果、提供が決定した会社様には直接ご連絡差し上げます
 
  • 会社概要
名称  :株式会社アノマリー
URL  :https://anomaly.co.jp/
設立  :2004年6月3日
資本金 :8,001,500円
所在地 :〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-13-3 
企業概要:ストリートダンスを軸にエンターテインメントを多くの人に楽しんでもらうため
     企画·運営を行ってまいります。また、イベントプロデュース、ダンサーキャスティングから、
     デザイン、映像制作までトータルでサポートが可能です。
 
  • 会社概要
名称  :帝人フロンティア株式会社
URL  :https://www2.teijin-frontier.com/
設立  :2012年10月1日
資本金 :2,000,000,000円
所在地 :〒530-8605 大阪府大阪市北区中之島3丁目2番4号 中之島フェスティバルタワー・ウエスト
企業概要:業界で唯一の繊維製造と販売を一貫で手掛ける事業体です。また、グローバルな、
     原糸から素材・製品化までの一貫型開発・生産と幅広いサプライチェーンを背景に持ち、
     市場にない商品やサービスを創出・提供しています。

 

 

 

 

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
アート・カルチャー
関連リンク
https://anomaly.co.jp/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
http://www.anomaly.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
渋谷区千駄ヶ谷1-13-3 カリスマヒルズレジデンス国立競技場前
電話番号
03-6804-6919
代表者名
神田 勘太朗
上場
未上場
資本金
1億5239万円
設立
2004年06月