緊急事態宣言下の2021年2月のスタートアップ雇用指数「WANTEX」を公開 昨月からの下落幅は小さくなり、2.66という結果に(前月比−0.09ポイント)
スタートアップ企業がビジネスSNS「Wantedly」へ掲載した募集数に対する応募者数の割合を日本におけるスタートアップ経済の成長性を示唆する先行指標として公開
ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社は、2021年2月版のスタートアップ雇用指数「WANTEX」(Wantedly Job Market Index、読み:ウォンテックス)を公開しました。
- 緊急事態宣言下にも関わらず、昨月からの下落幅はコロナショック前と同水準という結果に
- 業種別では2業種のWANTEXのみ対昨月比で増加するという結果に
2021年2月時点のWANTEXの業種別ランキングは以下の通りで人材・福祉業界が対昨月比110%と最も大きな伸び見せました。WANTEXが1倍を割り込んでいる業種においては募集数に対して応募人数が超過しているため、該当業種のスタートアップ企業は採用しやすい状況にあると思われます。
- 緊急事態宣言下においても伸びを見せるデジタル人材ニーズ。DX加速の影響か。
※デジタル人材定義:「エンジニアリング」「PM・Webディレクション」「デザイン・アート」の3職種でWantedlyに登録している人を指します。
- 非首都圏に着目すると福島県がTOP3に初ランクイン
※道府県別WANTEX:該当する道府県を所在地として登録しているスタートアップ企業の掲載募集数を、それに対する応募者数で割り込んだ数を指します。
- PM・Webディレクション系職種が伸び、TOP2をデジタル系職種が占めるという結果に
- スタートアップ雇用指数「WANTEX」について
【算出式】「WANTEX」 = (スタートアップ企業が掲載している公開状態にある)募集数 ÷ (スタートアップ企業への)応募者数
※スタートアップ雇用指数は上記式の各項を月次で合算して算出しています。
※募集数、応募者数ともに、Wantedlyで公開された募集、応募した登録者を算出対象としています。
※スタートアップ企業は算出月から創業10年以内の企業を指します。
■ WANTEX公開の背景
Wantedlyはスタートアップ企業とともに成長し、2020年の情報・通信業に分類されるマザーズ上場企業のうち、約7割(20/12/22時点)にご利用いただくに至りました。世界的には米国、中国を中心にスタートアップ経済が活況を示す中、未来の日本の産業を創る新興企業のトレンドを可視化することで、私達は日本のスタートアップ経済をより一層盛り上げていきたいと考えています。そのため、2020年11月よりスタートアップ経済の成長性を示唆する新たな先行指標として、スタートアップ雇用指数「WANTEX」の公開を開始いたしました。
ウォンテッドリーは、企業の潜在転職者への認知形成、共感を軸とした人と企業の出会いの創出を提供しながら、入社後の従業員の定着、活躍を支援するエンゲージメント事業を推進しております。スタートアップ雇用指数「WANTEX」の公開を通じて、未来の日本の産業を創るスタートアップシーンの盛り上がりを加速させることで、Wantedlyが「はたらくすべての人のインフラ」となる世界の実現を加速させてまいります。
- ウォンテッドリーについて
<会社概要>
会社名 : ウォンテッドリー株式会社
URL : https://www.wantedly.com
本社所在地 : 東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F
代表取締役 : 仲 暁子
設立 : 2010年9月
事業概要 :
290万人以上が利用するビジネスSNS「Wantedly」
- 気軽に会社訪問ができる Wantedly Visit
- 活躍を共有するSNS Wantedly People
ビジネス向け
- 採用マーケティング
- エンゲージメントSuite
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