プロジェクトマネジメントに特化した子会社「INTLOOP Project Management株式会社」を設立
プロジェクトを成功に導く、真のプロジェクトマネジメントサービスを提供
INTLOOP株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:林 博文、以下INTLOOP)は、2025年7月18日に既存のPMO事業本部を独立し、プロジェクトマネジメントに特化した子会社「INTLOOP Project Management株式会社」(略称:INTPM、イントピーエム)を設立することをお知らせいたします。
■子会社設立について
INTLOOP Project Management株式会社(以下、INTPM)は、これまで豊富な実績を積み上げてきたINTLOOPのPMO事業本部を独立・子会社化するものです。これにより、従来のPMO事業全般を新設するINTPMに移管し、関連事業を集約した上で、当該事業を強化・拡大いたします。さらに、このたびのINTPMの設立により、同事業における責任と権限を明確化し意思決定を迅速化することで、グループ全体のさらなる成長を目指します。また、PMO*1支援をより広範なプロジェクトマネジメント実行支援事業に展開し、高度化・複雑化する現代のプロジェクトにおいて、お客様企業のプロジェクト成功に貢献する専門性の高いサービスを機動的に提供できる組織へと拡充してまいります。
なお、INTPMの設立は、INTLOOPグループの中長期経営計画「INTLOOP“VISION2030”」における「筋肉質なグループ経営基盤構築」という重点戦略の一環であり、成長・拡大するグループのガバナンス強化策として、将来の持株会社体制への移行を視野に、先行して実施するものです。INTLOOPは今後も、サービス別の分社化を推進することにより、各事業のさらなる成長と収益性の向上、経営人材の育成による人材価値の向上、および、さらなる企業価値向上に努めてまいります。
■INTLOOP Project Management株式会社の設立の背景
近年、DX推進やグローバル化の加速・生成AIの浸透に伴い、企業が取り組むプロジェクトは、高度化・複雑化の一途を辿っています。
1998年にPMBOK®ガイド*2を発行している一般社団法人PMI日本支部が創立されてから、日本国内においてプロジェクトマネジメント手法が徐々に浸透していき、2000年代~2010年代にかけてプロジェクト成功率は年々向上していました。しかし、近年ではプロジェクトの複雑化・高度化に加え、2019年から施行された働き方改革による残業規制がリソース不足を招き、一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)の調査*3によると、2014年から2023年のシステム開発における工期・予算・品質の遵守状況は、プロジェクト規模にかかわらず、低下傾向または横ばいで推移しています。特に500人月以上の大規模プロジェクトでは、2023年時点で工期の半数以上が予定より遅延しており、品質についても不満が約3割を占めています。
このような状況に対し、INTLOOPは、既存のPMO事業本部を独立した子会社として設立することで、プロジェクトマネジメントのプロ集団による実行支援と、日本最大規模となる約49,000名のフリーランス登録者を誇るデータベースから様々なプロジェクトに必要なリソース不足の解消を実現し、より一層のプロジェクト成功率向上に貢献してまいります。
■サービス概要
INTLOOP Project Management株式会社(INTPM)は、単なるPMO機能の提供に留まらず、戦略的な視点からプロジェクト全体を俯瞰し、能動的に成功へと導く真のプロジェクトマネジメント支援サービスを提供します。プロジェクト成功請負人集団として、以下のサービスを通じてお客様を支援します。
【主なサービス内容】
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PM人材不足支援:
お客様企業のPM(プロジェクト・マネジャー)人材不足課題をPM代行/PM支援という形で解決、プロジェクトマネジメントの知見のみならず、プロジェクトに必要な業務・技術知見の提供も併せて提供します。
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PMO実行支援:
多種多様なPMOニーズに応えるPMO実行支援。
INTPMの正社員PMOコンサルによる支援と併せて、国内最大規模のプロジェクトマネジメント人材供給力を誇る1万人を超えるプロジェクトマネジメント業務を遂行できるフリーランス登録者を組み合わせることで、多種多様なPMOニーズにお応えします。
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PM/PMO人材育成・定着支援:
PM育成プログラム、PMO育成プログラム、プロジェクトマネジメント文化醸成支援等をお客様企業状況に応じてオーダーメイドでお応えします。
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リソースマネジメント実行支援:
PM/PMOのみならずプロジェクトに必要な業務コンサル・SE・プログラマー等のリソース調達支援を実行支援します。
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先端技術導入・活用支援:
生成AIをはじめとした先端技術の導入・運用を通じ、産業課題の解決を推進する際のマネジメント支援を提供します。
【特長】
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PMOコンサル市場のパイオニアが代表:
PMOという言葉が通じない黎明期からPMOコンサルを標榜し、25年間にわたってプロジェクトマネジメントビジネスを牽引、市場を創造し、PMOの価値向上をライフワークとしてきた田口 正剛が代表を務める会社です。
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正社員とフリーランスの組み合わせによる経験豊富なPM/PMOプロ集団:
国内最大の供給力を誇る1万人を超えるPM/PMO人材を活用する事で、各業界にて多様なプロジェクト経験を持つPM/PMOスペシャリストがお客様を支援します。
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プロジェクト成功率向上へのこだわり:
PMO支援のみならず、プロジェクト成功に必要な支援をトータルで支援します。
【田口 正剛(たぐち まさたか) 略歴】
CIS株式会社(現ソニーグローバルソリューションズ株式会社)にて製造業向けコンサルタントとしてキャリアを始め、自動車メーカーやソニーグループの大規模プロジェクトでPMO経験を積む。2005年、日本初のPMO専門会社である株式会社マネジメントソリューションズに創業メンバーとして参画。取締役、代表取締役副社長COOを歴任し、PMOコンサル市場の創造と事業拡大に貢献した。
2016年には、日本のワークスタイル変革を目指し、INTLOOP株式会社にシニアバイスプレジデントとして参画。フリーランスコンサル市場の浸透と拡大に尽力している。
■今後の展望
INTLOOP Project Management株式会社は、INTLOOPグループの成長に貢献するだけではなく、国内プロジェクトマネジメントサービス市場におけるフラッグシップカンパニーを目指します。プロジェクトマネジメントの実行支援と豊富な人材供給力により、お客様のプロジェクト成功を通じて、日本企業の競争力向上に貢献してまいります。
*1 プロジェクトマネジメントオフィス(PMO):
組織内のプロジェクトマネジメントに関する標準化、品質向上、効率化を目的として、個々のプロジェクトを横断的に支援する部門や機能、あるいはその専門組織を指します。
具体的には、プロジェクトマネジメント手法の策定・導入、プロジェクト間のリソース調整、進捗状況の一元管理、課題解決支援、リスク管理、ナレッジの蓄積と共有、人材育成など、多岐にわたる活動を通じて、組織全体のプロジェクト成功率向上に貢献します。
*2 PMBOK®ガイド:
一般社団法人プロジェクトマネジメント協会(PMI)が発行しているプロジェクトマネジメント知識体系ガイド。
*3 「企業IT動向調査報告書2024」(一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会、2024年4月24日公表、184~186頁):
https://juas.or.jp/cms/media/2024/04/JUAS_IT2024.pdf
■INTLOOP Project Managementについて
会社名:INTLOOP Project Management株式会社
代表者:代表取締役社長 田口 正剛
所在地:東京都港区赤坂2丁目4-6 赤坂グリーンクロス27階
設立:2025年7月18日(予定)
事業:プロジェクトマネジメント支援、PM支援、PMO支援に特化したコンサルティングおよび実行支援
URL:https://pm.intloop.com/ (8月1日以降に公開予定)
■INTLOOPについて
INTLOOP(イントループ)は企業の経営課題解決をミッションとしています。社員として所属する国内系・外資系ファーム出身の経験豊富なコンサルタントが担うコンサルティングサービスや、約49,000名(2025年4月末時点)の登録を誇るコンサルタント・ITエンジニアなどのプロフェッショナル人材を支援する人材ソリューションサービスを主軸に展開しています。そのほか、マーケティングノウハウを提供するデジタルトランスフォーメーションサービス、先端技術を中心とした開発支援を行うテクノロジーソリューションサービスを提供しています。
会社名:INTLOOP株式会社
代表者:代表取締役 林 博文
所在地:東京都港区赤坂2丁目4-6 赤坂グリーンクロス27階
設立:2005年2月
事業:コンサルティング、プロフェッショナル人材支援、テクノロジーソリューション、
デジタルトランスフォーメーション、人材紹介

本プレスリリースに関するお問い合わせ
INTLOOP株式会社 広報事務局
メール:pr@intloop.com 電話:03-5544-8040
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