【新型コロナこども緊急支援】生活困窮世帯が多い風俗業界の相談受付を強化し必要な支援へ繋ぐ フローレンスと「風テラス」が協働で実施

認定NPO法人フローレンスの「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」による新たな活動。ご取材も受付中です!

新型コロナウイルス感染症の長期化に伴い、早くも生活に大きな影響が出ているご家庭があります。夜間の外出自粛が長期化し、収入の減少や解雇に繋がるケースが増えている今、風俗業界で働く女性は、より厳しい状況に陥っています。その日暮らしで働いている母親も多く、1日でも収入が途絶えると親子で食べ物にも困るほどの苦しい状況に立たされます。

認定NPO法人フローレンスでは、この状況下において全国のあらゆる親子を置き去りにしないよう、「生活困窮家庭」「ひとり親家庭」「医療的ケア児者家庭」に支援を届ける「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」を始動させました。
▼プロジェクトの詳細については、以下プレスリリースをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000123.000028029.html

この度、フローレンスは、風俗業界で働く女性の無料生活・法律相談窓口「風テラス」を立ち上げ活動を続ける、一般社団法人ホワイトハンズとともに、風俗業界で働く女性とその子どもへの支援を始めることとなりました。

より多くの女性からの相談を受け付けられるよう風テラスの相談体制を強化することを通して、新型コロナの影響で経済的に困窮する親子に対して適切な支援を届けることができるように、そして親子が社会的に孤立しないように、サポートをします。
 

  • 新型コロナの影響で、相談件数が1か月弱で800件以上に
全国の性風俗で働く女性はおよそ36万人。このうち、ひとり親家庭で子どもを養育、そして教育を受けさせるために働いている人も少なくありません。

一般社団法人ホワイトハンズが運営する、風俗業界で働く女性の相談窓口「風テラス」では、これまで、風俗店の待機部屋(働く女性が営業中に待機している部屋)に、弁護士やソーシャルワーカーを派遣し、生活や法律に関する様々な相談に乗ってきました。
※風テラスの現場で出会ったシングルマザーと子どもたちの現状と課題は、昨年12月に『性風俗シングルマザー 地方都市における女性と子どもの貧困』(坂爪真吾・集英社新書)として刊行されています。

緊急事態宣言後に対面での相談は自粛せざるを得ない状況になってもなお、風テラスではオンライン(メール・LINE・ツイッター)や電話(LINE通話)での相談により支援を続けています。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、相談件数は日に日に増加し、2020年4月の相談件数は816件。昨年同月の10倍を超える件数に上り、これまでの人員体制ではすべての女性の相談に乗ることができない状況にあります。

【相談内容例:30代シングルマザーの女性】

シングルマザーとして、二人の子ども(中学生と小学生)を育てています。身元がバレるのを防ぐため、週末に県外の風俗店に出稼ぎに行っていましたが、コロナの影響でお客が減り、生活に困っています。いつコロナに感染するか不安で仕方がないのですが、それでも生活のため、続けざるを得ない状況です。そんな中、ネットの匿名掲示板で「コロナをばらまいている」と書かれてしまい、指名客も激減してしまいました。

【相談内容例:20代の女性、3歳の子どもを育児中】

コロナの影響でお店が休業になり、収入がゼロになりました。現在手元にあるお金では、あと一週間も持ちません。昼の仕事を探していますが、10代から8年以上風俗で働いてきて職歴が全くないため、履歴書の空欄を埋めることができません。
  • 新型コロナこども緊急支援プロジェクトで、弁護士・ソーシャルワーカーを増員へ
風テラスでは現在、1人の相談案件につき、弁護士とソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)のチームで、電話(LINE通話)やメールでの相談に応じています。
フローレンスが行う新型コロナこども緊急支援プロジェクトにて、風テラスで相談窓口となる弁護士やソーシャルワーカーの増員・体制強化を行うことで、より多くの親子を必要な支援へと繋ぐことができるようになります。
 

【一般社団法人ホワイトハンズ 代表理事 坂爪真吾 氏のコメント】

風テラスに寄せられる女性たちの悩みの背景には、貧困、DVや虐待などの家庭問題、介護や育児、ワーキングプア、見えづらい障害や病気など、複雑な社会課題が絡み合っています。
特に風俗の世界で働くシングルマザーと子どもたちは、行政や福祉の支援とうまくつながることができず、社会的に孤立してしまう傾向があります。
こうした親子に対する支援やサポートは、まだまだ不足しています。福祉や司法の世界においても、風俗に対する偏見や差別、無理解などのために、この領域に関わる支援者は限られているのが現状です。
風テラスでは、こうした現状を少しでも改善し、見えづらく・つながりづらい世界で働いている女性たち、そしてその子どもたちが、必要に応じて適切な支援につながることのできる仕組みを作っていきたいと考えています。

一般社団法人ホワイトハンズについて https://white-hands.jp/
風テラスについて https://futeras.org/
  • 取材のご案内

 

撮影できるシーン 取材方法
風テラスの相談電話を受け付けている弁護士・ソーシャルワーカーの様子 応相談
弁護士・ソーシャルワーカー インタビュー 応相談
風テラスを利用する相談者(風俗業界で働く女性)の声 応相談
一般社団法人ホワイトハンズ代表理事 坂爪真吾インタビュー 応相談
認定NPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹インタビュー 応相談


取材ご希望の場合は取材受付フォームよりお申し込みください。広報担当よりご連絡させていただきます。

▼取材受付フォームはこちら
https://florence.or.jp/d453

社会情勢が安定しない中、今後も相談件数が増えてくる可能性が高いです。
2020年4月のように、ひと月800件を超える相談に応じるためには、ひと月に30~50万円の資金が必要となってきます。

まだまだ皆さんのご支援・ご寄付が今後も必要です。
ホワイトハンズとの活動を含む「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」を支援してくださる方はこちら
https://florence.or.jp/lp/monthly/index_co.php#tab2

フローレンスは、子どもと親子領域の総合福祉事業者として、また国内親子領域の課題解決に最前線で取り組む団体として、全国の皆さんと共に「親子の笑顔」を守っていきたいと思います。
ぜひ、本プロジェクトへのたくさんの方のご参加をお待ちしています。
ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

活動報告のプレスリリースは、今後随時配信してまいります。

 

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