福岡 麻生医療福祉&保育専門学校 「AI&診療情報管理士科」10月19日オープンキャンパス開催!
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福岡で医療・福祉・保育・介護分野の学科を展開する麻生医療福祉&保育専門学校は、10月のオープンキャンパスを19日に開催します。数ある学科の中で注目を集めているのが、今年度に新設された「AI&診療情報管理士科」。10月19日のオープンキャンパスでは、生成AIを活用した授業体験を受けることができます。AIがもたらす医療業界への変化を体感しに来てください。また、個別相談では、学科のカリキュラムや目指せる職業について、より詳しく知ることができますので、医療情報分野にご興味のある高校生・社会人の皆様はぜひご参加ください。

<AI&診療情報管理士科の特長>
• 医療DXを推進する人材を育成するため、「診療情報管理士」と「医療情報技師」のW取得を3年間で目指す。
• 最新の生成 AI を活用した授業や、課題解決思考を養う実践的なカリキュラムを展開。
• 1年次からの豊富な病院実習(計7週間)や、早期就職活動スケジュールにより、即戦力となる人材を育成。
進路を選ぶきっかけは、人によってさまざまです。「なぜこの道を選んだのか」「どんな力が求められているのか」――。その答えを知ることは、自分の進路を考えるうえで大きな手がかりとなります。
今回は、オープンキャンパスに参加するきっかけの一助となるよう、国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター(東京都新宿区)で医療安全事務係長として活躍する 石割大範氏 からのメッセージをご紹介します。

国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター
医療安全事務係長 石割大範氏
[代表資格]
・診療情報管理士
・上級医療情報技師(麻生在学中に医療情報技師を取得、上級医療情報技師は取得当時最年少合格)
・医療クオリティマネジャー
・国際診療情報管理士 全5分野修了
情報処理科の高校生が医療の道へ
石割氏が医療の世界に興味を持ったのは、高校時代の経験がきっかけ。
「高校では情報処理科に在籍し、プログラミングやITに関することをなどを学んでいました。部活動ではバレーボールに熱中していたのですが、怪我でマネージャーとして活動する日々が大半でした。その時にデータ分析に出会い、対戦相手のデータを収集し分析、結果に基づき戦略、試合の展開を検討する経験から興味をもった『情報処理、データ分析』と、怪我から新たに興味をもった『医療』の2つの分野を繋ぐ仕事はないかと考えるようになりました。」進路を模索する中で、まず「医療情報技師」という資格を知り、さらに学びを深める中で「診療情報管理士」という職業にたどり着いたといいます。「これこそが自分のやりたいことだと確信し、専門的に学べる麻生医療福祉専門学校(旧称)への進学を決めました。」
診療情報管理室、医療情報部門などを経験をもつ石割氏が話す、医療DXの現場で本当に求められる3つのスキルとは
• 1. 現場と開発者を繋ぐ「“翻訳家”としてのコミュニケーション能力」
「私たちは、医療現場とシステム開発を行う企業との『橋渡し役』です。医師や看護師から『こんなシステムは使えない』という声が上がった時、なぜそう感じるのか、具体的な業務のどの部分に問題があるのかを深くヒアリングし、それをシステムの言葉に“翻訳”して開発者に伝えます。逆に、システムの仕様や技術的な制約を、現場のスタッフが理解できるよう分かりやすく説明することも重要。この両者の間に立ち、ギャップを埋めるコミュニケーション能力が、プロジェクトを円滑に進める上で不可欠です。」
• 2. データを根拠に未来を導く「課題解決思考」
「例えば、電子カルテの更新プロジェクトでは、単にシステムを入れ替えるだけでは不十分です。現状のシステムで何が問題なのか、現場はどんな機能を求めているのかをデータに基づいて分析し、次のシステムに反映させる必要があります。課題を発見し、データを根拠に解決策を考え、周囲を巻き込みながら実行していく。この課題解決思考こそが、私たちの専門性です。」
• 3. 医療の質を支える「揺るぎない倫理観」
「診療録(カルテ)は、患者さんの命に関わる情報であり、万が一の際には訴訟の証拠にもなり得る極めて重要な公的文書です。『記録にないことは、やっていないこと』と見なされる厳しい世界。この記録の重要性を深く理解し、適正に管理するという強い倫理観が、医療の質と安全を支える根幹となります。」
AI は仕事を奪わない。新時代に活躍する人材と新学科への期待
急速に発展するAI技術は、医療現場にも大きな変化をもたらしています。AIが仕事を奪うという声も聞かれますが、石割氏さんは「AI は脅威ではなく、活用すべき強力なツール」だと断言します。「AIの登場で、私たちの仕事がなくなることはありません。むしろ、AIを使いこなせる人材の価値は確実に高まります。これまで人間が時間をかけて行っていたデータ収集や分析といった作業をAIに任せることで、私たちはよりクリエイティブな課題解決や、現場スタッフとの調整といった『人間にしかできない仕事』に集中できるようになります。」そして、母校である麻生医療福祉&保育専門学校に新設された「AI&診療情報管理士科」に大きな期待を寄せます。「在学中からAIに触れ、課題解決思考を養うカリキュラムが組まれていると聞き、非常に頼もしく感じています。まさに、これからの医療現場が求めるスキルを身につけた人材が育っていくのだと確信しています。卒業生たちが、新しい時代の医療DXをリードする存在として活躍する姿が目に浮かびます。」
活躍の場は病院だけじゃない。未来の後輩たちへのメッセージ
最後に、石割氏さんから医療情報分野を目指す高校生や社会人の皆さんへメッセージをいただきました。
「診療情報管理士の活躍の場は、病院だけにとどまりません。医療IT企業でシステム開発に携わったり、コンサルティングファームで病院経営を支援したりと、活躍のフィールドは多様無限に広がっています。『病院で働く仕事』という固定観念に縛られず、ぜひ広い視野を持ってこの世界に飛び込んできてほしいです。」
「そして何より、麻生医療福祉&保育専門学校で得られるのは知識や技術だけではありません。同じ志を持つ仲間や、現場を知る先生方との繋がりは、卒業後も必ずあなたの大きな財産になります。いつか現場で一緒に働ける日を楽しみにしています。」
(インタビュー日/2025年7月25日(金))
麻生医療福祉&保育専門学校( https://asojuku.ac.jp/amfc/ )
麻生医療福祉&保育専門学校は、福岡で医療事務・保育・福祉を学べる専門学校です。少人数制のクラスで、現場経験豊富な講師から実践的な指導を受け、知識と技術がしっかり身につきます。また、豊富な実習機会を通じて、現場で必要なコミュニケーションスキルやチームワークも磨きます。充実した施設・設備、学費サポート、就職サポートなど、万全のフォロー体制により、高い就職率・資格取得実績を実現。医療事務・保育・福祉のプロフェッショナルを目指す方に最適な学びの環境が整っています。
学校法人麻生塾/麻生専門学校グループについて ( https://asojuku.ac.jp/ )
1939 年設立。福岡県内にて 12校の専門学校と高等部を運営する西日本最⼤級の専門学校グループ。福岡県のみならず、九州全域・山口・沖縄から多くの学生が進学しており、卒業生は72,000人を超える。IT、ゲーム、デザイン、建築、 医療福祉、観光・サービス、自動⾞など幅広い分野で実践的な教育を提供。学生一人ひとりの能力や目標に合わせた教育を重視し、実践力を身につけながら夢や目標に向かって成長するための支援を行っている。
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