【丸亀市×笹川スポーツ財団】野球場を、野球をする人だけの場所にしな い
地元企業・地域団体・高校生らが企画・運営に参画。地域活動に参加する新たなきっかけをつくる
丸亀市で「ボールパークフェスタ in まるがめ 2026」を開催。市民球場を地域のにぎわいと交流の場へ
公益財団法人笹川スポーツ財団(東京都港区、理事長:渡邉一利、以下「SSF」)は、香川県丸亀市および公益財団法人丸亀市スポーツ協会と連携し、2026年8月29日(土)、レクザムボールパーク丸亀(丸亀市民球場)で「ボールパークフェスタ in まるがめ 2026」を開催しました。今回の取り組みの特徴は、野球場を野球以外の目的で活用したことだけではありません。行政やスポーツ関係者に加え、地元企業や地域団体などが企画段階からアイデアを持ち寄り、高校生も運営に参加しました。野球場の新たな活用方法を探るとともに、野球場を通じて地域に関わる人の輪を広げることを目指しました。

当日は一般参加者752人、運営スタッフ・関係者243人の計995人が参加。高校生60人もボランティアとして運営を支えました。開催後のアンケートでは、回答者の約3割が今回初めて野球場を訪れたと回答。また、約6割が「野球場はいろいろな活用ができる」と感じたことが分かりました。
今回のフェスタは、既存のスポーツ施設を活用して地域ににぎわいを生み出すとともに、まちづくりへの新たな参加機会をつくる取り組みです。

■ 地域活動への参加経験がない市民は44.3%。求められる新たな参加のきっかけ
地域活動の担い手の確保や、若い世代・働く世代の参加促進は、多くの自治体が抱える課題の一つです。丸亀市が2023年に実施した「協働のまちづくりに関する市民アンケート」では、地域活動・市民活動のいずれにも参加したことがない市民は44.3%でした。また、参加経験者が活動に参加した理由として最も多かったのは、「役が回ってきたから」(53.2%)でした。
一方、活動に参加して良かったこととして、「地域や人の役に立てた」「知り合い・仲間が増えた」「多世代・他職種と交流できた」といった回答も挙げられています。地域活動への参加は、人と人との新たなつながりを生む機会にもなります。だからこそ、役割や義務として参加するだけでなく、市民が自ら興味を持ち、楽しみながら関われる機会を増やすことが重要です。
そこで着目したのが、丸亀市が誇る野球場「レクザムボールパーク丸亀」です。野球をする人やみる人だけでなく、より多くの市民が集い、楽しめる場所にできないか。そして、イベントを楽しむだけでなく、地域の人々が企画や運営にも関わる機会にできないか。こうした発想が、今回のフェスタにつながりました。

■ 3つのプロジェクトチームから生まれた取り組み
丸亀市とSSFは、2024年12月に包括連携協定を締結し、スポーツを活用した地域課題の解決による、アクティブなまちづくりに取り組んでいます。その中核となるのが、行政、企業、地域団体などが参画する「丸亀市アクティブシティ推進プラットフォーム」です。2025年1月からは、「スポーツ」「こども」「地域づくり」の3分野でプロジェクトチームが活動を開始。それぞれの立場から地域課題を共有し、具体的な取り組みを検討してきました。2025年12月に開催されたラウンドテーブルでは、3つのプロジェクトチームから具体的な企画が提案され、分野を横断したプログラムとして「ボールパークフェスタ in まるがめ 2026」の開催が決定しました。
今回の特徴は、行政やスポーツ関係者に加え、地元企業や地域団体など、多様な人々がアイデアを持ち寄り、企画・運営に関わったことです。イベントに参加する人だけでなく、イベントをつくる人も増やす。その過程そのものを、地域活動に関わる新たな機会と捉えています。

■ 地元企業の社員が発案した「大人の本気運動会」。楽しむことから始まる地域参加
今回のフェスタを象徴するプログラムの一つが、「大人の本気運動会」です。発案したのは、地域づくりプロジェクトチームに参加する地元企業・大倉工業株式会社の社員です。このプログラムが目指したのは、20~40代などの働く世代が、仕事や所属組織の枠を越えて集まり、スポーツを通じて交流すること。地域活動への参加を最初から目的にするのではなく、まずは一緒に楽しむことで、新しいつながりを生み出そうという発想です。企画・運営には、スポーツイベントづくりが初めてのメンバーも参加しました。当日は、普段は野球が行われるグラウンドを舞台に、大人たちが本気で体を動かし、参加者と運営スタッフが一体となってイベントを盛り上げました。終了後には、運営スタッフから「また同じメンバーで何か取り組んでみたい」という声も聞かれました。楽しそうだから参加する。そこで新しい人と出会い、つながりが生まれる。そして、その経験が、次は自分も何かやってみたいという気持ちにつながっていく。今回の運動会は、スポーツを楽しむことを入口に、地域活動への参加のきっかけをつくるプログラムとして企画されました。

■ 高校生60人がボランティアとして参加。若い世代も運営の担い手に
フェスタの運営を支えたのは、大人たちだけではありません。丸亀市社会福祉協議会の協力により、地元の高校生60人がボランティアとして参加しました。高校生たちは、受付や会場案内、プログラムの運営補助、場内アナウンス、写真撮影など、さまざまな役割を担当。来場者を迎え、イベントを円滑に進める一員として活動しました。運営にあたって大切にしたのは、「参加者だけでなく、運営する自分たちも楽しむ」という考え方です。実際に、高校生たちがプログラムを体験したり、ブースを盛り上げたりする姿も見られました。地域活動は、必ずしも特別な経験や専門知識がなければ参加できないものではありません。身近なイベントで自分にできる役割を見つけ、地域の大人たちと一緒に取り組むことも、まちづくりへの参加の一つです。今回のフェスタは、若い世代にとっても、地域と関わる機会となりました。

■ 野球場の可能性を広げる。グラウンドから芝生広場、ピクニックデッキまで
レクザムボールパーク丸亀は、約1万人を収容する野球場です。野球の試合や練習の場として活用されている一方、施設にはグラウンド以外にも多彩な空間や設備があります。今回のフェスタでは、こうした施設の特徴を生かし、野球に限らないさまざまなプログラムを展開しました。グラウンドでの「大人の本気運動会」に加え、子どもの権利をテーマにしたスポーツラリー、うどん教室、障がい者野球体験、車椅子タイムトライアルなどを実施。また、約1,150平方メートルの芝生広場「プレイパーク丸亀ニダイ」では、動物愛護団体による保護動物とのふれあいが行われ、1塁側の「ピクニックデッキ」ではバーベキューを実施。夜には大型ビジョンを活用した花火大会のパブリックビューイングも行われました。
野球場としての機能に、地域の人々が楽しめる新たな活用方法を加えることで、スポーツ施設が地域の交流拠点となる可能性を示しました。


■ アンケート回答者の約3割が初来場。約6割が「野球場はいろいろな活用ができる」と回答
フェスタ終了後、一般来場者および運営スタッフを対象にWEBアンケートを実施し、計106人から回答を得ました。その結果、回答者の30.2%が、今回初めてレクザムボールパーク丸亀を訪れたと回答しました。また、過去に球場を訪れたことがある回答者では、野球観戦を目的とした来場が53.2%と最も多くなりました。さらに、「今日のイベントで、どんな発見がありましたか」という質問では、61.3%が「野球場はいろいろな活用ができる」、42.5%が「スポーツは地域のにぎわいづくりに役立つと思った」と回答しました。
回答者数は限られるものの、今回のフェスタが、新たな来場機会を生み出すとともに、野球場の多様な活用方法や、スポーツを通じた地域のにぎわいづくりについて考えるきっかけになったことがうかがえます。

■ 市民球場がまちのシンボルになる未来
今回のフェスタが目指したのは、単にイベントの来場者を増やすことではありません。野球場をきっかけに、これまで接点のなかった人々が出会う。地元企業や地域団体がアイデアを出し合う。高校生が運営に参加し、地域の大人たちと一緒に活動する。
そして、その経験が、次の地域活動への関心や参加につながっていく。こうした機会を積み重ねることで、野球場は競技を楽しむ場所であると同時に、市民が集い、新たな活動が生まれる場所へと発展していく可能性があります。

野球場そのものが市民に親しまれ、まちの誇りとなる存在へ。
SSFは今後も丸亀市をはじめとする自治体や地域の多様な主体と連携し、スポーツの持つ価値を地域課題の解決やまちづくりにつなげる取り組みを推進していきます。
■「ボールパークフェスタ in まるがめ 2026」開催概要
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項目 |
内容 |
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開催日 |
2026年8月29日(土) |
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時間 |
10:00~21:00 |
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会場 |
レクザムボールパーク丸亀(丸亀市民球場) |
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主催 |
丸亀市、公益財団法人丸亀市スポーツ協会 |
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共催 |
公益財団法人笹川スポーツ財団 |
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参加者数 |
995人(一般参加者752人、運営スタッフ・関係者243人) |
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高校生ボランティア |
60人(運営スタッフ・関係者243人の内数) |
■ スポーツで、地域はもっと変えられる。「アクティブシティ」という挑戦
SSFが推進する「アクティブシティ」は、地域のスポーツ課題や社会課題に対し、スポーツの多様な価値を活かして、課題解決やまちづくりを目指す自治体に伴走する取り組みです。行政、スポーツ、教育、健康・福祉、地域づくりなど、さまざまな分野の人や組織がつながり、地域課題の解決と住民のウェルビーイング向上を目指します。


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野球場を、野球をする人だけの場所にしない。
丸亀市で「ボールパークフェスタ in まるがめ 2026」を開催。市民球場を地域のにぎわいと交流の場へ
d60227-139-5532e579ed7f0733ad2245baf865d926.pdf▼「アクティブシティ」公式ページ
▼丸亀市アクティブシティ推進プラットフォーム
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【自治体担当者からの問い合わせ先】
笹川スポーツ財団 アクティブシティ推進グループ 宛
activecity@ssf.or.jp
【本件に関するお問合せ先】
笹川スポーツ財団 広報担当:齊藤
TEL:03-6229-5300 info@ssf.or.jp
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