【薄毛・抜け毛の悩みは男女共通?】20代から増える“髪の不安”と、セルフケアから次の選択肢を考える実態調査

セルフケアでは限界を感じつつも医療施術には踏み出せない人が多数。AGA・FAGA治療や頭皮アートメイクへの関心度、年代別の髪悩み、不安に感じるポイントを調査から明らかにしました。

株式会社FoR

株式会社FoR/FoRINC.(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋知暉)は、「美容クリニックをもっと身近に」をビジョンに掲げるサイト「Medimee」にて、美容医療に関する情報を発信しています。今回は、20代~60代の男女を対象に、「AGA治療・頭皮アートメイク」に関するアンケート調査を実施しました(Medimee調べ)。以下はその結果です。

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■約7割が「AGA・FAGA治療に興味あり」と回答。セルフケアだけでは限界を感じる人が多数

■年代が上がるほど「抜け毛」「ボリューム減少」「分け目の目立ち」などの悩みが顕著に

■治療・施術の経験者は少数派だが、「興味がある」「将来的に検討したい」との回答が約6割以上

■治療選びで重視されるポイントは「費用」「副作用」「効果の持続性」


調査概要

調査方法:アンケート調査

調査期間:2025/11/14〜2025/11/20

調査対象:20代〜60代の男女

対象者数:100名

調査項目:「AGA治療・頭皮アートメイク」の実態調査

アンケート結果

「育毛シャンプーを使っているが、変化を感じにくい」

「分け目や生え際が気になり、スタイリングに時間がかかる」

「抜け毛が増えた気がするが、何から始めればいいのかわからない」

年齢や性別を問わず、髪の悩みは見た目の印象や自信に直結するため、早めに対処したいと考える人は少なくありません。一方で、セルフケアを続けているものの効果を実感できず、本格的な治療には不安を感じているという声も多く聞かれます。

今回の調査では、「セルフケアに限界を感じている」「医療施術には興味があるが、まだ踏み出せていない」と回答した人が多数を占め、AGA・FAGA治療や頭皮アートメイクに関心を持つ人はいずれも約6割以上にのぼりました。

自分に合った薄毛・抜け毛対策を選ぶためには、年代ごとの悩みの傾向や、治療に対する不安、重視されるポイントを知ることが重要です。本調査では、薄毛・抜け毛の自覚状況からセルフケアの実態、医療施術への関心度、不安要素や治療選びの基準まで、幅広く実態を明らかにしています。

今回アンケートにご協力いただいた100名の性別は下記の通りです。

  • 男性52%

  • 女性48%

各年代の比率は、以下です。

  • 20代 13.0%

  • 30代 43.0%

  • 40代 30.0%

  • 50代 11.0%

  • 60代 3.0%

【現在の髪の状態について、当てはまるものを選んでください。(複数選択可能)】

今回の調査では、年代や性別を問わず、多くの人が髪に関する悩みを抱えていることが明らかになりました。

特に「抜け毛」「ボリュームの減少」「ハリ・コシの低下」といった悩みは、一部の年代に限られたものではなく、ライフステージの変化とともに段階的に現れている様子がうかがえます。

また、男女別に見ても大きな差はなく、髪の悩みが性別を問わない共通課題になりつつある点も特徴です。

こうした背景を踏まえ、以下では年代別に現在の髪の悩みを詳しく見ていきます。

  • 20代:6割以上が抜け毛を実感。

    薄毛や抜け毛はまだ先の悩みと捉えられがちな世代ですが、実際には若い世代からすでに変化を感じ始めている人が多く、髪悩みの早期化がうかがえます。

  • 30代:「ハリ・コシがなくなった」と感じる人が増加。

    髪質の変化を自覚し始めるタイミングであり、ボリューム感やスタイリングのしにくさなど、質的な変化が目立ち始める年代です。

  • 40〜50代:「分け目が目立つ」「ボリュームが減った」 といった、見た目の印象に直結する悩みが急増。抜け毛や髪質の変化に加え、薄毛・抜け毛が複合的な課題として意識されるようになります。

  • 60代:全項目で6割以上と、加齢による髪の変化がより顕著になり、薄毛・抜け毛が明確な悩みとして定着している様子がうかがえます。

従来、薄毛や抜け毛は中高年以降の悩みというイメージが強くありましたが、実際には20代からすでに兆候を感じ始め、30代以降で内容が変化・複合化し、40代以降で「見た目印象」に直結する悩みへと移行していく傾向が見られました。

【抜け毛・薄毛が気になる部位を教えてください。(複数選択可)】

全体としては、特定の部位に限らず複数箇所を同時に気にしている人も多く、薄毛・抜け毛の悩みが一部位から始まり、徐々に広がっていく様子がうかがえます。

年代ごとに見ていきましょう。

  • 20代:分け目・生え際・頭頂部など、複数の部位を同時に気にする傾向が見られました。

    まだ進行段階ではないものの、「将来的な不安」や「変化の兆し」に敏感な世代であることがうかがえます。

  • 30代:前頭部(生え際)への悩みが目立ち始める傾向に。

    見た目の印象に影響しやすい部位であることから、鏡を見るたびに変化を実感しやすい年代といえそうです。

  • 40代〜50代:頭頂部・分け目・生え際など、悩みが複数部位に広がる傾向が顕著に。

    部分的な変化から、全体的なボリューム感の低下へと意識が移行していく様子が見られました。

  • 60代では「全体的に薄くなった」と実感する人が多数。

    薄毛・抜け毛が特定の部位ではなく、全体的な課題として認識されていることが特徴です。

性別で比較すると、部位別の悩みには明確な違いが見られました。

  • 男性:前頭部(生え際)や頭頂部を中心に気にする人が多く、 いわゆる男性型脱毛(AGA)に見られる典型的な部位への関心が高い傾向があります。

  • 女性:分け目や全体的なボリューム感を気にする人が多く、一部が急激に薄くなるというよりも、髪全体が少なくなったように感じる“拡散型”の悩みが目立ちました。

今回の調査では、抜け毛・薄毛の悩みは、年代や性別によって気になりやすい部位や悩み方に違いがあることが明らかになりました。

特に、生え際・頭頂部が気になるケースと分け目や全体的なボリュームが気になるケースでは、適したケア方法や美容医療の選択肢も異なるため、自分の悩みの“部位”を正しく把握することが重要です。

【抜け毛・薄毛の原因として思い当たるものを選んでください。また、これまでに行ったことのある薄毛・抜け毛ケアと興味のあるケアを教えてください】

抜け毛や薄毛の原因として、最も多くの人が挙げたのは「ストレス」でした。次いで「加齢」や「遺伝」が続き、心身への負担や年齢による変化を、髪の状態に影響する要因と感じている人が多いことがわかります。

また、「ホルモンバランスの乱れ」や「生活習慣(睡眠・食事)」を挙げる声も一定数見られました。日常の不規則な生活や体内環境の変化が、抜け毛・薄毛につながっていると感じている人も少なくないようです。

これまでに実践した抜け毛・薄毛対策としては、「頭皮マッサージ」「市販の育毛剤」「育毛シャンプー」など、自宅で取り組めるセルフケアを挙げる人が多い結果となりました。
なかでも頭皮マッサージは、手軽に取り入れやすいことから、男女を問わず比較的多くの人に実践されているようです。

一方で、「AGA・FAGA治療」など医療的なアプローチを経験した人は少数派にとどまっており、美容医療による治療は、まだ一部の人に限られている現状がうかがえます。

また、「頭皮アートメイク」の経験者はさらに少なく、関心はあるものの、実際に施術を受けた人はごく限られていることも明らかになりました。

今回の結果から、多くの人がまずは頭皮マッサージや育毛剤、育毛シャンプーといったセルフケアから対策を始めている一方で、医療的なアプローチに踏み切る人はまだ少数にとどまっていることがわかりました。

一般的に、抜け毛や薄毛の進行が気になり始めてから一定期間セルフケアを続けても改善を実感しにくい場合や、生え際や頭頂部など、進行性の薄毛が疑われる場合には、AGA・FAGA治療など専門的な診断を伴うケアを検討するタイミングと考えられています。

また、見た目の印象を早く整えたい場合には、頭皮アートメイクのように「髪を増やす」のではなく「薄さをカバーする」選択肢を取る人もいるようです。

セルフケアを続ける場合には、取り入れ方や選び方も重要です。

  • 頭皮マッサージ: 指の腹でやさしく頭皮を動かすように行い、血行を促すことがポイント。毎日短時間でも継続することが大切とされています。

  • 育毛剤・育毛シャンプー: 有効成分としては、血行促進作用が期待されるミノキシジル、抗炎症成分、保湿成分などが注目されています。また、アミノ酸系洗浄成分など、頭皮への刺激が少ない処方を選ぶ人も多いようです。

今回の調査結果からは、セルフケアから美容医療まで、段階的に対策を検討している人が多い現状がうかがえました。

自分の悩みの進行度や気になる部位に応じて、適切なケア方法を見極めることが重要といえそうです。

今後取り入れてみたい対策として最も多く挙げられたのは、「AGA・FAGAのクリニック治療」でした。

育毛剤や内服・外用薬などのセルフケアに加え、医師の診断をもとに行う専門的な医療アプローチへの関心が高まっていることがうかがえます。

また、「頭皮アートメイク」や「頭皮メソセラピー」など、見た目の印象改善や即効性を重視した施術に興味を示す人も一定数見られました。

さらに、「自毛植毛」や「ウィッグ・ヘアピース」といった選択肢も挙げられており、薄毛・抜け毛の悩みの度合いや、重視するポイントによって関心の方向性が分かれていることがわかります。

【AGA・FAGA治療・頭皮アートメイクを受けたことがありますか?また、美容医療を検討する上で不安に感じることはありますか?】

AGA・FAGA治療については、「興味はあるが、まだ受けていない」と回答した人が最も多く、全体の過半数を占めました。
薄毛・抜け毛に悩みを感じながらも、治療開始には慎重な姿勢を取っている人が多い様子がうかがえます。

一方で、すでに治療を経験している人も一定数見られ、治療の選択肢が広がる中で、実際に医療的アプローチに踏み出している層も存在しています。

また、「特に興味がない」と答えた人は少数にとどまり、多くの人がAGA・FAGA治療を将来的な選択肢の一つとして認識していることが明らかになりました。

頭皮アートメイクについては、「興味はあるが、まだ受けたことがない」と回答した人が多数を占め、認知や関心は一定程度広がっていることがわかりました。
「興味がない」と答えた人も一定数見られたものの、全体としては関心層のほうが多く、潜在的なニーズの高さがうかがえます。

一方で、実際に施術を受けたことがある人はごく少数にとどまり、関心と行動の間には大きなギャップが存在していることが明らかになりました。

背景には、施術内容や仕上がりに関する情報不足に加え、費用面や施術への不安など、導入時のハードルの高さが影響している可能性が考えられます。

美容医療を検討する上で不安に感じる点としては、「副作用やリスク」「効果の持続性」などが多く挙げられました。
費用面に加え、安全性や本当に効果が得られるのかといった点が、治療に踏み切る際の大きなハードルになっていることがわかります。

また、「通院の手間がかかる」「周囲の目が気になる」といった声も見られ、治療を継続する負担や、人に知られたくないという心理的な要因が、検討段階での障壁になっているケースも少なくありません。

今回の結果からは、薄毛・抜け毛に悩み、美容医療に関心を持ちながらも、費用・安全性・継続性・プライバシーといった複数の不安が重なり、実際の行動に移せていない人が多い実態が浮き彫りとなりました。

こうした背景を受け、近年ではプライバシーへの配慮や通院負担の軽減を重視したオンライン診療サービスが増加傾向にあります。
特にAGA・FAGA治療では、医師との相談から処方薬の受け取りまでをスマートフォンやパソコンで完結できるクリニックも登場しており、地方在住の方や忙しい生活者にとって利用しやすい環境が整いつつあります。

中には、対面診療と同等の医師による診断をオンラインで行い、処方薬を自宅に郵送する仕組みを採用しているケースもあり、通院負担の軽減とプライバシー保護の両立を重視するユーザーからの支持を集めています。

このように、治療に伴う“心理的・物理的なハードル”を下げる取り組みが広がっていることから、オンライン診療の活用が美容医療全体の検討ハードルを下げる一助となっている可能性も考えられます。


【髪や頭皮の悩みを改善するために「こういう施術やサービスがあればいい」と思うものはありますか?】

今回の調査から、髪や頭皮ケアにおいては「納得して続けられること」「自然で気づかれにくい仕上がり」「自分に合ったケアが受けられること」を重視する声が多く見られました。

また、AI診断や食事指導、数値やデータによる説明など、科学的根拠やパーソナライズ性を重視する傾向も明らかになり、画一的なケアではなく、自分の状態に合わせたアプローチを求める人が増えている様子がうかがえます。

以下では、今回の調査結果から寄せられた実際の声の一部をご紹介します。

頭皮の状態をAIで診断して、薄毛・乾燥・ベタつきなどの原因に合わせた“完全オーダーメイド頭皮ケア”をその場で作ってくれるサービスがあればいいなと思います。(50代/女性)

薄毛をカバーできるような髪形やヘアセット方法を提案してくれる薄毛専門のヘアサロンが美容医療と併設してあるといいなと思います。薄毛知識のないサロンでの散髪でより薄毛が目立つような髪形を提案され、本人も店員さんもお互い気まずくなることが多々あるので、知識のある人にカットしてもらえたら嬉しいなと思ったからです。(40代/女性)

薬と一緒にサプリメントを服用させる店は見かけるが、食生活をサポートしてくれるサービスがあると面白いのではないかと思った。(20代/男性)

自宅でできる手軽なケアと専門的なクリニック治療の中間的な選択肢があると嬉しいです。例えば、月1回程度の通院で済む施術や、オンライン診療で処方してもらえる内服薬など。また、治療効果が実感できるまでの期間や費用の目安が事前に明確に分かるサービスがあれば、安心して始められると思います。(60代/男性)

マイクロスコープなど機材を用いて状態を可視化し、定期的に変化をチェックして結果をもとに状態を説明、お互い納得した形で施術を行うサービス(50代/男性)

自然なアートメイクがあると良いと思います。

おでこにアートメイクしたいけど、してる人を見たら、かなり不自然でした。

眉毛だといろんな手法があるので、そのようにうまいことやってもらえると良いです。(30代/女性)

今後は、自宅ケアと医療、外見ケアと治療、対面とオンラインといった従来分断されがちだった領域を横断し、一人ひとりの悩みやライフスタイルに合わせて柔軟に選べる“ハイブリッド型の薄毛・頭皮ケアサービス”へのニーズが高まっていることが読み取れました。


まとめ・考察

今回の調査では、AGA・FAGA治療や頭皮アートメイクといった薄毛・抜け毛対策に対し、多くの人が関心を持っていることが明らかになりました。


特に「興味はあるが未経験」と回答した人は、AGA治療・頭皮アートメイクともに6割以上を占めており、関心は高いものの、実際の行動には至っていない層が多数存在していることがうかがえます。

その背景として、「副作用やリスクへの不安」「費用や継続性への懸念」「通院の手間やプライバシーへの配慮」といった複数のハードルが重なっている様子も、他の設問結果から読み取れました。

一方で、「AI診断による状態の可視化」「オンライン診療」「生活習慣まで含めた継続的なサポート」など、自分に合った形で無理なく取り組めるサービスへのニーズも高く、画一的な治療ではなく、納得感や続けやすさを重視する意識が広がっていることも特徴的です。

近年では、こうしたニーズに応える形で、通院負担を軽減しつつ専門的な治療を提供するオンライン診療対応クリニックや、個別性を重視したサービスも増えつつあります。気になる方は、オンライン診断から始めて見てはどうでしょう。


今回の調査結果からは、薄毛・抜け毛に悩む人々が「すぐに治療を始めたい」というよりも、まずは情報を得て、自分に合った選択肢を知りたいと考えている実態が浮き彫りとなりました。


引用時のお願い

本調査分析を転載ご利用いただく場合は、出典元として「Medimee調べ」の記載と( https://medimee.com/ )へのリンクをお願いいたします。

私たちについて

【Mdimee】

Medimeeは、美容クリニック・美容医療の情報をどこよりもわかりやすく提供する美容医療に特化したプラットフォームです。美容医療を日常的な美容院に通う感覚へと変え、これまで感じていたハードルを取り除くことを目指しています。「ワクワクしない価値は生み出さない」という方針のもと、ユーザーが本当に求める価値を提供することに注力しています。怪しい金儲けだけのクリニックは紹介せず、ユーザーのコンプレックスを煽るようなこともありません。このように、ユーザーの心に寄り添ったサービス展開が特徴です。

【会社概要】

社名:株式会社FoR/FoRINC.

所在地:東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル8b

代表者:代表取締役CEO高橋知暉

URL:https://f-o-r.co.jp

事業内容:メディアプラットフォーム事業

Medimee:https://medimee.com/


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業種
情報通信
本社所在地
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電話番号
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代表者名
高橋知暉
上場
未上場
資本金
255万円
設立
2017年06月