デルタ航空、成田国際空港会社と整備用ハンガーのリース契約に合意
【東京、2014年4月24日】- デルタ航空(NYSE:DAL)はこのほど、成田国際空港株式会社(NAA)と、成田国際空港整備地区の整備用ハンガー(格納庫)の複数年リース契約に合意しました。
デルタ航空のアジア太平洋地域のハブ空港である成田に、広さ1万3,000平方メートルのハンガーを持つ
ことにより、整備体制のさらなる強化を目指します。
デルタ航空のアジア太平洋地区担当上級副社長、ヴィネイ・デューベ(Vinay Dube)は次のように述べています。「日本路線を運航するにあたり、NAAには長年ご協力いただき感謝しています。今回の合意は、日本および世界中のお客様に、より安全で信頼性の高い空の旅をご提供するという、デルタ航空の継続的な取り組みの一環です。重要な資産である整備ハンガーを、米国の航空会社として初めて日本に確保することができ、大変嬉しく思います。」
ハンガーでの整備作業は、今年の第4四半期(10月~12月)に開始される見込みです。ハンガーは充分な広さがあるため、大型機ボーイング747-400型機を含む長距離路線用機材の定期整備作業が可能です。またそのスペースを活用して、現在空港内の複数の建物に分散している運航支援部門のオフィスを、ハンガー内に統合する予定です。
デルタ・テックオプスのラインメインテナンス担当副社長、リー・ゴセット(Lee Gossett)は、「成田空港の整備チームへの今回の投資に期待しています。ハンガー施設を持つことにより、整備能力を拡張し、優秀な整備スタッフを支えることができます。常に効率的かつ効果的に定期点検および不定期整備を行うことを目指す我々にとって、フライトの運航とお客様のニーズにより柔軟に対応することができるようになります」と述べています。
デルタ航空の整備部門、デルタ・テックオプス(Delta TechOps)について
デルタ・テックオプス(Delta TechOps)は、北米最大の整備、修理、オーバーホール(MRO)のプロバイダーであり、クオリティの高いサービスとコスト管理で高い評価を得ています。デルタ航空が保有する750機を超える機材の整備に加え、世界中の150社以上の航空会社向けに、エンジン、コンポーネント、ハンガーおよびラインメンテナンスをはじめとする高度な技術を専門に提供しています。デルタ・テックオプスは9,600名を超える整備専門スタッフを擁し、70年以上の実績を誇る、世界で最も豊富な経験を持つプロバイダーのひとつです。デルタ航空のアジア太平洋地域のハブである成田空港には、米国外で最大規模の100名を超える整備専門スタッフが勤務し、デルタ航空機の整備はもちろん、各国航空会社の機材整備を請け負っています。なお、国土交通省は、航空法第20条第2項に基づき、デルタ・テックオプスを第192認定事業場に認定しています。Delta TechOpsの詳細については deltatechops.com(英語)をご覧ください
デルタ航空について
デルタ航空は年間1億6,000万人以上の搭乗者数と広範なネットワークを持つ航空会社です。デルタ航空はフォーチュン誌の「2013年世界で最も賞賛される企業リスト」の航空業界部門(2013 World's Most Admired Companies Airline Industry List)において、1位を獲得しました。デルタ航空がこの賞を受賞するのは、この3年で2度目です。デルタ航空およびデルタ・コネクションは、世界58カ国、319都市に向けてフライトを運航しています。米国ジョージア州アトランタに本社を置き、世界で約8万人の従業員を擁し、700機以上の主要機材を運航しています。 また、航空連合(アライアンス)「スカイチーム」の創立メンバーとして、大西洋路線においてエールフランス-KLM、アリタリア-イタリア航空とともに、共同事業を展開しています。アトランタ、シンシナティ、デトロイト、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(ラ・ガーディアおよびJFK)、ソルトレイクシティ、パリ(シャルルドゴール)、アムステルダム、東京(成田)をハブ空港とし、提携航空会社と合わせて一日に1万5,000便以上のフライトを運航しています。現在、総額30億ドルを投じて空港施設やプロダクト、空港および機内での顧客サービス向上とテクノロジー導入を進めています。詳しくはホームページdelta.comをご覧ください。
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