プロジェクトの問題解決をカレー作りに例える? アクセンチュア、PwC、IBMで「トラブルリカバリー」として13年間活躍してきたプロの仕事術が1冊に!

『外資系コンサルが教える難題を解決する12ステップ プロジェクトリーダーの教科書』(中鉢 慎/著)

株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『外資系コンサルが教える難題を解決する12ステップ プロジェクトリーダーの教科書』(中鉢 慎/著)https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761273569 を2018年7月17日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。

◆全てのリスクに対応するな! 誠意を見せるな、根拠を見せろ!

本書は、これからの時代に必要とされる「プロジェクトデザイン力」(自分の頭で考え、答えのない難問に取り組む手法)について書かれた1冊です。プロジェクトとは、「今までと違う新しいものを、限られた時間に創造すること」。その実現には、社内(外)の部門を越えたメンバーの力を発揮させるスキルが求められます。
具体的には、問題解決力、仮説検証力、ビジネス思考(ロジカル・クリティカル・ラテラルシンキング)、交渉力、リーダーシップなどの横断的なスキルのこと。
著者はこれまで、外資系コンサルティング会社で、数々のグローバルプロジェクトをリードし、成功を収めてきました。とくに他のコンサルタントがお手上げ、あるいは失敗したプロジェクトに「トラブルリカバリー専門家」として投入され続けました。その功績もあって、2006年にはIBMのアジアパシフィック地区の優秀リーダーシップアワードを受賞。現在も、数々の大手企業から研修講師として招かれ、「トラブルリカバリーのプロ」として評価されています。

本書では、すでにPMBOKに関する知識を持っている読者のみ ならず、これから初めてプロジェクトに関わる方々にも理解しやす いように、できる限り平易な言葉を用いて、プロジェクトの成功を たぐり寄せるポイントについて説明していきます。本書では、すでにPMBOKに関する知識を持っている読者のみ ならず、これから初めてプロジェクトに関わる方々にも理解しやす いように、できる限り平易な言葉を用いて、プロジェクトの成功を たぐり寄せるポイントについて説明していきます。

 

 


◆カレーを作ることも「プロセスの連続」
業種、職種、規模にかかわらず、すべてのビジネスパーソンはお客様に喜んでいただくために「価値」を提供することが求められています。しかし、私たちを取り巻く環境は急激に変化しています。先人たちが積み上げてきた会社の資産(ブランドや顧客との信頼関係など)、仕事のやり方がそのままでは通用しない時代に入っています。
「定常業務」と呼ばれるような、「常に」「定まっている」業務はほとんどありません。私が現在取り組んでいる年間150件以上の企業研修を通して、すべての業務が「プロジェクト化」していることをひしひしと感じています。本書では、プロジェクト化するためのプロセスやフレームワークを多数掲載しております。そのうちのひとつをご紹介します。

私たちは、自分が経験したことがないことや、見たことがないものについて、「つくれ」と言われても、つくることはできません。しかし、プロジェクトでは「今まで誰もやったことがない取り組み」について、「レシピ」を考え、「材料」「調理器具」をそろえ、「調理技術」を兼ね備える必要があります。なかなか難しいですね。
しかし、救いとなるのは、「プロジェクトは1人ですべてをやる必要がない」ということです。そのために、私たちはプロジェクトの成功に必要な人材を社内外から流動的に集めます。
プロジェクトは「プロセスの連続」と言い換えることができます。プロセスとは「物事を進める順序、過程、工程」を指します。すなわち、「時間軸に沿った作業の固まり」だと考えてください。
たとえば、カレーライスを例にとりましょう。最終成果物の「カレーライス」をつくるためには、「米を炊く」「カレールーをつくる」「皿にライスとカレールーをよそう」という3つのプロセスに大まかに分けることができます。

このように成果を生み出すプロセスを分割した作業群を「作業分解図」、もしくは「WBS(Work Breakdown Structure)」と呼びます。このように成果を生み出すプロセスを分割した作業群を「作業分解図」、もしくは「WBS(Work Breakdown Structure)」と呼びます。

 

カレーライスを夜7時の夕食に出すのであれば、マイルストンを逆算して算出、設定します。夜6時半までにはカレー ルーを準備し、お米を炊いておく必要があるでしょう。仕事も逆算して進めることが大事です。カレーライスを夜7時の夕食に出すのであれば、マイルストンを逆算して算出、設定します。夜6時半までにはカレー ルーを準備し、お米を炊いておく必要があるでしょう。仕事も逆算して進めることが大事です。

 

 

「ライス」プロセスと「盛り付け」プロセスにそれぞれ予備時間が発生。クリティカルパス上のタスク(作業)が遅れると、それはプロジェクト全体のスケジュール遅延に直結します。「ライス」プロセスと「盛り付け」プロセスにそれぞれ予備時間が発生。クリティカルパス上のタスク(作業)が遅れると、それはプロジェクト全体のスケジュール遅延に直結します。



それぞれの作業は「インプット」「プロセス」「アウトプット」で整理することができます。

プロセス設計におけるインプットは前工程のアウトプットだけではありません。その作業を行ううえで相談できる社内外の人脈やネットワークなども有用なインプットです。チームの生産性を高めるためにもリープロジェクトには異なる経験やバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。リーダーの作成したプロジェクト計画や作業の進め方に同意をしていない場合もあります。その際にメンバーが感じる不安や懸念に対して、リーダーは後回しにせず、作業説明を通じて、丁寧に解消していくように努めていきましょう。
このステップを放置したまま、プロジェクトを前に進めると、各作業の成果物のイメージが合わなかったり、納期遵守に対する責任感のズレにつながりますので、要注意です。
このように、軽妙な語り口で書かれた事例が随所にありますので、ぜひご一読ください。

【目次】
はじめに
第1章 定義フェーズ
 最終目標/対象範囲/利害関係者/阻害要因
第2章 デザインフェーズ
 資源見積/体制構築/作業設計/規範設計
第3章 推進フェーズ
 変更管理/組織運営/問題解決/意思決定

【著者プロフィール】
中鉢 慎 (ちゅうばちしん)
1993年に国際基督教大学(ICU)を卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。チェンジマネジメント(変革管理)部門に所属。その後、スペイン(アンダルシア)に渡り、人生を見つめ直す。日本に帰国後、プライスウォーターハウスクーパースに入社。製造業向け業務改革、システム改革のプロジェクトリーダーとして、日本、アメリカ、中国に駐在。その後、日本アイ・ビー・エム(IBM)と経営統合し、IBMビジネスコンサルティングサービスに入社。主に、トラブルリカバリーのプロとして、多くのプロジェクトに参画し、全社のプロジェクト品質を向上させるデリバリーエクセレンスタスクフォースを兼任。コンサルタント育成のリーダーシップ研修の立ち上げおよび講師を担当。2005年にはIBMアジアパシフィック地区のリーダーシップアワードを受賞、日本IBMの経営企画部に異動。
2006年にインターネットベンチャー(動画配信プラットフォーム)のスタートアップに参画。経営戦略本部長、法人営業担当取締役を経て、2010年に代表取締役社長に就任。2011年に法人研修およびコンサルティング事業を行うディアマンテス株式会社を創業。2014年に次世代教育事業を行うテラス株式会社を共同創業。現在、2社の経営に携わりながら、国内、世界を飛び回っている。年間に150回以上の研修に登壇し、過去20年間での研修での受講者数は2万人を超える。
2018年より早稲田大学人間科学部にて、教育工学をリカレント(学び直し)中。2男1女の父親。著書に『仕事ができるようになりたければ釣りをしろ』『リーダーになりたければ海へ行け』(ともにつり人社)がある。

【書誌情報】

書名:外資系コンサルが教える難題を解決する12ステップ プロジェクトリーダーの教科書
定価:1,728円(税込)
判型:A5判変形
体裁:並製
頁数:192頁
ISBN:978-4-7612-7356-9
発行日:2018年7月17日
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