S&P グローバル・レーティング、レノボの格付けを「BBB」に格上げ、景気停滞に対するレジリエンスを評価、アウトルックは安定的
英語リリース:https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/sp-upgrades-lenovo-to-bbb/
2023年9月5日――S&P グローバル・レーティング (S&P)は、レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY) の長期発行体格付けおよび個別債務格付けを「BBB」に引き上げ(アウトルックは安定的)、同社のインテリジェント・トランスフォーメーション戦略の有効性を再評価しました。
S&P (注1)のレポートでは、レノボの格付けの引き上げは、「PC 収益の減少にもかかわらず、堅調な収益性とキャッシュフローにより、事業のレジリエンスが向上している」ことを示すものだとしています。
S&P はまた、「レノボのサービスおよびソリューション収益の拡大と優れた運転資本管理は、キャッシュフローの安定化に寄与するだろう」とも述べ、レノボについて、PC市場の緩やかな回復と非PCおよびサービス収益の着実な増加により、今後24か月間にわたり収益拡大が見込まれるとし、安定的な見通しを示しています。 S&P は、レノボがサービス収益の拡大で成功を収めていることに注目し、利益率の向上、契約一時金の支払い、経常的な事業の特性により、マクロ経済環境が低迷する中でも、レノボの全体的な収益性とキャッシュフローの改善が進んでいると評価しています。
レノボのコーポレート・トレジャラー兼バイス・プレジデントのヒュー・ウー(Hugh Wu)は、次のように述べています。「今回の格上げは、当社のトランスフォーメーション戦略と多角的な成長エンジンの有効性を再確認するものです。 当社は、イノベーションとインテリジェント・トランスフォーメーションを引き続き推進し、長期的に持続可能な成長と収益性を達成することを約束します。」
今回の格上げは、レノボが先日発表した2023/24年度第1四半期決算(注2)で、サービス主導型事業の力強い成長が報告されたことに加え、今後3年間でAIイノベーションにさらに10億米ドルを投資することを表明したことを受けたものです。
S&P に加え、レノボは現在ムーディーズ(注3)から「Baa2」(見通し安定)、フィッチ(注4)から「BBB」(見通し安定)の格付けを付与されています。
(注1)https://disclosure.spglobal.com/ratings/en/regulatory/article/-/view/type/HTML/id/3050238
(注2)https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/q1-fy-2023-24/
(注3)https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/moodys-upgrades-lenovo/
(注4)https://www.fitchratings.com/research/corporate-finance/fitch-affirms-lenovo-at-bbb-outlook-stable-27-02-2023
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レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高620億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、Fortune Global 500の217位にランクされています。世界中で7万7000人の従業員を抱え、180市場で毎日数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、世界最大のPCメーカーとしての成功を収めるだけでなく、サーバー、ストレージ、モバイル、ソリューション、サービスといった「New IT」技術(クライアント、エッジ、クラウド、ネットワーク、インテリジェンス)の発展を促進する新たな成長分野へも進出しています。世界を変革するテクノロジーを提供することで世界中のあらゆる場所のすべての人にとって、より包括的で信頼できるデジタル化社会を創出します。詳しくは、 https://www.lenovo.com/jp/ja/ でご覧いただけます。
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