【製造業のフリーランス活用】 約4割が「限定プロジェクトから」の導入を支持 フリーランス技術者活用で重視される受け入れ条件とは

製造業におけるフリーランス活用の実態と外部パートナーに期待する役割とは

BREXA Tech

株式会社BREXA Technology(所在地:東京都千代田区、代表取締役:山﨑 高之)は、製造業企業において、技術職(設計・開発・生産技術・品質・制御・組込など)の採用・配置・外部委託判断に関与する、①技術部門責任者/②開発・設計マネージャー/③人事・採用担当者/④経営層を対象に「製造業企業におけるフリーランス技術者活用の受け入れ条件とスモールスタートしやすい導入形態の実態」に関する調査を行いました。 

近年、日本の製造業において深刻化する技術人材の不足を解消する手段として、「フリーランス技術者」の活用が注目されています。 

前回実施した第1弾調査(https://technology.brexa.com/news/2026/20260427/)では、製造業企業の約8割がフリーランス技術者を活用していない一方で、活用企業では「導入の有無」よりも「受け入れ体制の構築」が重要であることが明らかになりました。 

しかし、いざ導入を進めるとなると、どのような条件や関わり方であれば現場に受け入れられやすいのか、悩みを抱える企業も多いのではないでしょうか。 

そこで今回はそこからさらに踏み込み、製造業企業がフリーランス技術者を受け入れるための現実的な条件や体制の実態を調査しました。 

「最初の一歩」として踏み出しやすい導入パターンや、社内で合意形成しやすい条件とは一体どのようなものなのでしょうか。 


調査概要:「製造業企業におけるフリーランス技術者活用の受け入れ条件とスモールスタートしやすい導入形態の実態」に関する調査 

【調査期間】2026年5月21日(木) 

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査 

【調査人数】1,007人 

【調査対象】調査回答時に製造業企業において、技術職(設計・開発・生産技術・品質・制御・組込など)の採用・配置・外部委託判断に関与する、①技術部門責任者/②開発・設計マネージャー/③人事・採用担当者/④経営層と回答したモニター 

【調査元】株式会社BREXA Technology(https://technology.brexa.com/) 

【モニター提供元】サクリサ 


 約半数の企業がフリーランス技術者の活用・検討に前向き 

はじめに、「自社のフリーランス技術者の活用状況」について尋ねたところ、下記のような回答結果となりました。 

『現在活用している(27.8%)』 

『過去に活用したことがあるが、現在は活用していない(21.5%)』 

『現在活用を検討している(21.2%)』 

『過去に活用を検討したが見送った(9.5%)』 

『活用を検討したことはない(20.0%)』 

『現在活用している』と『現在活用を検討している』を合わせると約半数となり、深刻な技術人材不足を背景に、フリーランス技術者でリソースを補おうとするニーズが一定数あることが示されました。一方で、約2割が『過去に活用したことがあるが、現在は活用していない』と回答しており、フリーランス技術者の活用自体は広がりを見せているものの、継続的な定着や活用を断念したケースもあるようです。 

では、フリーランス技術者を現場に受け入れる場合、どのような形が現実的だと考えているのでしょうか。 

フリーランス技術者を初めて活用する場合、導入形態として現実的だと感じるもの」について尋ねたところ、『限定プロジェクトでの参加(39.6%)』が最も多く、『短期間のスポット支援(32.9%)』『中長期での継続的な参画(32.9%)』『既存社員の補助的役割(26.0%)』と続きました。 

初めてフリーランス技術者を受け入れる場合、まずは期間や業務範囲を限定した小規模な形での活用が現実的と考える傾向が見受けられ、自社の環境や業務フローとの相性を確認しながら、リスクを抑えてスタートしたいという企業側の姿勢がうかがえます。 

では、フリーランス技術者を活用する場合に重視する条件は何なのでしょうか。 

「フリーランス技術者を活用する場合、重要だと感じる条件」について尋ねたところ、『求める成果・役割が明確であること(46.3%)』が最も多く、『業務範囲が明確であること(36.4%)』『社員との役割分担が整理されていること(35.5%)』と続きました。 

フリーランス技術者を活用する際には、「求める成果・役割」や「業務範囲」を明確にすることが重視されていることがわかりました。企業側は、曖昧な指示のまま業務を任せるのではなく、契約段階で期待する成果や担当範囲を整理しておきたいという意識があると考えられます。また、約4割が「社員との役割分担」を挙げており、既存メンバーとフリーランス技術者の担当領域を明確にすることで、現場での混乱を防ぎたいという考えもうかがえます。 


社内の合意を得るポイントは任せる業務や情報アクセス範囲の限定。フリーランス技術者導入において約4割が重視する責任範囲の明確化 

役割の明確化が重視されていますが、そもそも導入に踏み切るためのハードルを下げるには何が必要なのでしょうか。 

「フリーランス技術者を活用する場合、どのような要素があれば導入のハードルが下がると思うか」と尋ねたところ、『実績・スキルが事前に確認できること(45.8%)』が最も多く、『外部パートナーによる支援があること(32.1%)』『契約手続きが煩雑でないこと(31.5%)』と続きました。 

「実績・スキルの事前確認」が最も多く、製造業の技術職は高度な専門性を伴うため、自社の求める技術水準に達しているかを事前に判断できることが、導入ハードルを下げる要素になっていると考えられます。また、「外部パートナーによる支援」や「契約手続きの手軽さ」も上位に入っており、企業側の工数やマネジメント負担をいかに軽減できるかが、導入を後押しする重要な要素となっていることがうかがえます。 

では、社内で稟議を通すためにはどのような条件が有効なのでしょうか。 

「フリーランス技術者を活用する場合、どのような条件なら社内の合意を得やすいと思うか」と尋ねたところ、『限定した業務のみ任せること(39.5%)』が最も多く、『情報アクセス範囲が限定されていること(35.6%)』『求める成果が明確な契約であること(35.0%)』と続きました。 

社内の合意を得るためには、「任せる業務」や「情報アクセスの範囲」を限定することが重視されていることがわかりました。限定することで想定外のトラブルやリスクを防ぎたいという意識がうかがえます。また、契約における「成果内容の明確化」も重視されており、曖昧な依頼による成果未達やミスマッチを防ぐために、求める成果を明確にした契約を結びたいというリスク管理の姿勢が見て取れます。 

リスク管理が重視される中、企業が特に慎重に見極めようとしている要素とは何なのでしょうか。 

「フリーランス技術者を活用する場合、慎重に判断しなければならないと思う要素」について尋ねたところ、『社員とフリーランスの責任範囲を明確にできるか(41.1%)』が最も多く、『機密情報の漏洩リスクを防げるか(38.8%)』『社内メンバーと円滑にコミュニケーションがとれるか(36.5%)』と続きました。 

「責任範囲の明確化」や「情報漏洩」への懸念が上位に挙がりました。これらは業務やセキュリティのトラブルに直結するため、慎重に見極めたいと考えていることがうかがえます。また、「円滑なコミュニケーション」も多く挙げられており、フリーランス技術者が既存の組織風土やチームに適応できるかといった点も、導入時の重要な判断要素になっていると考えられます。


 約4割が「生産技術」「設計・開発・解析」での活用を希望! 

では、フリーランス技術者に任せたいと考えている工程・業務フェーズは何なのでしょうか。 

「フリーランス技術者を活用する場合、どのような工程・業務フェーズを任せたい(任せやすい)と感じるか」と尋ねたところ、『生産技術(42.7%)』が最も多く、『設計・開発・解析(42.0%)』『試験・評価・実験(26.9%)』と続きました。 

約4割が「生産技術」と「設計・開発・解析」を挙げており、専門性が高く特定の人材への依存度が高い領域であることから、即戦力となるフリーランス技術者を活用したいというニーズがうかがえます。また、約3割が「試験・評価・実験」を挙げており、この領域は比較的定型化されているため、社外への切り出しがしやすい工程として認識されている可能性があります。 

では、実際に受け入れを進めるとなると社内だけでは対応が難しいと感じる領域はあるのでしょうか。 

「フリーランス技術者を活用する場合、社内だけでは対応が難しいと感じる領域」について尋ねたところ、『人材選定・見極め(36.3%)』が最も多く、『業務整理・切り出し(36.1%)』『受け入れ体制の設計(35.6%)』と続きました。 

約4割が「人材選定・見極め」と「業務整理・切り出し」を挙げており、自社に適した人材要件の定義や、フリーランス技術者に任せる業務範囲の線引きという、実務開始前の準備段階について難しさを感じている実態がうかがえます。また、「受け入れ体制の設計」も課題として挙がっており、現場との連携ルールの整備など、フリーランス技術者を組織に受け入れて活用するための社内の運用方法の確立には困難が伴うと考えられます。 

「フリーランス技術者を活用する場合、どのような稼働条件(働き方)であれば現場に受け入れやすいと感じるか」と尋ねたところ、『週5日のフルタイム稼働(フルコミット)(39.7%)』が最も多く、『週3〜4日の中程度の稼働(32.2%)』『週1〜2日程度の部分的な稼働(20.2%)』と続きました。 

企業側はフリーランス技術者に対して、スポット的な稼働よりも、既存の社員と同じ勤務形態での稼働を求めていることが明らかとなりました。日々進捗が変化する製造業のプロジェクトにおいて、現場との連携頻度が高い業務も多く、一定以上の稼働を期待する企業が多いことがうかがえます。 

ではここで、企業は外部パートナーに対して何を期待するのか見ていきましょう。 

「フリーランス技術者を活用する場合、外部パートナーに期待する役割」について尋ねたところ、『継続フォロー・伴走支援(44.6%)』が最も多く、『受け入れ体制の設計支援(39.6%)』『契約手続きやトラブル発生時の窓口対応(31.8%)』と続きました。 

外部パートナーに期待する役割として『継続フォロー・伴走支援』が最も多く挙げられ、人材を紹介して終わりではなく、稼働後の定着までを見据えたサポートが求められているようです。また、『受け入れ体制の設計支援』と『契約手続きやトラブル発生時の窓口対応』も挙がっており、受け入れる土台の構築、法的な手続きやトラブル対応を任せ、社内の負担を軽減したいという意向がうかがえます。 


まとめ:フリーランス技術者の受け入れの現状と課題 

今回の調査で、製造業企業におけるフリーランス技術者受け入れの実態と、導入を成功させるための具体的な条件が明らかになりました。 

約半数の企業がフリーランス技術者の活用・検討に前向きな姿勢を示しており、関心が高いことがうかがえます。現実的な導入形態としては、「限定プロジェクトでの参加」や「スポット支援」といったスモールスタートが主流となっており、現場での「求める成果・役割」や「業務範囲」の明確化が重要な条件として挙げられました。さらに、「事前の実績・スキル確認」や「外部パートナーによる支援」があれば導入のハードルが下がると考えられているようです。 

社内の合意を得るための条件としては、「限定した業務のみ任せる」や「情報アクセス範囲の制限」といったリスク管理が重視され、「責任範囲」や「情報漏洩リスク」を慎重に判断しなければならないと意識していることが示されました。 

フリーランス技術者に任せたい具体的な業務フェーズは、「生産技術」や「設計・開発・解析」といった専門領域のニーズが高く、社内の連携をスムーズにするため「週5日のフルタイム稼働」が受け入れられやすいことも明らかになりました。 

しかし、「人材の見極め」「業務の切り出し」「受け入れ体制の設計」を自社のみで完結させることに多くの企業が課題を感じています。そのため、外部パートナーに対しては、単なる人材の供給ではなく「継続フォロー・伴走支援」や「受け入れ体制の設計支援」が期待されています。 

フリーランス技術者の活用に向けて、適切な人材選びや業務の切り出し、受け入れ体制の構築などを自社だけで抱え込まず、外部パートナーの力を借りて現場の負担を軽減してみてはいかがでしょうか。 


即戦力エンジニアの紹介に特化した総合人材ソリューション「エンベスト」

今回、「製造業企業におけるフリーランス技術者活用の受け入れ条件とスモールスタートしやすい導入形態の実態」に関する調査を行った株式会社BREXA Technologyが提供する「エンベスト」は、即戦力エンジニアの紹介に特化した総合人材ソリューションサービスです。 

IT分野から機械・電気・電子といった機電分野まで、幅広い技術領域に対応しており、ソフトウェア・ハードウェア双方の人材ニーズに対してワンストップでご支援いたします。 

フロントエンド、バックエンド、AI、データサイエンス、PM・PMOといったIT領域はもちろん、機械設計や回路設計、CAE解析、化学分析などの専門性の高い機電領域まで、多様なスキルを持つエンジニアが登録しています。 

また、週1日から週5日までの柔軟な稼働調整が可能で、副業・フリーランス・フルコミットなど、貴社のニーズに応じた最適な働き方でのアサインを実現します。必要なリソースを必要な分だけ確保できるため、コスト最適化にも貢献いたします。 

要件定義や基本設計といった上流工程から、実装・保守運用といった下流工程まで幅広く対応しており、個別人材のご提案にとどまらず、開発体制全体の構築支援も可能です。 

エンベストは、SES事業において20年以上の実績を持つBREXA Techグループが運営しており、これまで約5,000社以上との取引実績を有しています。大手企業からスタートアップまで、規模やフェーズに応じた最適な人材提案が可能です。 

さらに、日本全国に50拠点以上のネットワークを有しており、都心部はもちろん地方においても現地エンジニアのご提案が可能です。 

ご依頼から最短即日での人材提案にも対応しており、ヒアリングからご提案、面談、稼働開始までスピーディに進行いたします。 

専任のコンサルタントが伴走し、エンジニアの選定や活用方法、開発体制の構築まで幅広くサポートいたしますので、副業人材やフリーランスの活用に不安をお持ちの企業様でも安心してご利用いただけます。 

売上や開発効率の向上に直結する人材確保から、柔軟な開発体制の構築まで、幅広くご支援いたします。エンジニア不足や開発リソースにお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

エンベストについて:https://enbest.jp/client/ 

今回の調査レポートのダウンロードはこちらから:https://enbest.jp/client/download/research-release02/ 


■BREXAグループについて〈https://www.brexa.com

BREXAグループは、1997年の創業以来、製造やIT関連を中心とする人材サービス企業として成長を続け、2025年時点で国内外203社、約11万7千名の従業員が所属する人材成長プラットフォーム企業です。若年層・未経験者・外国人の育成や、中堅層のリスキリングを国内外20ヶ所の研修施設・500以上の豊富な研修内容で実現しています。2025年に株式会社アウトソーシングから現ブランド「BREXA」へグループ社名を変更。就職やキャリア形成における境界をなくし、働く人々の新たな可能性を拡大するグローバル企業として事業拡大を進めてまいります。売上約8,000億円、人材サービス業界において売上高:国内3位・世界9位。


株式会社BREXA Technology

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【問い合わせ先】
株式会社BREXA Technology 広報担当
Email :pr@brexa.com

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会社概要

株式会社BREXA Technology

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URL
https://technology.brexa.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館16F、17F
電話番号
03-3286-4777
代表者名
山﨑 高之
上場
未上場
資本金
4億8365万円
設立
2004年12月