ユナイテッド、ブロックチェーン技術を活用してテレビ番組視聴者にデジタルコンテンツをリアルタイムに配布するスマホアプリ「Card Hunter」を開発

～番組出演者オリジナルの数量限定のデジタルコンテンツをテレビ番組の放送中にリアルタイムで配布する試験放送をテレビ神奈川と実施～

ユナイテッド株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役会長CEO：早川 与規、証券コード：2497）は、株式会社博報堂（東京都港区、代表取締役社長：水島正幸）が発足させた「HAKUHODO Blockchain Initiative」（博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ）および原本株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長：王　楊天）と共に、ブロックチェーン技術を活用して、トークンとして実装された数量限定のデジタルコンテンツを、リアルタイムでテレビ番組を視聴している生活者に対して一斉配布できるスマホアプリ「Card Hunter（カード・ハンター）」を共同開発いたしました。

また「Card Hunter」を用いた技術検証を、株式会社博報堂ＤＹメディアパートナーズ（東京都港区、代表取締役社長：矢嶋弘毅）、株式会社テレビ神奈川（神奈川県横浜市中区、代表取締役社長：中村行宏）、エヴィクサー株式会社（東京都中央区、代表取締役社長：瀧川淳）と共同で12月に実施します。

新たなテクノロジーが登場し発展する中、生活者のメディア環境や視聴行動も変化してきています。一方メディアにおいても、テクノロジーの進歩により、生活者が主体的に参加し楽しめる、双方向の新しい番組作りが可能になっています。

「Card Hunter」は、デジタルコンテンツを安全に管理できるブロックチェーン技術を活用した、生活者参加型のテレビ番組を実現するスマホアプリです。アプリにはエヴィクサー株式会社の音声認識技術が組み込まれ、番組中にデジタルコンテンツの情報を埋め込んだ音響透かし（※１）を放送すると、アプリがそれを検出。テレビ番組を視聴している生活者が、アプリ上でデジタルコンテンツを受け取ることができます。

12月に実施する予定の技術検証では、テレビ神奈川の音楽情報バラエティ「関内デビル（毎週月曜～金曜 23時30分～放送）」の番組内で、出演者の12種類のオリジナルトレーディングカード（出演者6名ｘ2種類）の情報を埋め込んだ音響透かしを12回にわたって放送。視聴者は「Card Hunter」を通じ1回の放送で１種類のトレーディングカードを獲得でき、最終的に全12種類を集めると、番組からオリジナルのプレゼントを受け取ることができます。

■テレビ神奈川の番組「関内デビル」での技術検証と「Card Hunter」の画面イメージ

＊各トレーディングカードの出る確率は、放送回ごとに異なります
＊獲得したトレーディングカードを、他の人と交換することも可能です

「Card Hunter」により、生活者はテレビの視聴を通じて、情報だけでなくデジタルコンテンツといった価値も受け取ることができるようになります。HAKUHODO Blockchain Initiativeはブロックチェーン技術を活用し、テレビのこれまでの「多くの生活者に情報を一斉に届ける媒体」から、「多くの生活者に価値を一斉に届ける媒体」への進化に寄与することを目指します。

生活者が主役となる「生活者主導社会」において、HAKUHODO Blockchain Initiativeは、多様な知見や技術を有する社外パートナーと共に、メディアと生活者の間に新たな双方向の関係を築く支援をしてまいります。

※１「音響透かし」
音声信号に電子暗号化した文字や画像などの情報を埋め込む技術

■「Card Hunter（カードハンター）」アプリダウンロードページ

＜AppStoreからのダウンロード＞
https://apps.apple.com/jp/app/id1478722761?mt=8
＜GooglePlayからのダウンロード＞
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.united.cardhunter


■ユナイテッド概要
ユナイテッド株式会社
本社：東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル
設立：1998年2月
代表者：代表取締役会長CEO 早川 与規（はやかわ とものり）
資本金：2,923百万円（2019年3月末現在）
U R L：http://united.jp