当社提案・ベトナム国における既存石炭火力へのバイオマス高効率混焼実証研究(実証要件適合性等調査)の採択について
イーレックス株式会社(本社:東京都中央区、以下、「当社」)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」)が公募する「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業(実証要件適合性等調査)」※1第2回公募に応募し、2023年10月20日付にて、NEDOホームページで、当社提案の「脱炭素を実現するための既設石炭火力発電所へのバイオマス燃料高比率混焼に係る実証研究(ベトナム国クアンナム省)」が採択されたことが公表されましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
本実証研究は、当社が培ってきた知見をもとにベトナム国における石炭焚き循環流動層(CFB)ボイラを対象として、設備投資を抑制した上でバイオマス燃料高比率混焼(混焼率50%以上)の安定稼働を実証することを目的にしております。今回は、その最初のステージとして、実証研究実施のための要件適合性等調査を行うものです。
当社は、ベトナムの早期脱炭素化および安定供給においては石炭火力の脱炭素化が重要であると考えております。バイオマスの高比率混焼により設備投資を抑制しつつ大幅なCO2 削減を実現し、経済的かつ現実的な施策としてベトナムの石炭火力トランジションをはじめとする東南アジア各国の電力の安定供給確保と脱炭素推進の両立に貢献するため、本調査を実施してまいります。
(※1)S+3E(安全性、環境適合+脱炭素化、経済性、安定供給)の実現に資する日本の先進的技術の海外実証を通じて、実証技術の普及に結び付けることを目的とした実証事業。
NEDO国際実証事業紹介:https://www.nedo.go.jp/koubo/AT093_100216.html
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