【写真を愛するすべての人へ】自分だけの写真が撮れるようになる本『カメラは、撮る人を写しているんだ。』 1月31日発売
■誰の真似でもない、新しい写真の世界へ
スマートフォンの普及により、誰もが気軽に写真を撮る時代。撮った写真をその場で見ることは当たり前、SNSで写真をシェアしたり、多くの人がさまざまな形で「写真」を楽しんでいます。写真を撮ること・発信することが日常となったいま、こんな悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。
「SNSでの反応がほしいだけの、“映える”写真をねらうことに飽きてきた」
「マニュアル通りに撮ると、どこかで見たことのあるような個性のない写真になってしまう」
「写真は好きだけれど、自分が本当に撮りたいものがまだわからない」
自分らしい写真が撮れないつまらなさや、ルールにとらわれてしまう不自由さに一石を投じ、新たな視点を与えてくれるのが本書です。
本書は、カメラの使い方や撮影のテクニックを紹介する本ではありません。技術を学ぶ前に、本当に自分が撮りたいものを見つけ、そして自分だけの写真を撮れるまでの道筋を、写真初心者とカメラマンの2人の対話を通じて解説した1冊です。初心者からプロフェッショナルまで、写真を撮るすべての人が、自分だけの「写真で表現したい感情」に気づくきっかけをあたえてくれます。
写真は本来自由であるものです。「こうしなければいけない」という固定観念を取り払い「好きなものを好きなように撮る」という写真の本質に沿い、自分だけの「記憶の化石」が撮れるように…そんな著者の思いが詰まった1冊です。
■「きみは初めてカメラを買うのかね」「はい、そうですけど」―写真初心者の青年に、カメラマンが講義を行う対話篇
インスタグラムに投稿した写真がバズったことがきっかけで、写真に興味を持った25歳のカズト。
カズトがカメラを買いに行った先で出会った、カメラマンのロバート。
本書は、この2人の対話篇で構成されています。何を撮るか、どう撮るか、「いい写真」とは何か、撮ってはいけないものとは何か……さまざまな角度から展開される写真談義を通じて、読者を考える旅へといざないます。
ロバート「たとえば、カズトが彼女とふたりで熱海かどこかの旅館に行ったら花火大会があって、部屋から見る花火が残念なことに米粒みたいだったとする」
カズト「全然カッコいい話じゃなくなった」
ロバート「そこで写っているべき写真とは何か。花火を超望遠ズームで大きく写したとしても、『あのとき部屋から見た花火は米粒みたいだったよね』というふたりの記憶を捨ててしまうことにはならないか」
カズト「そうか、僕がその場で目撃しなければ存在しなかった風景ってことですね」(中略)
ロバート「他でもない自分の『愛した記憶の化石』を作るんだ。誰かと一緒にその日に見た、米粒花火こそがカズトの記憶だろう」
(p.34,35「最初にどんなカメラを買えばいいのか」より抜粋)
■著者プロフィール:ワタナベ アニ
1964年横浜生まれ。写真家・アートディレクター。広告プロダクション、株式会社ライトパブリシティ勤務を経て、1999年に独立。2006年より写真家としての活動を本格的にスタート。雑誌・広告・ファッションカタログ、国内外での写真展などを中心に活動。著書に『ロバート・ツルッパゲとの対話』(センジュ出版)がある。
■『カメラは、撮る人を写しているんだ。』
著者:ワタナベアニ
定価:1,980円(税込)
発売日:2024年1月31日
発行:ダイヤモンド社
判型:A5並製・272頁
https://www.amazon.co.jp/dp/4478119449/
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