大阪ガスより姫路天然ガス発電所向け燃料供給設備一式工事を受注
~長期脱炭素電源オークションで落札したゼロエミッション化を目指す新設電源への貢献~
2025年10月2日
JFEエンジニアリング株式会社
JFEエンジニアリング株式会社(社長:福田 一美、本社:東京都千代田区)は、大阪ガス株式会社(社長:藤原 正隆、本社:大阪府大阪市、以下、「大阪ガス」)はじめ4社[※1]が新たに建設する姫路天然ガス発電所3号機(以下、「3号機」)向け燃料供給設備一式工事(以下、「本工事」)を受注しました。
本工事は、4社の出資する発電事業会社である姫路天然ガス発電3号合同会社が、大阪ガス姫路製造所近傍に建設予定の3号機(発電出力:62.26万kW)に向けて、燃料となるガスを供給するための設備一式を、大阪ガスが姫路製造所構内に新たに設置するものです。3号機は、2024年4月に長期脱炭素電源オークション[※2]で落札したことにより建設されるもので、2030年度中の運転開始が予定されています。
当社は、現在大阪ガスの姫路天然ガス発電所1、2号機向け燃料供給設備一式(1号機:2026年1月、2号機:2026年5月運開予定)を建設中で、本件はこれらの工事に続いての連続受注となります。これまで培ってきたLNG関連設備および先行して建設中の1、2号機向け工事での実績やノウハウが評価され、今回の受注につながりました。
今後も当社はLNG関連設備のエンジニアリングで培った知見と技術を活かし,カーボンニュートラル社会の早期実現に向けたエネルギートランジションの進展に貢献してまいります。
*1 大阪ガス株式会社,株式会社日本政策投資銀行、SMFLみらいパートナーズ株式会社、みずほリース株式会社の4社
*2 経済産業省が所管する制度で、発電所(電源)の新たな建設を促しながら、化石燃料を用いた電源から、水素やアンモニア、再生可能エネルギーなどのカーボンニュートラル実現のための電源に切り替えていき、2050年までにカーボンニュートラルや電力の安定供給の実現を目指す制度。 (Webページはこちら )
■姫路天然ガス発電所位置図

■建設予定地

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JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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