EV充放電器に待望の三相10kW級モデルが登場!次世代施設の停電対策やエネマネにV2Xシステム導入拡大へ、新技術の並列自立運転「EXSA」で容量ネックも突破。新電元工業から2026年7月に販売開始。
EV充電インフラ製品を製造する新電元工業から、電気自動車用V2X充放電器が7月に発売。家庭向け単相式V2Hが主流だったEV充放電市場に、事業施設向けの三相式モデルが加わることで、電気がもっと便利に!

新電元工業株式会社(以下、当社)は、電気自動車(EV)を活用した三相系統対応のV2X充放電器を2026年夏に販売開始します。集合住宅の停電対策や事業所のエネルギーマネジメント用途に、信頼性と運用性を両立した次世代エネルギーソリューションを提供します。
本製品は、三相3線式電源に対応することで、集合住宅や商業施設、工場などの大規模需要にも適応可能です。停電時にはEVを非常用電源として活用し、共用部や重要設備への電力供給を実現するとともに、平常時にはEVと建物との間で双方向に電力を制御することで、ピークカットや自家消費最適化といったエネルギーマネジメントへの活用が可能です。
また、当社が長年培ってきた電源技術・保護技術を活かし、系統連系時の安全性や電力品質にも配慮した設計としています。BCP(事業継続計画)対策をはじめ、再生可能エネルギーの有効活用やカーボンニュートラル対応を検討されるお客様にとって、導入しやすく拡張性の高いソリューションとなります。
当社は本製品を通じて、EVを「移動手段」から「分散型電源」へと進化させ、社会インフラのレジリエンス向上と持続可能なエネルギー社会の実現に貢献してまいります。
主な特長

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三相出力で空調や動力もバックアップ
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業界初!※10kW++の並列自立運転「EXSA」搭載
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「充電ボタン」を押すだけで日常EV充電
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家電と三相設備を同時に使える強化インバータ
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薄型26cmで省スペース設置
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受電デマンド抑制の手段に!自動制御モード
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日本国内設計&製造・高効率95%の本格品質
事業施設で使いやすい三相方式

中規模以上の施設では、動力機器をはじめとする三相設備が多く使われています。
■大規模な配線工事が不要
系統連系機能がありますので、専用直流線を駐車区画まで引き込む必要がなく、設置自由度に優れます。
■施設の電気設備を駆動できる
三相対応のV2X充放電器は、貨物エレベーターやポンプ、電化厨房など、建物機能として活躍する設備との親和性が高いことが特長です
並列自立運転『EXSA』搭載

従来の自立型電源では困難だった、複数台の自立出力端子を束ねて電力合算できる機能を実現しました。10kW超の大容量設備にも給電できます。
■車両交代でも無停電
EVの電池残量が低下しても、並列自立なら無停電で車両交代できます。断続停電の回避で利用者の心理負担を和らげます。
■太陽光発電と連携したスムーズな充放電
余剰電力を車両に充電し、日照不足時には自動で放電します。
11kWの高速基礎充電器(約3.6倍速)

高速基礎充電器は、従来の普通充電(〜6kW)と急速充電(15kW〜)の間に位置する、新しい日常充電インフラです。本製品は3kW普通充電の約3.6倍となる11kWの高速度で充電でき、短時間の滞在でも実用的な走行距離を回復可能。大規模な電源工事を必要とせず、事業所・オフィス・集合住宅など、高稼働の施設に適した“日常使いの基礎充電”として利用できます。
家電と三相設備を同時に使える強化インバータ
停電時に活用できる自立出力は、三相機器と単相機器を両方同時に接続できる「強化インバータ」を搭載しています。インバータ機器のように不規則な電流特性をもつ機器に対しても、電源メーカー品質の制御技術により安定的な出力が可能です※。
(※不平衡電流や高調波電流への耐性を高めた制御技術です。すべての機器の安定動作を保証するものではありません。)

エネマネに適した電力制御機能
系統電力センサーとの組合せで、契約電力を超えない充電電力制限やピークカット放電制御、太陽光発電の余剰充電が可能です。
EMSからの通信で、運転状態の監視や充電・放電の指示、電力の調整も可能です。

主な仕様
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型式:EVS010T200B
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車両接続規格:CHAdeMO認証取得予定(V2H DC版 第2.1.1版)
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系統入出力定格:三相3線式 202V 充電 12kW/放電 9.4kW
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自立時出力定格:三相3線式 202V 放電 9.4kW/11kVA以下
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直流入出力定格(車両側):充電 11kW/放電 9.9kW
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電力変換効率:95%以上(定格入出力時)
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設置環境:屋内・屋外、周囲温度 −20~50℃
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外形寸法:W670 × H1,000 × D260mm(ケーブル、突起部は除く)
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質量:80kg以下
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環境仕様:自然空冷/IP55
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外部通信:RS-485/Modbus RTU(状態監視/運転指示/電力調整)
生産情報
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販売開始:2026年7月
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生産場所:新電元スリーイー株式会社(埼玉県飯能市)
お問い合わせ
新電元工業株式会社
ソリューション営業推進部
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