ST、インドにおいてDTHのリーダーであるDish TVのデジタルSTBを実現
Dish TVは、SD/HDデジタル放送に対応する次世代STB向けにST製品を採用
セット・トップ・ボックス(STB)用ICの世界的サプライヤであるSTマイクロ
エレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)と、インド最大のDTH(Direct-To-Home)
企業であるDish TVは、Dish TVの最新デジタルSTBに、STの高集積システム・オン・
チップ(SoC)であるSTB用デコーダICを採用することを発表しました。
Dish TVは、標準画質(SD)と高画質(HD)のSTBを取り揃えることで、これまでに
ない新たなサービスを幅広い顧客層に対して提供できるようになります。STの
デコーダICをベースとした設計を行うことにより、どのような場合でもコスト
効率の良いソリューションが可能になり、高付加価値機能に対応した性能と高い
信頼性を実現します。近年、Dish TVは、さらなる顧客体験の向上を目指し、
ST製品を搭載したSTBを介して格段に豊かな映像・音声を体験を提供するHD
サービス「Dish Tru HD」を導入しました。
Dish TVの代表取締役であるJawahar Goelは、次の様にコメントしています。
「当社は、我々のブランドである『Ghar Aayi Zindagi(Life Comes Home)』の下、
最高技術の製品を提供すると同時に、高品質なサービスとサポートでバックアップ
することにより、絶えず最適な顧客体験を実現するために取組んでいます。当社の
新しいデジタルSTBは、理想的なプラットフォームを提供するSTの高性能で柔軟な
SoCにより、今までにない付加価値サービスを顧客に提供することができます。
ビジョンをシェアし、計画の実行に必要な世界クラスの経験と技能を持った戦略的
パートナーと協調するこの先駆的モデルは、インドにおける顧客満足度の向上
および当社のリーダーシップの維持に貢献しました。」
STの上級副社長 兼 グレーター・チャイナ・南アジア地区社長であるFrancois
Guibertは、次の様にコメントしています。「Dish TVは、インドのDTH TV市場に
おいて卓越した基盤を有しており、これまでにない最先端技術を顧客に提案する
リーダー的存在です。今回の受注はSTにとって重要で、カスタマイズ・ソリュー
ションを提案する当社の能力を証明すると同時に、ヨーロッパ以外では当社最大と
なるグレーター・ノイダの研究開発センターを通して、戦略的かつ急成長の市場を
サポートしている当社の取組みを強調するものです。」
現在、STのSD / HDTV向け高集積SoCを特徴とするこの新しいデジタルSTBは、
インド全国のDish TV加入者向けに量産中です。これにより、Dish TVの750万名の
加入者層を大幅に増加させるという目的をサポートし、主導的地位をさらに強化
すると共に、同国内での普及をさらに加速させています。
STB用デコーダIC(STi5189 / STi7111)について
Dish TVのSD機器に搭載されたSTi5189デコーダは、基本的なZapperボックスだけで
なく、双方向STB、DVR対応およびハイブリッドSTB等にも適しています。これは、
DVB-S衛星放送や業界基準のミドルウェアおよびブラウザをサポートしており、
ドルビー・デジタル5.1および MP3のコーディング(復号化)に対応した音声
サブシステムを内蔵し、主要な限定受信方式セキュリティ規格にも対応しています。
さらに、外部Flashメモリへのインタフェースにより、PVRタイプの録画機能に
ハードディスク・ドライブが不要です。
Dish TVの新製品であるHD STBの中心となるSTi7111は、H.264、VC1、MPEG2など
その他多数のビデオ規格に対応しており、システム性能を維持しながら消費電力は
最小限となるよう設計されています。高画質ビデオは、最大1080pの解像度で
埋めこまれたHDMI 1.3インタフェースを通して出力されます。一方、内蔵イーサー
ネット・ポートにより家庭内ネットワークの統合が可能となります。さらにPCI
インタフェースも装備しています。両製品ともSTi6110AチューナICを特徴とする
キットで納入され、共通の開発ツールや、完全に文書化およびサポートされた
プログラミング・インタフェースSTAPIといったSTの豊富な開発環境を利用する
ことができます。STAPIにより、ソフトウェアの移植、さらにはコードの再利用や
業界規格への準拠が容易になります。
また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/t3051h.html
Dish TV Indiaについて
Dish TVはインド最大のDTH(Direct-To-Home)企業で、メディア関連で最大の複合
企業であるZee Groupに属しています。Dish TVは 、プラットフォームに21の音声
チャネルを含む250チャネル&サービスを有し、現在も増加中の加入者は700万人
以上におよびます。Dish TVの配信ネットワークは広大で、約900の販売代理店と
48,000のディーラーが国内の約6600の市町村に広がっています。いつでも加入者を
サポートするために、Dish TVには11の異なる言語に対応できる24時間年中無休の
コールセンターがあり、1600席で対応しています。
Dish TVに関するさらに詳しい情報は、 http://www.DishTV.in をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
エレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)と、インド最大のDTH(Direct-To-Home)
企業であるDish TVは、Dish TVの最新デジタルSTBに、STの高集積システム・オン・
チップ(SoC)であるSTB用デコーダICを採用することを発表しました。
Dish TVは、標準画質(SD)と高画質(HD)のSTBを取り揃えることで、これまでに
ない新たなサービスを幅広い顧客層に対して提供できるようになります。STの
デコーダICをベースとした設計を行うことにより、どのような場合でもコスト
効率の良いソリューションが可能になり、高付加価値機能に対応した性能と高い
信頼性を実現します。近年、Dish TVは、さらなる顧客体験の向上を目指し、
ST製品を搭載したSTBを介して格段に豊かな映像・音声を体験を提供するHD
サービス「Dish Tru HD」を導入しました。
Dish TVの代表取締役であるJawahar Goelは、次の様にコメントしています。
「当社は、我々のブランドである『Ghar Aayi Zindagi(Life Comes Home)』の下、
最高技術の製品を提供すると同時に、高品質なサービスとサポートでバックアップ
することにより、絶えず最適な顧客体験を実現するために取組んでいます。当社の
新しいデジタルSTBは、理想的なプラットフォームを提供するSTの高性能で柔軟な
SoCにより、今までにない付加価値サービスを顧客に提供することができます。
ビジョンをシェアし、計画の実行に必要な世界クラスの経験と技能を持った戦略的
パートナーと協調するこの先駆的モデルは、インドにおける顧客満足度の向上
および当社のリーダーシップの維持に貢献しました。」
STの上級副社長 兼 グレーター・チャイナ・南アジア地区社長であるFrancois
Guibertは、次の様にコメントしています。「Dish TVは、インドのDTH TV市場に
おいて卓越した基盤を有しており、これまでにない最先端技術を顧客に提案する
リーダー的存在です。今回の受注はSTにとって重要で、カスタマイズ・ソリュー
ションを提案する当社の能力を証明すると同時に、ヨーロッパ以外では当社最大と
なるグレーター・ノイダの研究開発センターを通して、戦略的かつ急成長の市場を
サポートしている当社の取組みを強調するものです。」
現在、STのSD / HDTV向け高集積SoCを特徴とするこの新しいデジタルSTBは、
インド全国のDish TV加入者向けに量産中です。これにより、Dish TVの750万名の
加入者層を大幅に増加させるという目的をサポートし、主導的地位をさらに強化
すると共に、同国内での普及をさらに加速させています。
STB用デコーダIC(STi5189 / STi7111)について
Dish TVのSD機器に搭載されたSTi5189デコーダは、基本的なZapperボックスだけで
なく、双方向STB、DVR対応およびハイブリッドSTB等にも適しています。これは、
DVB-S衛星放送や業界基準のミドルウェアおよびブラウザをサポートしており、
ドルビー・デジタル5.1および MP3のコーディング(復号化)に対応した音声
サブシステムを内蔵し、主要な限定受信方式セキュリティ規格にも対応しています。
さらに、外部Flashメモリへのインタフェースにより、PVRタイプの録画機能に
ハードディスク・ドライブが不要です。
Dish TVの新製品であるHD STBの中心となるSTi7111は、H.264、VC1、MPEG2など
その他多数のビデオ規格に対応しており、システム性能を維持しながら消費電力は
最小限となるよう設計されています。高画質ビデオは、最大1080pの解像度で
埋めこまれたHDMI 1.3インタフェースを通して出力されます。一方、内蔵イーサー
ネット・ポートにより家庭内ネットワークの統合が可能となります。さらにPCI
インタフェースも装備しています。両製品ともSTi6110AチューナICを特徴とする
キットで納入され、共通の開発ツールや、完全に文書化およびサポートされた
プログラミング・インタフェースSTAPIといったSTの豊富な開発環境を利用する
ことができます。STAPIにより、ソフトウェアの移植、さらにはコードの再利用や
業界規格への準拠が容易になります。
また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/t3051h.html
Dish TV Indiaについて
Dish TVはインド最大のDTH(Direct-To-Home)企業で、メディア関連で最大の複合
企業であるZee Groupに属しています。Dish TVは 、プラットフォームに21の音声
チャネルを含む250チャネル&サービスを有し、現在も増加中の加入者は700万人
以上におよびます。Dish TVの配信ネットワークは広大で、約900の販売代理店と
48,000のディーラーが国内の約6600の市町村に広がっています。いつでも加入者を
サポートするために、Dish TVには11の異なる言語に対応できる24時間年中無休の
コールセンターがあり、1600席で対応しています。
Dish TVに関するさらに詳しい情報は、 http://www.DishTV.in をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
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