“親よりランクの高い学校に行きたい”小中高生の割合は? 中学生の7割以上が教育の2020年問題に不安感 小中高生が勉強を教えてほしい芸能人は3年連続で「櫻井翔」さん

~「小中高生の勉強に関する意識調査2017」~

すららネット

クラウド型学習システム「すらら」を展開する株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川孝彦)では、「小中高生の勉強に関する意識調査2017」を小学生から高校生までの男女に実施しました。

【トピックス】
1)教育の2020年問題に不安を感じる中学生は7割以上
2)アクティブ・ラーニング好き7割以上、将来必要なスキルが身につけられると思う8割以上
3)小中高生の8割が「自分は頑張れば勉強ができる」、男女別では女子がより高い傾向
4)小中高生の半数以上が「親よりランクの高い学校に行きたい
5)小中高生が勉強しやすいのは「紙教材」より「デジタル教材」
6)小中高生が勉強を教えてほしい芸能人、3年連続「櫻井翔」さんがトップ

<調査概要>
【2017年】
1) 調査名    :小中高生の勉強に関する意識調査2017
2) 調査方法  :クラウド型学習システム「すらら」のログイン画面にて回答を得た
3) 調査対象  :小学1 年生から高校3 年生までの男女
4) 調査期間  :2016年11月25日~2016年12月16日
5) 有効回答数:720名<男子:58.2%・女子:41.8%、小学生:13.3%・中学生:76.1%・高校生:10.6%>

注:パーセンテージの計算は少数第2位を四捨五入し、少数第1位まで記載しているため、合計が100%にならない場合があります

 1)教育の2020年問題に不安を感じる中学生は7割以上
小中高生に対して、2020年度より大学入試センター試験が新テストに変更予定であるなか、入試内容の変更に不安を感じるか聞いたところ、「感じる」計が69.7%(「感じる」(45.7%)、「どちらかと言えば感じる」(24.0%))と、約7割にのぼっており、不安に感じている割合が高いことがわかりました。学校種別に不安を「感じる」計の割合を見てみると、中学生が72.7%で最も高く、次いで高校生が65.8%、小学生が56.2%の順となりました。
2020年度から行われる予定の新テストの対象が現中学2年生以降であることからか、中学生が最も不安に感じている割合が高くなっています。また、高校生は大学受験への意識が高まっているなか、新テストの対象ではないものの、既に入試の内容を変更している大学も出てきており、不安に感じている割合が高くなったのではないかと考えられます。小学生は新テストの対象であるものの、まだまだ大学受験に対し当事者意識は薄いようで、最も割合は低くなっています。ただし、それでも半数以上が不安に感じていることがわかりました。

※教育の2020年問題:2020年度から大学入試センター試験に代わる新テストが開始される予定。国語や数学で記述式問題が導入されることなどが現在、話し合われている状況。

■結果:「大学入試が2020年度から変わろうとしています。今と入試内容が変わることに不安を感じますか?」の回答(単一回答)

2)アクティブ・ラーニング好き7割以上、将来必要なスキルが身につけられると思う8割以上
小中高生に対して、「アクティブ・ラーニング」のように、積極的に仲間と話し合ったりしながら学ぶことは好きか聞いたところ、「好き」計が75.3%(「好き」(46.5%)、「どちらかと言えば好き」(28.8%))と、新学習指導要領に盛り込まれる方向のアクティブ・ラーニングに好意的な様子が見られます。学校種別に見てみると、「好き」計において、小学生は85.4%、中学生では74.7%、高校生では67.1%で、より早くからアクティブ・ラーニングに慣れ親しんでいる小学生のほうが、この新しい学習方法を受け入れ、好んでいるようです。また、この学習の仕方は将来的に必要となるスキルを身につけることができると思うかの回答として、「思う」計が86.7%と、好きなだけではなく有用性も感じている様子が見て取れます。

■結果:「積極的に仲間と話し合ったりしながら学ぶことは好きですか?」の回答 (単一回答)

■結果:「上記の学習の仕方は、大人になって働くときに役立つ能力を身につけることができると思いますか?」の回答(単一回答)

 

3)小中高生の8割が「自分は頑張れば勉強ができる」、男女別では女子がより高い傾向
小中高生に対して、自分は頑張れば勉強ができるようになると思うか聞いたところ、「思う」計が79.5%(「思う」(46.7%)、「どちらかと言えば思う」(32.8%))と、ほぼ8割に達しており、頑張れば勉強ができると自負している傾向が見られました。学校種別で「思う」計の割合を比較すると、小学生は87.5%、中学生は78.5%、高校生は76.4%と、下の学年のほうが「自分は頑張れば勉強ができる」と思っている傾向が強く、潜在的な学力を含め、学力における自己肯定感は強い傾向が見られます。また、性別でみると、男子は78.1%、女子は81.4%で、男子より女子のほうが自分の学力、もしくはその伸びしろに自信を持っているようです。

■結果:「自分は頑張れば勉強ができるようになると思いますか?」の回答(単一回答)

 

4)小中高生の半数以上が「親よりランクの高い学校に行きたい」
小中高生に対し、親よりランクの高い学校に行きたいと思うかとの問では、「思う」計が54.7%(「思う」(39.4%)、「どちらかと言えば思う」(15.3%))と、小中高生の半数以上は親より高い学歴を望んでいる傾向が見られます。しかし、学校種別に見てみると、「思う」計が小学生は69.8%、中学生は53.7%、高校生は43.4%で、年齢が上がるほど割合は減っており、高校生では約4割となっています。これは親と比較するのではなく、自分の夢を叶えるための学校選びをしようという気持ちが強いのかもしれません。また、性別でみると、「思う」計は、男子は58.0%、女子は50.2%で、男子のほうが親を意識する傾向にあるようです。

■結果:「親よりランクの高い学校に行きたいと思いますか?」の回答(単一回答)

 

5)小中高生が勉強しやすいのは「紙教材」より「デジタル教材」

小中高生に対し、「紙教材」と「デジタル教材」では、どちらが勉強しやすいと思うか質問したところ、「デジタル教材」が58.6%という結果となりました。2015年発表時点では「デジタル教材」(48.6%)、「紙教材」(49.3%)で「紙教材」のほうが若干好まれていましたが、2016年発表時点では「デジタル教材」(59.6%)、「紙教材」(40.4%)と、「デジタル教材」を好む層が拡大し、2017年もほぼ横ばいでデジタル教材が紙教材を上回る結果となりました。

■結果:「あなた自身が勉強しやすいと思うのはどちらですか?」の回答(単一回答)
【2017年】

 

【2016年】

 

【2015年】


<2016年・2015年調査概要>

1) 調査名 : 小中高生の「勉強」に関する意識調査
2) 調査方法 : クラウド型学習システム「すらら」のログイン画面にて回答を得た
3) 調査対象 : 小学1 年生から高校3 年生までの男女
4) 調査期間 : 【2016年】2015 年12 月12 日~2016 年1 月7 日
       【2015年】2014 年12 月19 日~2015 年1 月20 日
5) 有効回答数: 【2016年】759 名<男子:56.9%・女子:43.1%、小学生:14.8%・中学生:71.9%・高校生:13.3%>
        【2015年】659 名<男子:57.8%・女子:42.2%、小学生:9.1%・中学生:71.3%・高校生:19.6%>

6)小中高生が勉強を教えてほしい芸能人、3年連続「櫻井翔」さんがトップ
小中高生に勉強を教えてほしい芸能人を聞いたところ、トップ3は「櫻井翔」さん、「カズレーザー」さん、「中田敦彦」さん、という結果になりました。トップの櫻井翔さんは2015年、2016年発表の同調査に続いて、今回3度目の1位獲得となりました。櫻井さんはアイドルでありながら報道キャスターも務めていらっしゃり、面白さと知的さが兼ね備わっていることから、小中高生の支持を得ているのではと考えられます。加えて、カズレーザーさんは個性的な芸風、中田敦彦さんは音楽グループとしても話題になりましたが、それに加え高学歴といったように、トップ3の皆さんはギャップを持っていることが選ばれた要因ではないかと思われます。
 
■結果:「勉強を教えてほしい芸能人は誰ですか?」の回答  (単一回答)

 

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上場
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資本金
2億8965万円
設立
2008年08月