マンパワーグループ雇用予測調査:2019年第3四半期(7-9月期)結果発表

日本の雇用意欲は、堅実な値を維持

マンパワーグループ

総合人材サービスのマンパワーグループ株式会社(本社・神奈川県横浜市、代表取締役社長:池田 匡弥、以下マンパワーグループ)は、2019年第3四半期(7-9月期)における企業の雇用計画を尋ねた「マンパワーグループ雇用予測調査」の結果を6月11日付で発表します。調査結果は「2019年7-9月において、貴社または貴機関の雇用計画(契約社員、派遣社員等を含む)は今期(2019年4-6月)と比べてどのような変化がありますか?」という質問に基づいています。尚、本調査はマンパワーグループが四半期ごとに世界44ヵ国・地域で行っている世界で最も広範囲にわたる事前調査です。
今回行った調査では、東京・大阪・名古屋の企業1,084社から回答を得ました。その結果、季節調整後の純雇用予測は25%、前四半期では1ポイント減少、前年同期比では2ポイント減少しています。また、マンパワーグループ雇用予測調査は、地域別(東京、大阪、名古屋)で調査を行うと共に、業種別(7業種*)での調査も行っています。地域別の純雇用予測は、名古屋で好調な雇用意欲が見込まれ、+31%となりました。東京は+24%、大阪は+22%で、ともに健全な雇用の増加が期待されます。
(図 1-1、1-2、2-1 参照)
 業種別で見ると、7業種全てにおいて来四半期に向け増員を予定していることがわかります。前四半期同様「鉱工業・建設」「運輸・公益」「サービス」が強い雇用意欲を示しました。

*純雇用予測:調査結果のうち「増員する」と回答した企業数の割合(%)から「減員する」と回答した企業数の割合(%)を引いた値。
*季節調整値: 月々の変動の癖(季節的要因)を除去したことを推計した値で、調査開始から3年以上経っている国で適用しています。日本では2006年第四半期から適用しており、全て季節調整値をもとにした分析値を指標にしています。
*7業種:「金融・保険・不動産」「製造」「鉱工業・建設」「公共・教育」「サービス」「運輸・公益」「卸・小売」

【調査結果】2019年第3四半期(2019年7-9月期)
【純雇用予測は25%。前四半期では1ポイント減少、前年同期比では2ポイント減少】
2019年第3四半期の純雇用予測(季節調整後)は、前四半期では1ポイント減少、前年同期比では2ポイント減少の25%となりました。全体の内訳は、1,084社からの回答のうち従業員を「増員する」と回答した企業が27%、「減員する」との回答は4%、「変化なし」が42%でした。全体的な雇用意欲は堅実な値を維持しています。

 

(注:2008年第3四半期より「TRAMO-SEATS」法を採用しており、遡及改定を行っているため、過去のデータが変動しておりますので、ご了承下さい)

【地域別では東京・大阪・名古屋、3地域ともに増員を予定】
地域別の純雇用予測(季節調整後)は、3地域全てにおいてプラスの値となりました。最も高い雇用意欲が見
込まれるのは名古屋で、純雇用予測は+31%です。東京の純雇用予測は+24%、大阪の純雇用予測は+22%といずれも堅調な雇用の増加が見込まれます。
(図2-1参照)


【業種別では7業種全てにおいてプラスの結果】
業種別の純雇用予測(季節調整後)は、7業種全てにおいてプラスの値となっています。雇用意欲が最も高いのは「鉱工業・建設」で+43%です。「運輸・公益」も+32%と活発な雇用情勢が見込まれます。「サービス」は+30%と予測されています。「製造」は+24%、「卸・小売」は+21%とそれぞれ活発な雇用市場が期待されます。「金融・保険・不動産」も+18%と前向きな見通しです。一方で、最も低い雇用予測は「公共・教育」の+10%でした。 (図3-1参照)

【調査概要】
調査時期: 2019年4月15日~4月25日
調査対象:東京・大阪・名古屋の次の7業種における企業の人事部門長
(1) 金融・保険・不動産、(2) 製造、(3) 鉱工業・建設、(4) 公共・教育(役所、学校関係)、(5) サービス(情報処理、ソフトウェア、娯楽など)、(6) 運輸・公益、(7) 卸・小売
質問内容:「2019年7-9月において、貴社または貴機関の雇用計画(契約社員、派遣社員などを含む)は今期(2019年4-6月)と比べてどのような変化がありますか?」
調査方法:次のいずれかの方法で回答を収集。(1) 電話による聞き取り (2) 電子メールによるアンケート
有効回答数:日本国内1,084社、世界44カ国・地域では約59,000の公的機関・民間企業
誤差の範囲:調査国、地域、及び世界レベルでのデータ全体に関して、誤差の範囲は±4.1%以内です。
調査の歴史:55年以上の歴史をもつ当調査は、世界で最も信頼されている雇用予測調査の一つです。1962年に米国およびカナダで開始し、2003年には、日本を含む世界13ヵ国・地域が調査に参加することとなりました。その後も、参加国は増え続け、現在では44ヵ国・地域で調査が行われています。
※次回のマンパワーグループ雇用予測調査(2019年第4四半期)の結果発表は、2019年9月の予定です。

【マンパワーグループ株式会社  会社概要】
社名:マンパワーグループ株式会社
所在地:〒220-8136 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー 36階
代表者:代表取締役社長  池田 匡弥
資本金: 40億円
設立年月日:1966年11月30日
業務内容:人材派遣/請負事業、職業紹介事業、アウトソーシング事業、再就職支援、タレントマネジメント等
登録スタッフ数:54万1000人
概要: マンパワーグループ株式会社は、世界80ヵ国・地域で展開している人材ビジネスのグローバルカンパニーであるマンパワーグループ(NYSE: MAN)の100%出資の日本法人で、1966年に設立された日本で最初の人材派遣会社です。ホームページURL:www.manpowergroup.jp

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会社概要

マンパワーグループ株式会社

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URL
http://www.manpowergroup.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区芝浦3-1-1 田町ステーションタワー 30階
電話番号
03-4531-2937
代表者名
池田 匡弥
上場
海外市場
資本金
40億円
設立
1966年11月