ウェビナーマーケティングSaaS「Bizibl」がワンタイムパスワードを用いた多要素認証機能を公開

～不正アクセス対策として管理画面ログイン時のセキュリティ強化～

株式会社Bizibl Technologies

2024年9月26日 15時00分

株式会社Bizibl Technologies（よみ：ビジブルテクノロジーズ、本社：東京都千代田区、代表取締役：花谷燿平、以下当社）は、開発・提供するウェビナーマーケティングSaaS「Bizibl（ビジブル）」において、「ワンタイムパスワードを用いた多要素認証機能」を公開いたしました。

本機能によって、従来の「知識要素（ID・パスワード）」に加え「所有要素（ワンタイムパスワード）」の2つの要素を組み合わせた認証が可能になり、セキュリティ強化につながります。

■新たに実装した「ワンタイムパスワードを用いた多要素認証機能」とその実装背景について

近年、セキュリティへの脅威が日々高まるなか、特に不正アクセスの発生件数が増えています。令和5年における不正アクセス行為の認知件数は6,312件であり、前年と比べ4,112件（約186.9％）増加しています（※1）。加えて、不正アクセスの手口別に内訳を見ると、「利用権者のパスワードの設定・管理の甘さにつけ込んで入手」が203件（約42.7%）と最も多くなっています（※1）。

このような背景から、ID・パスワードのみの認証では、アカウント情報の漏洩による不正アクセスを許すリスクが高いと考えられます。このような状況を回避するためにはパスワードを定期的に更新するなど、運用でカバーすることはもちろん、SaaSである「Bizibl」も、より強固なセキュリティ対策が必要だと考え、本機能をリリースいたしました。

本機能では、ウェビナー主催者のログイン時にID・パスワードに加え、登録されたメールアドレス宛に送信される6桁のワンタイムパスワードを入力しないと、「Bizibl」管理画面にログインできない多要素認証の仕組みになっています。ワンタイムパスワードは有効期限が5分間で、期限切れの場合は再送が可能です。こうした多要素認証の導入により、不正アクセスのリスクを軽減することができます。

※1 総務省、警察庁、経済産業省「不正アクセス行為の発生状況及びアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況」
https://www.soumu.go.jp/main_content/000935209.pdf

■実現した体験

【主催者側】

管理画面上で多要素認証をONにします
多要素認証をONにすると管理画面にログイン時にID・パスワードを入力した後、登録しているメールアドレス宛に、ワンタイムパスワードが送信されます
メールアドレスに送信されたワンタイムパスワードを入力することで、管理画面へのログインが完了します

■「多要素認証」とは

システムやサービスにアクセスする際に、複数の異なる要素を組み合わせて本人確認を行う認証方式。一般的に、MFAは次の3つの要素から2つ以上を組み合わせて使用します。

知識要素：ユーザーだけが知っている情報（例：パスワード、PINコード）
所有要素： ユーザーだけが持っているもの（例：スマートフォン、メールアドレス）
生体要素： ユーザー自身の身体がもつ、固有の情報（例：指紋、顔認証）

■「Bizibl」サービス概要

株式会社Bizibl Technologiesは、ウェビナー業務の一元化と自動化で工数を削減し、アーカイブとデータ活用で成果を最大化できる、ウェビナーマーケティングSaaS「Bizibl」https://bizibl.tv/ の開発・提供をしています。マーケティング利用に特化した独自開発ツールの提供だけでなく、企業の課題に応じた「ウェビナー企画運用支援メニュー」で伴走支援し、収益につながるウェビナーマーケティングを実現いたします。