【冬の髪悩み調査】9割以上が乾燥を実感。髪質別に異なる「パサつき・広がり」のリアル
冬の乾燥シーズン、髪のパサつきやまとまりにくさに悩む女性が多数。ONEcosmeが実施した調査から、髪質別に異なる冬の髪悩みと、ヘアケアに対するリアルな意識が明らかになりました。

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■冬の髪悩みで最も多かったのは「パサつき」。9割以上が「冬になると髪や頭皮の乾燥を感じる」と回答し、季節特有の影響が顕著に
■髪質別に異なる悩み傾向が明らかに。くせ毛は「うねり・広がり」、直毛は「パサつき・静電気」、ウェーブは「枝毛・ツヤ不足」が上位に
■使用中のアイテムは「シャンプー」「コンディショナー」が主流。対策として「ヘアオイル」「洗い流さないトリートメント」などアウトバスケアが定着
■理想の髪質は「しっとりまとまる髪」。冬は“乾燥対策×まとまりケア”へのニーズが特に高まる結果に
調査概要
調査方法:アンケート調査
調査期間:2025/11/14〜2025/11/18
調査対象:20代~60代の女性
対象者数:100名
調査項目:「冬の髪パサつきのリアル調査」に関するアンケート
アンケート結果
「朝スタイリングしたのに、外に出たらすぐ髪が広がる」
「毛先がパサパサして、ツヤがなく見える」
「しっかり保湿したいけど、ベタつくのは避けたい」
冬になると、こうした髪のパサつきやまとまりにくさに悩む人は少なくありません。
冬は気温と湿度が同時に下がり、髪内部の水分が失われやすい季節。さらに、夏の紫外線ダメージやカラー・パーマによる負担が蓄積することで、「乾燥×ダメージ」が重なり、パサつき・広がり・静電気といったトラブルが表面化しやすくなります。
そこで今回、株式会社FoRが運営するコスメ・スキンケア・ヘアケアプラットフォーム『ONEcosme』では、20代〜60代の女性100名を対象に、冬の髪や頭皮の乾燥・パサつきに関するアンケート調査を実施しました。
本調査では、乾燥を感じるタイミング、気になる髪悩み、使用しているヘアケアアイテムなど、冬ならではのリアルなヘアケア事情が明らかに。
髪質別の悩み傾向をもとに、冬に求められているヘアケアのポイントを紐解いていきます。
今回アンケートにご協力いただいた100名の各年代の比率は、以下です。
-
20代 17.0%
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30代 41.0%
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40代 27.0%
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50代 11.0%
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60代 4.0%
今回の調査では、冬の髪悩みについて、髪質や施術履歴の異なる女性100名にアンケートを実施しました。

【冬の時期、髪や頭皮の乾燥が気になることはありますか?】
ややある・・・58.0%
とてもある・・・35.0%
あまりない・・・7.0%
冬の時期における髪や頭皮の乾燥について、「とてもある」「ややある」と回答した人は9割以上にのぼりました。
多くの人が、冬になると髪や頭皮の乾燥を日常的に感じている実態が明らかになっています。
背景には、冷たい外気や湿度の低下に加え、暖房による室内の乾燥など、冬特有の生活環境が影響していると考えられます。
乾燥を感じることで、髪の状態にもさまざまな変化が表れます。
そこで次に、髪のどんな悩みが気になっているのかを聞いてみました。
【髪のどんな悩みが気になりますか?】

今回の調査で、冬の髪悩みとして最も多く挙がったのは「パサつき」でした。
そのほかにも、「うねり・広がり」「枝毛・切れ毛」「静電気」「ツヤのなさ」「頭皮の乾燥・かゆみ」など、乾燥を起点とした複数の悩みを同時に抱えている人が多いことが分かりました。
また、髪質によって悩みの現れ方には違いが見られ、一律のケアでは対処しきれない実態も浮き彫りになっています。
髪質によって悩みの傾向にも違いが見られ、それぞれの髪質に合ったケアが、冬の乾燥対策には欠かせません。
<髪質別に見る悩み傾向と注目ケア>
◆くせ毛の方
悩みの傾向: うねり・広がり、パサつき、頭皮のかゆみなど
くせ毛の人は湿度や気温の変化に敏感で、特に乾燥した冬場は髪が広がりやすくなり、まとまりにくさを感じやすい傾向があります。うねりや広がりを抑えるためには、しっとりとした質感に導く保湿力の高いヘアケアが重要です。また、乾燥による頭皮トラブルにも注意しましょう。
◆直毛の方
悩みの傾向: パサつき、静電気、枝毛・切れ毛など
直毛の方は広がりにくい一方で、乾燥によるツヤ不足や静電気が目立ちやすい傾向があります。
最近は、軽めのヘアオイルやミストタイプの保湿アイテムで、質感を整えながら静電気を抑えるケアが注目されています。重くなりすぎない処方を選ぶことがポイントです。
◆ゆるいウェーブの方
悩みの傾向: 枝毛・切れ毛、ツヤのなさ、静電気など
ゆるいウェーブの方は、毛流れに凹凸がある分、ダメージが表面化しやすく、冬場はパサつきや切れ毛が増えやすい傾向にあります。
補修力の高いトリートメントや、ツヤを補うオイル・クリームをスタイリング前後に使い分けるケアが支持されています。
冬の髪悩みは「乾燥」という共通点がある一方で、髪質によって現れ方や対策は大きく異なることが分かりました。
単に潤すだけでなく、保湿・補修・静電気対策など目的に合ったケアを選ぶことが、冬でも扱いやすく美しい髪を保つポイントといえるでしょう。
では、これらの悩みはどのような場面で特に感じやすいのでしょうか。
続いて、髪や頭皮の乾燥を感じるタイミングについて調査しました。
【髪や頭皮の乾燥を感じるのはどんなときですか?また、どのようなヘアケアアイテムを使用していますか?】

髪や頭皮の乾燥を感じるタイミングとして最も多かったのは「ドライヤー後」でした。
熱による水分蒸発によって、髪のパサつきや頭皮のつっぱりを実感する人が多いようです。
次いで多かったのは、「外出時の冷たい風」「朝起きたとき」「季節の変わり目」など。
特に冬場や寒暖差のある時期は、知らないうちに乾燥ダメージを受けやすい環境にあることがうかがえます。
日常のさまざまな場面で乾燥を実感する声が多く、早めのケア意識が重要であることがわかりました。
そこで次に、乾燥対策として実際に使用されているヘアケアアイテムについて調査しました。
現在のヘアケア事情を見ると、「シャンプー」「コンディショナー」「トリートメント」といった基本アイテムを中心に使用している人が多い結果となりました。毎日のケアは、まずはベーシックなアイテムで整えている方が主流のようです。
また、アウトバスケアでは「ヘアオイル」を取り入れている人も一定数見られ、乾燥対策として定着しつつある様子がうかがえます。
一方で、「ヘアミスト」や「ヘアマスク」などのスペシャルケアアイテムは使用率が低く、日常的に取り入れている人は限られていました。
今後は、基本ケアにプラスした“補修・保湿特化ケア”への関心が高まっていく可能性もありそうです。
【冬の髪の乾燥・静電気対策として行っている習慣はありますか?また、頭皮ケア(スカルプケア)を意識していますか?】

冬の乾燥や静電気対策として多くの人が実践しているのは、「ヘアオイル」「ヘアミルク」などの保湿系アイテムの使用でした。次いで、「洗い流さないトリートメント」や「加湿器の活用」といった回答も多く、髪の内側・外側の両面からうるおいを守ろうとする意識がうかがえます。
また、「ドライヤーを保湿重視のモデルに変えた」「ナイトキャップを使って就寝中の摩擦を減らしている」など、日常生活の中でできる工夫を取り入れている声も見られました。
一方で、「特に対策はしていない」という回答も一定数あり、乾燥や静電気への意識や対策には個人差があることも明らかになっています。
おすすめの習慣としては、ドライヤー前にアウトバストリートメントをなじませることや、就寝時に髪をまとめて摩擦を減らすことなど、すぐに取り入れられるケアから始めるのが効果的です。
乾燥や静電気が気になり始めたタイミングこそ、日々の習慣を見直す良い機会といえるでしょう。
頭皮ケアについては、「最近興味が出てきた」と回答した人が最も多く、全体の約半数を占めました。スカルプケアへの関心は高まりつつあるものの、日常的な習慣として定着している人はまだ少ない実態がうかがえます。
一方で、「意識していない」と答えた人も3割以上にのぼり、スキンケアやヘアケアと比べて、頭皮ケアは後回しにされやすい傾向も見えてきました。
しかし冬は、乾燥や血行不良の影響を受けやすく、フケやかゆみなどの頭皮トラブルが起こりやすい季節です。
近年では、頭皮も「肌の一部」と捉え、顔と同様にケアする考え方が広がりつつあります。
頭皮ケアの方法としては、洗浄力が強すぎないシャンプーを選ぶことや、洗髪時に指の腹でやさしくマッサージすることが基本とされています。
また、乾燥が気になる場合は、頭皮用の美容液や保湿ローションを取り入れたり、入浴時に体を温めて血行を促すといった習慣も、無理なく取り入れやすいケアとして注目されています。
日常のシャンプーや入浴時間を活用した“プラスワンケア”から始めることで、頭皮環境を意識するきっかけにつながりそうです。
【ヘアケア製品を購入する際、どの情報を最も参考にしますか?】
口コミサイト・・・34.0%
SNS投稿・・・28.0%
美容師のおすすめ・・・18.0%
ドラッグストアのPOP・・・9.0%
Youtube/インフルエンサーの勧め・・・7.0%
特に調べない・・・4.0%
ヘアケア製品を選ぶ際の情報源として、最も多かったのは「口コミサイト」や「SNS投稿」でした。実際に使用した人の感想やビフォーアフターなど、リアルな体験談を重視する傾向が強いことがうかがえます。
そのほかにも、「美容師のおすすめ」「ドラッグストアのPOP」「YouTube動画」など、複数の情報源を比較しながら検討している人が多く、自分の髪質や悩みに合うかどうかを慎重に見極めている様子が見えてきました。
ヘアケア選びにおいては、広告だけでなく“第三者の声”を参考にする姿勢が、より一層強まっていると言えそうです。
【理想の髪質・仕上がりイメージを教えてください。】
しっとりまとまる・・・57.0%
サラサラ・・・26.0%
ツヤ重視・・・8.0%
ふんわりボリューム・・・5.0%
ハリ・コシ・・・4.0%
理想の髪質・仕上がりとして最も多く挙げられたのは、「しっとりまとまる髪」でした。特に冬は乾燥によって髪が広がりやすくなるため、うるおいを保ちつつ、扱いやすい状態を求める声が多く見られます。
次いで「サラサラ」「ツヤのある髪」など、見た目の美しさや手触りの良さを重視する回答が続きました。
また、「ふんわりボリューム」や「ハリ・コシ」といった質感に関する理想も一定数挙がりましたが、全体としては乾燥ダメージに左右されにくい、うるおいのある髪が、多くの人にとっての理想像であることがうかがえます。
冬のヘアケアでは、ダメージを補修するだけでなく、水分をしっかりと抱え込める状態を目指すことが、理想の仕上がりに近づくための重要なポイントと言えるでしょう。
まとめ・考察
今回の調査から、冬の時期は多くの女性が髪や頭皮の乾燥を感じており、「パサつき」「うねり・広がり」「ツヤ不足」といった悩みが髪質を問わず広がっていることが分かりました。乾燥を感じるタイミングも、ドライヤー後や外出時、起床時など日常の中に多く、知らず知らずのうちにダメージが蓄積されている様子がうかがえます。
一方で、ヘアケアはシャンプーやトリートメントなど基本的なケアにとどまっている人が多く、アウトバスケアや頭皮ケアは十分に取り入れられていない傾向も見られました。理想の髪質として「しっとりまとまる髪」が最も多く挙げられていることからも、冬は保湿と補修を意識したケアの見直しが重要なテーマと言えそうです。
乾燥しやすい冬こそ、髪質や悩みに合わせたアイテム選びと、頭皮まで含めたケアを意識することで、扱いやすく美しい髪を保ちやすくなるでしょう。
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