【岐阜県高山市】平らな形の幻のモモ「蟠桃」の収穫が始まっています
孫悟空も食べた!?とも言われる珍しい桃
岐阜県高山市の樋口果樹園では平らな形をした桃「蟠桃(ばんとう)」の収穫が始まっています(8月22日撮影)。
蟠桃は丸く平らな形で強い香りと濃厚な甘さが特徴の中国原産の桃で、中国の長編小説「西遊記」では孫悟空が食べ不老長寿になったとされています。また、世界三大美人の楊貴妃が好んで食べたとも言われています。
病気や害虫に弱いことから栽培が難しく、栽培する農家も少ないため、幻のモモと呼ばれています。
同園の樋口義孝さんは43年前から研究を重ね栽培に取り組み、現在は23本の木で蟠桃を栽培しています。蟠桃の実は、直径約6センチから8センチほどで、樋口さんは色づきや熟し具合を確認しながら丁寧に収穫作業を行っていました。今年は、例年より数日早く収穫が始まり、少し小ぶりではあるものの、天候にも恵まれて甘さは十分だということです。
果樹園での収穫は9月中旬頃まで続き、高山市の陣屋前朝市で販売されるほか、電話注文も受け付けているとのことです。(注文やお問合せは、同園0577-32-3386まで)
【本件についてのお問い合わせ】
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