第4回創元SF短編賞受賞作を含む全五編。宮西建礼のデビュー作品集『銀河風帆走』が8月22日に刊行!
ハードSFの俊英が放つ、瑞々しい感性に満ちた第一短編集
東京創元社が主催する短編SFの公募新人賞・創元SF短編賞の第4回受賞者、宮西建礼さんのデビュー作品集『銀河風帆走』(創元日本SF叢書)をお届けします。
本作は、人類の存続を賭けて別の銀河をめざす宇宙船たちを襲う試練を描いた表題作を含む短編集です。宇宙を舞台に展開する「銀河風帆走」と「星海に没す」と、高校生を主人公にした三編「もしもぼくらが生まれていたら」「されど星は流れる」「冬にあらがう」の全五編が収録されています。「銀河風帆走」は2014年、第45回星雲賞日本短編部門の、「もしもぼくらが生まれていたら」は2020年、第50回同賞同部門の参考候補作に選ばれました。
著者の宮西建礼さんは京都大学農学部資源生物科学科を卒業されています。「銀河風帆走」は2013年、大学在学中の受賞でした。現在第15回まで開催されている(第16回は応募受付中)創元SF短編賞のなかで、歴代最年少の受賞者です。
新たなハードSFの書き手のデビュー作。宮西建礼『銀河風帆走』は8月22日発売です。ご注目ください!
■書誌情報
銀河風帆走
宮西建礼
レーベル:創元日本SF叢書
判型:四六判仮フランス装
ページ数:270ページ
ISBN:978-4-488-02104-7
Cコード:C0093
定価:1,870円(税込)
装画:鈴木康士
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。
内容紹介:
人類の存続を賭けて別の銀河をめざす、人格を持った宇宙船たちを襲う試練(銀河風帆走)、地球に衝突するコースをとった小惑星の軌道をそらす計画に挑む高校生たち(もしもぼくらが生まれていたら)、史上初の恒星間宇宙船同士による“一騎討ち”の行方(星海に没す)……ハードSFの俊英が放つ、瑞々しい感性に満ちた第一短編集。
解説=鈴木力
■著者プロフィール
宮西建礼(みやにし・けんれい)
1989年大阪府豊中市生まれ。京都大学農学部資源生物科学科卒業。2013年、大学在学中に「銀河風帆走」で第4回創元SF短編賞を受賞。共著に『京大吉田寮』(草思社)がある。
株式会社東京創元社
所在地 :〒162-0814 東京都新宿区新小川町1-5
代表取締役:渋谷健太郎
URL :https://www.tsogen.co.jp/np/index.html
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