転職サービス「doda」、20~40代のdoda会員1,900人に 「地方での副業に関する意識調査」を実施 副業に興味がある人のうち、地方での副業に興味がある人は76.4%。
また、約半数が新型コロナウイルス感染拡大前と比べ、地方副業への興味が高まったと回答。副業で働いてみたい地域は、1位 北海道、2位 沖縄県、3位 長野県という結果に。
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」< https://doda.jp >は、3大都市圏に住む20~40代のdoda会員を対象に、「地方※1での副業に関する意識調査」を行いましたので、結果をお知らせいたします。
なお、本調査は「doda地方短期副業プロジェクト」※2開始に伴い実施・公開したものです。プロジェクトの詳細は下記URLをご確認ください。
※1:本調査では、3大都市圏(東京圏・大阪圏・名古屋圏)以外の地域を地方と定義
※2:doda地方短期副業プロジェクト特設サイト< https://doda.jp/event/fukugyo/shiojiri.html >
なお、本調査は「doda地方短期副業プロジェクト」※2開始に伴い実施・公開したものです。プロジェクトの詳細は下記URLをご確認ください。
※1:本調査では、3大都市圏(東京圏・大阪圏・名古屋圏)以外の地域を地方と定義
※2:doda地方短期副業プロジェクト特設サイト< https://doda.jp/event/fukugyo/shiojiri.html >
【主な調査結果】 ・副業に興味がある人のうち、地方の企業・団体で副業することに興味がある人は約8割(76.4%) ・副業に興味がある人のうち、新型コロナウイルス感染拡大前と比べ、地方副業への興味が高まった人が約5割(49.4%) ・「地方貢献」へのこだわりより、「スキルや仕事の幅を広げること」や「人とのかかわり」を重視していることが判明。 ・副業で働いてみたい地方の企業・団体の所在地は、1位 北海道、2位 沖縄県、3位 長野県、4位 静岡県、5位 福岡県 |
■副業に興味がある人のうち、地方の企業・団体で副業することに興味がある人は約8割(76.4%)
「副業に興味がありますか」と尋ねたところ、「興味がある」「やや興味がある」が76.5%、「既に副業をしている」が7.8%となりました(図1)。「興味がある」「既に副業をしている」と回答した人は、年代別では30代が最も多く、86.5%でした(図2)。
副業に「興味がある」「既に副業をしている」と回答した人に対し、「都市部からフルリモートで働くことも含め、地方の企業・団体で副業することに興味はありますか」と尋ねたところ、「興味がある」が76.4%、「既に副業をしている」が2.4%となり、約8割(78.8%)が地方副業に興味がある、または既に副業をしていることが分かりました(図3)。
■新型コロナウイルス感染拡大前と比べ、地方副業への興味が高まった人が約5割(49.4%)
「副業に興味がある」「既に副業をしている」と回答した人のうち、新型コロナウイルス感染拡大前と比べて地方の企業・団体で副業することへの興味が強くなったと回答した人は約5割(49.4%)となりました(図4)。これは、新型コロナウイルスの感染拡大により、働き方を見直す機会が増えたことやリモートワークの急速な普及が要因として考えられます。
■「地方貢献」へのこだわりより、「スキルや仕事の幅を広げること」や「人とのかかわり」を重視していることが判明。
地方での副業に興味がある理由について、各年代ともに「スキルや仕事の幅を広げることができる」という回答が5割を超え、「収入のため」という回答を抑えて一番多い結果となりました。「地方に貢献したい」という回答は、どの世代も約3割にとどまり、副業をする上で「地方貢献」へのこだわりより、「スキルや仕事の幅を広げること」や「人とのかかわり」をより重視していることが判明しました。年代ごとの違いとしては、「自分のスキルを活かせる場所がある」という回答が、20代で6位、30代で5位、40代で4位となり、年齢が上がるにつれて経験を活かして地方で副業を行いたいと考えていることが分かりました(図5)。
■副業で働いてみたい地方の企業・団体の所在地は、1位北海道、2位沖縄県、3位長野県、4位静岡県、5位福岡県
副業で働いてみたい地方の企業・団体の所在地を尋ねたところ、1位北海道、2位沖縄県、3位長野県、4位静岡県、5位福岡県という結果になりました(図6)。選んだ理由としては、いずれも「自然豊かな土地で過ごしやすそう」「その地域に貢献したい」「好きなイベントや観光地があるから」という声が多く集まりました。
■将来地方への転職に興味がある人のうち、転職前に現在の居住地から転居せず、地方にある企業・団体の仕事を副業として体験したいと回答した人は93.7%
「地方への転居を問わず、将来地方にある企業・団体へ転職することに興味はありますか」と尋ねたところ、45.7%が興味があると回答し、おおよそ2人に1人が地方への転職に興味があることが分かりました。また、地方への転職に興味があると回答した人に「地方にある企業・団体へ転職する前に、現在の居住地から転居せずに副業として地方にある企業・団体の仕事を体験できるとしたらそれを利用したいですか」と尋ねたところ、93.7%が利用したいと回答しました(図7)。理由としては、「転居する前に地方で働くイメージをつかみたい」「事前に体験することで地方移住へのハードルを下げることができる」という声が多く上がりました。
■解説
近年「地方副業」への興味関心が高まっている要因として、政府が地方創生事業の一環として関係人口の創出・拡大に向け取り組みを強化していることや、働き方改革により都市部大手企業を中心に副業を解禁する流れが加速していることが挙げられます。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大によりリモートワークが急速に普及し、リモートで働くという選択肢も当たり前となり、「地方副業」をより現実的にイメージする人が増えたことが考えられます。また「地方副業」については、収入増を図る「収入重視型副業」より、「キャリア検証」や「自分の可能性を知る機会」として捉える「キャリア開発型副業」を志向する方が多く、ある特定の地域にこだわらず自身が成長できる場所やスキルが活かせる場所で副業をしたいというニーズが生まれています。
パーソルグループのパーソルイノベーション株式会社では、地域金融機関との連携ネットワークを活かし、今秋に「Loino(ロイノ)」※3という地域副業マッチングプラットフォーム事業をリリースします。「地方副業」によって、「いずれは地方移住したい」「介護を理由にUターンするまでに地方企業で働く実体験を積みたい」と漠然と考える方にとって、未来に踏み出す一歩となるようなサービスを創っていきたいと考えています。(アライアンス推進統括部責任者 野垣 雄次)
※3:https://persol-innovation.co.jp/news/2020/0914/
<調査概要:図1~7>
・対 象 者:3大都市圏に住む20~40代のdoda会員
※3大都市圏:東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)、名古屋圏(愛知県、岐阜県、三重県)、大阪圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県)
・回答人数:1,905人
・調査手法:インターネット調査
・調査期間:2020年9月29日~10月6日
■doda地方短期副業プロジェクト< https://doda.jp/event/fukugyo/shiojiri.html >
「doda」では、地方での短期副業を支援する「doda地方短期副業プロジェクト」を開始し、第一弾として長野県塩尻市での短期副業案件特集を公開します。また、2020年11月16日(月)に、塩尻市役所の山田崇氏をお招きし、「地方×副業」をテーマに、塩尻市の魅力や取り組み、パラレルキャリアの魅力についてお話しいただくオンライン事前説明会を実施しますので、興味のある方はぜひご参加ください。
■解説者プロフィール パーソルキャリア株式会社 アライアンス推進統括部責任者 野垣 雄次
1978年、大阪府箕面市生まれ。
大学卒業後、大手派遣会社に入社。営業のマネジメントや関連会社での事業責任者などを歴任。2013年、株式会社インテリジェンス(現社名:パーソルキャリア株式会社)に入社し、全国に派遣ビジネスの営業拠点があるパーソルテンプスタッフ、内閣府プロフェッショナル人材拠点や、人材紹介業への参入が2018年3月から解禁された地域金融機関との連携を推進する部門の責任者として、地方における転職マーケットの拡大を牽引している。2020年7月からは、グループの新事業としてリリース予定の「Loino」(地域副業プラットフォーム事業)の営業責任者を兼任。
■「doda」について< https://doda.jp >
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ >
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社に社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
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