[イベント・レポート] 作曲ソフト「KORG Gadget for Nintendo Switch」による初のイベントがポニーキャニオンで開催!
“舌好調”の音楽家・佐野電磁らによる公式の楽曲コンテストや即興作曲で会場大爆笑!
今年4月にNintendo Switch専用のダウンロードソフトとしてリリースされ、全世界のDTMユーザーやミュージシャン達を虜にしている作曲ソフト「KORG Gadget for Nintendo Switch」による初の音楽イベント「KORG Gadget Home Party」が、9月9日(日)ポニーキャニオン本社1Fイベントスペースにて開催された。
イベントには「リッジレーサー」「鉄拳」「ドラッグオンドラグーン」「ビートマニア」など、数々の人気ゲームシリーズの楽曲制作を担当し、本ソフトの開発者の一人でもあるゲーム音楽作曲家・佐野電磁氏に加え、本ソフトの開発スタッフとして株式会社KORGの岩田昌樹氏、加藤智幸氏、中島啓氏の3名が登壇した。
イベント開演時間となり、司会の呼び込みで出演者4名が登場すると早速佐野氏による饒舌なフリートークが炸裂。すでに缶ビールを片手にしていたことも相まって、早速会場は笑いに包まれた。
最初のコーナーは「KORGトーク!」と題して、本ソフト開発にまつわるパネルトークを展開。開発スタッフらによる「KORG Gadgetの悲しい思い出」というトークテーマでは、「お正月休み中に(本ソフト収録用の)音色作りをしていました」「作った音源が採用されなかった」など、制作当時の苦労を冗談交じりに話した。さらに、本ソフトに関する裏技コマンドや、作曲テクニックが紹介されるなど、本イベントならではの情報が数々飛び出した。
続く「KORG Gadget大喜利企画」では、お題に沿って出演者が即興で作曲するコーナーを展開。1問目に「本ソフトのオリジナルキャラクター・ガジェ太のテーマソングを作曲して下さい」というお題が出題されると佐野氏と岩田氏は真剣な表情で作曲を開始。先に完成した佐野氏は自身の歌声に合わせたショートソングを作り、会場を沸かせた。続く2問目では「ポニーキャニオンのサウンドロゴに効果音を付けて下さい」というお題が出題。この回ではKORG開発チームの岩田氏が先行して発表。テクニックの詰まったハイクオリティな音作りに会場からは拍手があがった。また、会場に集まったユーザーの回答も一部発表され、終始和やかな雰囲気が漂う企画となった。
続く企画「ユーザー楽曲コンテスト ガジェ-1(ワン)」では、本ソフトのみで作曲されたユーザーによる楽曲作品を出演者たちが紹介。プロ顔負けの個性的な楽曲がノミネート作品として立ち並ぶ中、夏の終わりをイメージしたポップな楽曲が優秀作品としてグランプリを獲得。惜しくも作曲ユーザーは会場にいなかったが、後日KORGからアナログシンセサイザー「monologue」が贈呈されることが発表され、会場からは豪華景品に驚きの声が上がった。
休憩時間を挟んで行われた「マルチプレイでe-sportsを楽しもう企画」では、出演者とユーザーによる作曲対戦を実施。5分間の制限時間のなかで出演者とユーザーの個性が音となってぶつかり合う様子に、会場内もeスポーツのような盛り上がりを見せた。また途中、スペシャルゲストとして、某ゲーム会社の著名サウンドクリエイター2名が飛び入り参加。対戦中のプレイ以上に激しいトークに会場は爆笑の渦に包まれた。
最後は「KORG Gadget for HOME PARTY」と題した佐野氏によるライブ風の即興作曲パートに突入。ホームパーティーということで、佐野氏も床に座り込み、リラックス状態で音作りを開始。ここでも途中ユーザーやゲストを巻き込んだ自由な音作りを展開するも、次第に盛り上がりのあるサウンドメイクとなり、会場全体がディスコのようなムードに。アウトロもしっかり決め3時間に及ぶイベントは拍手が鳴り響くなか幕を閉じた。
撮影:神山 大輝
【関連サイト】
「KORG Gadget for Nintendo Switch公式サイト
http://gadget.korg.com/nintendo_switch/jp/
■イベント特設サイト
http://korggadget-homeparty.com
■KORG Gadget公式Twitter
https://twitter.com/korg_iapps
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