クラスター発生現場から今、医師・看護師が伝えたいこと

~福祉施設の対策の「圧倒的難しさ」・迫る「命の選別」・「コロナバブル」が生む看護師不足~Webサイトに公開しました

特定非営利法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ 代表理事:大西健丞 本部:広島県神石高原町)など3団体が運営する空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”は、2020年4月からクラスターが発生した全国の医療・福祉施設に医療チームを派遣してきました。
高齢者施設を中心に今、何が起きているのか? 支援に入った医師と看護師が伝えます。
【クラスター発生の現場のから】

稲葉医師(右)稲葉医師(右)

●福祉施設のクラスター対策が「圧倒的に難しい」理由
空飛ぶ捜索医療団 稲葉医師

「治療」を目的としている病院と異なり介護福祉施設は基本的に「生活の場」です。 生活の場ですので病院と比べて活動性の高い人や、 介助が必要な方も多く、 非常に「密」なケアが必要とされています。 多くの利用者がマスクの常時着用ができないという施設もあります。 ウイルスが持ち込まれるとクラスター発生のリスクが非常に高くなります。

詳細はこちらから:https://arrows.red/journal/20210527/
 

坂田医師(中央右)坂田医師(中央右)

●すぐそこに迫る「命の選別」

坂田医師
私はこれまで、 多くの認知症の高齢者がいる施設や精神疾患の患者がいる病院へクラスター支援に入ってきました。 ここでは、 ご自分が感染していることを認識することが難しい方、 徘徊する方がいらっしゃいます。 感染対策に協力を得られないこともあるため、 感染した際に入院することが難しいことがあります。 入院すると病院側で感染管理ができなくなり、 入院先で感染が拡大してしまうリスクがあるからです。
詳細はこちらから:https://arrows.red/news/activities/n20210526/
 

甲斐看護師(右)甲斐看護師(右)

●看護師不足の裏にある「コロナバブル」現場看護師の実感
甲斐看護師

新型コロナウイルスワクチン接種を進めるにあたり、 自治体で看護師を対象にした求人が数多くでています。 この給与額は、 普段の給与や難易度から考えるととても高い一方、 病院では給料は変わらないどころか、 ボーナスがカットされている所もあります。 このような状況では、 大変な病院を辞めたくなる人もいると思います。
詳細はこちらから:https://arrows.red/journal/20210526/

私たちが支援に入る施設は、全体から比べたらごく一部かもしれません。しかし、上記はいずれも、複数のクラスター発生現場を経験した医師・看護師の生の声です。
空飛ぶ捜索医療団では、支援のプロとしていま最も支援が必要な場所や内容を見極め、 民間ならではの柔軟な支援活動を提供し続けていきます。報道機関の皆様におかれましては、 是非ご関心をお寄せ頂きますようお願い申し上げます。

 


◆空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”:https://arrows.red/
◆特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン:https://peace-winds.org/
これまでの新型コロナウイルス感染症緊急支援活動内容はこちらから:https://peace-winds.org/support/covid-19
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