コリアーズ、アジア太平洋地域オフィスマーケットインサイト2025年上半期
アジア太平洋地域オフィス需要は450万平方メートルに
大手総合不動産コンサルティングサービスであるコリアーズ・インターナショナル・ジャパン株式会社(代表:小笠原 行洋、本社:東京都千代田区、NASDAQおよびTSX:CIGI、以下コリアーズ・ジャパン)は、「アジア太平洋地域オフィスマーケット・インサイト 2025年上半期」を発表しました。
本レポートによると、アジア太平洋地域(APAC)のオフィス需要は2025年上半期に回復基調を示し、主要11市場における需要は前年同期比9.6%増の450万平方メートルに達しました。不確実性の高まる経済環境の中でも、需要は堅調に推移しています。
地域別では、シンガポールが前年比12倍という驚異的な伸びを記録し、フィリピン(56%増)、日本(55%増)も顕著な回復を見せました。一方、韓国、香港、台湾などの市場では、需要の伸びは比較的緩やかにとどまりました。
新規供給量も大幅に増加しており、前年同期比45.4%増の480万平方メートルに達しました。特にオーストラリア、ニュージーランド、日本では、前年同期比でそれぞれ80%以上の増加を記録しており、2025年上半期はアジア太平洋地域の多くの市場で新規供給が需要を上回る結果となりました。
コリアーズの調査では、2025年下半期にかけて多くの市場でオフィス需要が徐々に回復すると予想します。一方で、新規供給の増加が続くことにより、空室率はわずかに上昇する可能性があります。また、パフォーマンスの高い一部の市場では、2025年下半期に賃料がさらに上昇する見込みです。
今後の市場動向は、テナントによる品質重視の傾向や、柔軟性と持続可能性にすぐれたオフィススペースへの需要の高まりに左右されると考えられます。ハイグレードなオフィスビルに対する需要は、企業のESG目標やグリーン認証取得物件への投資家の関心が高まることを背景に、今後も堅調に推移すると予想されます。
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コリアーズについて
コリアーズは、ナスダックおよびトロント証券取引所に上場する、事業用不動産サービス、エンジニアリングコンサルティング、投資運用を専門とする、世界有数の大手総合プロフェッショナルサービス会社です。世界70か国で事業を展開し、23,000人のエンタープライズ精神に富んだプロフェッショナルが、クライアントに卓越したサービスと専門的なアドバイスを提供しています。また、当社株式を保有する経験豊富な経営陣は、約30年間にわたり、年間約20%の投資収益率を株主に提供してきました。年間収益は48億ドルを超え、運用資産は990億ドルに達しています。
コリアーズ・ジャパンについて
コリアーズ・ジャパンは東京・大阪の拠点に100人以上の専門家を擁し、国内外の投資家・オーナー・テナント向けに、オフィス リーシング、インダストリアル リーシング、リーシングマネジメント、キャピタルマーケット、インベストメントサービス、プロジェクトマネジメント、デザイン ビルド、ワークプレイス コンサルティング、コンサルティングアドバイザリー、不動産鑑定およびホテルズ&ホスピタリティのアドバイザリー業務を提供しています。
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