ファーウェイ、オラクルとの協力関係を強化

ファーウェイ・ジャパン

KunLunミッション・クリティカル・サーバとOracle DBを活用して、
企業のミッション・クリティカルなコンピューティングを再定義
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、8月31日から9月2日まで開催した同社創業以来最大の規模となるカンファレンス「HUAWEI CONNECT 2016」(中国・上海)において米オラクルとの協業に関する覚書を調印し、ファーウェイのKunLunミッション・クリティカル・サーバをベースとした技術協力を強化していくことに合意しました。今回の提携により、オラクルの最先端データベース基盤技術を活かし、x86ベースのKunLunミッション・クリティカル・サーバを強化することで、ビジネス・クリティカルな負荷に対応する新たなレベルのパフォーマンス、信頼性、セキュリティを備えたオープンなプラットフォームを実現します。

このオープンなプラットフォームを活用することで、企業はこれまで依存してきたクローズドなアーキテクチャに別れを告げ、ミッション・クリティカルなコンピューティング・サービスにおける経済性とITコスト効率を向上させることが可能となります。今回の提携を通じてファーウェイのKunLunミッション・クリティカル・サーバとOracle DB間でより深いインテグレーションが実現され、パフォーマンスと信頼性に優れたセキュアでミッション・クリティカルなコンピューティング基盤を構築することができます。

● スケールアップ型のアーキテクチャに対応するKunLunは32 TBのメモリを搭載し、Oracle Database 12cインメモリ・コンピューティング技術と連携して驚異的なパフォーマンスを実現します。ファーウェイ製品とオラクルのノウハウを結集した最先端のインテグレーションにより、オンライントランザクション処理に伴う負荷に対応する企業のサービス基盤を高速化します。さらに、データベースの構築が容易で、アプリケーションに応じた変更も不要です。

● KunLunはファーウェイの革新的なRAS(Reliability:信用性、Availability:可用性、Serviceability:保守性) 2.0の利点を活かしつつ、PFAE(Predictive Failure Analysis Engine)のほか、RAC、ASM、ADG、GoldenGateなどの多数の技術に対応するオラクルの成熟したMaximum Availability Architectureで増強されます。これにより、下位層のハードウェアから上位層のアプリケーションまでのすべてが強化されたエンド・ツーエンドのソリューションとして、長く待ち望まれていたオープン性と信頼性を兼ね備えた新世代のミッション・クリティカル対応アーキテクチャが実現できます。

● ファーウェイは管理インターフェースとCPUのセキュリティ・ホールを保護する強力な相互接続性と管理性を備えたチップを開発する一方、オラクルがデータベース・ファイアウォールや設定管理、安全性の高いバックアップ、監査層でのデータ・マスキングなどの技術を提供し、データベースのセキュリティをソフトウェアおよびハードウェアの両面から確保することで、内と外の双方からセキュリティを強固にします。

ファーウェイ ITサーバ・プロダクトライン プレジデントである邱隆(チウ・ロン)は次のように述べています。 「ファーウェイとオラクルは良好な補完関係にありますが、さらに重要なのは、顧客企業がデジタル変革に向けてより優位なポジションを確保し、プロセスの複雑性を軽減できるよう支援するという共通の目標に向かって協業しているということです。それぞれの領域を代表する企業として、私たちは現在、お客様のビジネスでの大きな成功を後押しするソリューションを提示できるように協力しています」

オラクル バイス・プレジデント兼中国オラクル テクニカル・プロダクト事業ユニット ジェネラル・マネージャーの呉承楊(ウー・チェンヤン)氏は次のように述べています。 「Oracle Database 12cは複数のデータベースを容易かつすばやく統合して、お客様にかつてないほどの分析パフォーマンスを提供します。オラクルは優れたインメモリ・データ処理能力と画期的なデータベース技術を統合することで、データベースにおける効率性、パフォーマンス、セキュリティ、可用性を再定義します。ファーウェイとの協業により、当社は多様なオプションをお客様にお届けしていきます」

ファーウェイとオラクルは今回の提携強化により、両社間でのリソースの共有もスムーズに行うことが可能となり、双方の専門スキルを活用して、よりアジャイルで、付加価値が高い、多様な製品とソリューションを創出していきます。また、これらの製品・ソリューションを官公庁、金融、通信、電力、タバコ、輸送・交通、医療、小売などの業界に対して、より低コストで提供・運用していきます。



※本参考資料は2016年9月19日(現地時間)に中国・上海で発表されたプレスリリースの翻訳版です。

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会社概要

華為技術日本株式会社

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URL
http://www.huawei.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエア ウェストタワー 12階
電話番号
03-6266-8008
代表者名
王剣峰
上場
未上場
資本金
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設立
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