AIで運用システムの仕様ドキュメントを継続的に更新し、保守運用を自動化 “守りのITコスト”を”攻めのIT投資”へ転換可能にする「SHIFT DQS for メンテナンスサポート」の提供を開始

SHIFT

お客様の売れるソフトウェアサービス/製品づくりを支援する株式会社SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹下 大、東証プライム市場:3697、以下SHIFT)は、本日2026年6月2日(火)より、運用中システムのソースコードをAIで解析することでシステムの仕様ドキュメントを継続的に更新し、AIOpsによる保守運用の自動化・標準化を実現する新たなソリューション「SHIFT DQS for メンテナンスサポート」の提供を開始します。


本ソリューションは、ブラックボックス化や属人化が課題となっている既存システムの運用保守業務において、一次対応や予兆検知までをAIが担うことで、生産性向上とIT投資の最適配分を支援します。企業がこれまで運用保守に投じてきたコストを“攻めのIT投資”へ転換可能にすることを目指します。

提供開始の背景

国内のIT市場においては、2030年に最大約79万人のIT人材が不足すると予測されています(※)。この深刻な人材不足に加え、2025年から2030年にかけて長年システムの保守・運用を支えてきたベテラン世代の退職がピークを迎える時期にあたり、ナレッジ承継の断絶が大きな懸念となっています。

(※)経済産業省「IT人材需給に関する調査 調査報告書」(2019年3月) https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf

特に、設計書をはじめとする関連ドキュメントが十分に更新・管理されないまま、保守運用が特定個人の知見に依存してきたシステムは多く、ノウハウ継承の断絶による運用体制の弱体化は、企業の事業継続における深刻な課題となっています。現在、企業のIT予算の大部分がこうした既存システムの維持・保守といった”守りのITコスト”に充てられており、DX推進や新規サービス開発などの”攻めのIT投資”へ十分なリソースを転換することができておらず、企業の成長投資を制約する要因となっています。

こうした課題に対し、運用保守業務の多くはAIによる置き換えが可能な定型業務で占められていることから、属人性を排した「AIによるシステムの自動運用(AIOps)」への期待が高まっています。しかし、AIOpsを実現するためには、まずブラックボックス化したシステムの仕様を正しく把握し、AIが判断を下すための「情報の基盤」となるドキュメントを整えることが不可欠です。

SHIFTはこれまで、独自のAI解析技術を用い、ブラックボックス化したシステムのソースコードから46種類のドキュメントを自動生成し、仕様を可視化する「SHIFT DQS for リバースエンジニアリング」を展開してきました。同サービスのコアとなるAI解析技術は、株式会社松尾研究所と共同開発および精度検証を進めています。

これまで培ったAI解析技術とシステム運用の標準化ノウハウを掛け合わせ、AIによるシステムの仕様可視化・仕様ドキュメントの継続的更新と、それらに基づくAIOpsによる保守運用の自動化を通じて企業のITコスト構造を抜本的に変革するため、この度「SHIFT DQS for メンテナンスサポート」の提供を開始することといたしました。

SHIFT DQS for メンテナンスサポートの特長

独自のAI解析技術によるシステム可視化と技術的負債の解消

継続的可視化サイクル

独自のAI解析技術を用い、ブラックボックス化したシステムを「見える資産」へと変革します。ソースコードから内部仕様・外部仕様を網羅した46種類のドキュメントを自動生成することで、属人化を排し、組織的な運用体制の確立を支援するとともに、システム改修の影響調査期間を大幅に短縮し、システムのリリース・変更対応の速度を劇的に改善します。

さらに、デプロイのたびにAIが自動でシステムを解析・可視化し、ドキュメントを常に最新の状態に保つ「継続的可視化サイクル」を構築することで、システムの陳腐化や再ブラックボックス化を防止し、その資産価値を維持します。

AIOpsによる保守運用の自動化と「攻めのIT投資」への転換

可視化結果に基づき、AIが一次対応や予兆検知を担う「次世代SRE運用」を実現し、保守運用業務の自動化と標準化を推進します。これにより、定常業務にかかる工数を削減し、”守りのITコスト”の最適化を図ります。創出されたリソースをDX推進やシステム改善といった“攻めのIT投資”へ再配分することで、IT投資全体のROI向上に貢献します。

段階的な導入モデルによる着実な成果創出

本サービスは、導入の長期化や不確実性を抑制するため、段階的なアプローチで提供します。

STEP0 可視化無料トライアル

ソースコードの一部を解析し、設計書・依存関係マップのサンプルをご提供します。成果物はそのまま顧客資産として活用可能です。

STEP1 システム全体の可視化

対象システム全体の構造をAIによって可視化し、ブラックボックスを解消します。可視化結果にもとづき、業務移管・変革に向けた準備を進めます。

STEP2 保守運用の標準化・自動化

SHIFTが保守運用業務を担いながら、AIOpsの手法を用いて業務の標準化と定常業務の自動化を推進します。

STEP3 次世代SRE運用の実現

AIが障害発生時の一次対応や予兆検知を担う自律運用体制を構築します。これにより、保守運用業務をコストセンターから、事業成長を支える基盤へと進化させます。

AIモダナイゼーションについて

SHIFTのAIモダナイゼーションサービスは、SHIFTが独自に開発した高品質なシステム開発を支えるフレームワーク「SHIFT DQS(Development Quality Standard)」とAIを活用し、システムの可視化、戦略策定、開発、運用・保守の各プロセスを支援することで、既存システムの資産価値向上および新規システム開発における生産性・付加価値の向上を実現します。

主要ソリューション

リバースエンジニアリング

・SHIFT DQS for リバースエンジニアリング:システムの内部仕様・外部仕様をAIで可視化し、ドキュメントを生成

 対応言語:VB.NET、COBOL、PHP、Java、Access

・SHIFT DQS Insight Studio:SHIFT DQS for リバースエンジニアリングでの可視化結果や生成したドキュメントを一元管理できるダッシュボード

フォワードエンジニアリング

・SHIFT DQS for Application:AI駆動開発による高品質・高生産性を実現したアプリケーション開発

 フロントエンド:React(Flutterに近日対応予定)/バックエンド:NestJS

・SHIFT DQS for Cloud:セキュアで高品質なAI駆動開発を支えるクラウド基盤

 対応プラットフォーム:AWS/対応予定プラットフォーム:Azure、Google Cloud

株式会社SHIFTについて

SHIFTは、金融機関などのエンタープライズ領域におけるミッションクリティカルな基幹システムから、ECサイト、スマートフォン向けのアプリ・ゲーム検証まで幅広い分野のお客様に対するソフトウェアの品質保証・テストサービスで事業基盤をつくり成長をつづけてまいりました。現在は、「無駄をなくしたスマートな社会の実現」を目指し、ビジネスの構築からシステ厶の企画、開発、運用、セキュリティやマーケティング領域、さらにはDX推進まで、お客様のITにまつわるあらゆるビジネス課題の解決をご支援しています。

・名称:株式会社SHIFT

・代表:代表取締役社長 丹下 大

・住所:東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー

・設立:2005年9月

・コーポレートサイト:https://www.shiftinc.jp/

・サービスサイト:https://service.shiftinc.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社SHIFT

41フォロワー

RSS
URL
https://www.shiftinc.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー
電話番号
03-6809-1128
代表者名
丹下 大
上場
東証プライム
資本金
-
設立
2005年09月