OiDE ファンド 4号案件 目標達成のお知らせ
iPS細胞由来インスリン産生細胞におけるオープンイノベーション研究
三菱UFJキャピタル株式会社(代表取締役社長:坂本信介、本社:東京都中央区、以下「三菱UFJキャピタル」)は、第一三共株式会社(以下、「第一三共」)、国立大学法人東京工業大学(以下、「東京工業大学」)と2019年1月1日から開始したオープンイノベーション研究(以下「本研究」)について目標を達成したことを、お知らせいたします。
- iPS細胞由来インスリン産生細胞の作製に関する研究
- 出資背景
- 研究目標の達成
- OiDEファンド運用成績
*1 重症1型糖尿病
1型糖尿病は、インスリンを産生する膵臓のβ細胞が何らかの原因で破壊されることで発症します。1型糖尿病では、治療にインスリン製剤を使用します。しかし、一部の患者さんでは、内因性インスリン分泌能が著しく低下しているために、十分な血糖コントロールが達成できず、重症低血糖発作を繰り返すことで、QOLの低下や生命予後の悪化につながる恐れがあります。そのような場合、膵島移植が効果的な治療法とされていますが、ドナー不足が問題となっており、新たな治療法が望まれています。
*2 OiDE(Open innovation for the Development of Emerging technologies)ファンドについて
三菱UFJキャピタルと第一三共が2013年に共同で始めたファンド(三菱UFJキャピタルが運営)
【OiDEファンド概要】
ファンド名称 | OiDEファンド投資事業有限責任組合 |
ファンド総額 | 8.5億円 |
ファンド出資者 | 独立行政法人中小企業基盤整備機構 他 |
運営会社 | 三菱UFJキャピタル |
ファンド設立 | 2013年9月17日 |
投資対象 | ■対象法人 主に日本の大学等が保有するシーズをもとに新たに国内に設立するベンチャー企業等 ■対象シーズ 新しい疾患治療メカニズム、ワクチン、核酸、次世代抗体、ペプチド、ドラックデリバリーシステム(DDS)、再生医療・細胞治療、希少疾患等に関わるシーズ ■対象ステージ 創薬基盤技術のコンセプト達成あるいは非臨床試験における疾患メカニズム解明の前段階 |
【スキーム図】
【三菱UFJキャピタル 会社概要】
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 坂本 信介
設 立:1974年8月1日
U R L :https://www.mucap.co.jp/
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
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