学部教育対象のケースメソッド研修会(日英)を開催
ケースメソッド研修会とは、経営教育の高度化を目標として、学部および大学院の教職員を対象に実施されるFDおよびSDとなります。研修会は日本語および英語での同時開催とし、春(4月)と秋(9月)の2回開催となり、合わせて約100名の教職員が研修会に参加しました。
今回の研修会では、山本雅道教授よりハーバードビジネススクールの研修会(Global Colloquium on Participant-Centered Learning)に参加された際の学びや気づきについてお話しいただいた後、竹内伸一教授より「ケースメソッド授業の前進について」のガイダンスがありました。その後、日本語クラス(担当:内古閑 宏教授)と英語クラス(担当:Alexander Kilpatrick教授)に分かれて模擬ケースメソッド授業を実施し、「学部教育課程」においてどのように更に発展させていくかを検討し意見交換が行われました。
ケースメソッドについて
1921年にハーバード・ビジネス・スクールで誕生し、世界中の高等教育機関において採用されている教授法。ケースメソッドによる学修は、ケースと呼ばれる教材に登場する主人公のおかれた複雑な状況を主体的に考察しながら意思決定に関する追体験を行う「探究型学修」となります。ケースそのものを学ぶのではなく、ケースと自分との関係性の意味付けを繰り返し内省することで、リーダーとしての姿勢を高めることを目標とした教授法です。
名古屋商科大学について
1953年の創立以来、世界標準の経営教育を追求して国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得。現在は5学部10学科2研究科を設置し、世界59カ国174校の提携校と交換留学や国際ボランティアなどを積極的に実施。ビジネススクール(経営大学院)は、世界QSランキングにおいて5年連続で国内第1位を獲得し(2022年)、Times Higher Education rankingの2023年度日本版において、国際性の分野で東海北陸地区で第1位、国内では第15位にランクイン。
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