コービー・パウエルが、アストンマーティン・レーシング・ドライバー・アカデミーの今年の勝者に

アストンマーティンジャパンリミテッド

  • GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・スプリントカップのシルバークラス・チャンピオン、コービー・パウエルが才能あふれるGTレーサー集団でトップに

  • ベルギー出身の若手パウエルが、ワークスドライバーのロス・ガン、ロマン・デ・アンジェリス、ヴァランタン・アス・クローをはじめとする卒業生の錚々たる顔ぶれに名を連ねる

  • パウエルはワークスドライバーのジョニー・アダムと組み、2025/26年アジアン・ル・マン・シリーズに参戦

  • アカデミー9人目の勝者発掘が始まる、勝者は2027年にAMRのサポートを得て、アストンマーティンVantage GT車両のテストを行う

2025年12月12日、ゲイドン(英国):

2025年GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・スプリトカップのシルバーカップ(GTWC)チャンピオンに輝いたコービー・パウエルが、名誉あるアストンマーティン・レーシング(AMR)ドライバー・アカデミーの栄えある新卒業生となりました。

 

ベルギーのディースト出身で21歳のパウエルは、憧れの的である地位を手にした8人目となります。これまでの卒業生にはアストンマーティンTHORチームでValkyrieを駆るワークスドライバーのロス・ガン(英国、IMSA GTDレース優勝者)、ロマン・デ・アンジェリス(カナダ、2022年IMSA GTDチャンピオン)、ワークスドライバーで2023年ル・マン・カップGT3チャンピオンのヴァランタン・アス・クロー(フランス)、ブリティッシュGT4タイトル獲得経験者トム・カニング(英国)、スパ24時間クラス優勝者ロマン・ルルー(フランス)、そして直近ではパウエルと共に2025年GTWCチャンピオン獲得を果たしたジェイミー・デイ(英国)というそうそうたる卒業生の顔ぶれがそろっており、ここにパウエルも名を連ねることになります。

 

Comtoyou RacingのアストンマーティンVantageで、チームメイトのデイと共に最終ラウンドでGTWCスプリントカップのタイトルを勝ち取ったパウエルは、シーズン中に3度のクラス優勝、5度の表彰台獲得を達成しています。卓越した才能が集まった2025年度AMRアカデミー23名の候補者の中で、パウエルはアカデミーのプロセスのあらゆる局面で頭角を現し、バーレーン・インターナショナル・サーキットで大規模に展開された、全体的なペース、ドライバーのフィードバックおよびシステム分析などのさまざまな面を評価するポストシーズンテストでも、パウエルは才覚を発揮しました。

 

パウエルにとって、今シーズンはまだ終わっていません。今週末、2025/26年アジアン・ル・マン・シリーズにEcurie Ecosse BlackthornのアストンマーティンVantage GT3でジャコモ・ペトロベッリ(イタリア)と組んで出場し、同シリーズへのデビューを果たします。

 

パウエルはAMRドライバー・アカデミー卒業について次のように語りました。「アストンマーティン・レーシング・ドライバー・アカデミー勝者となれたことをとても誇りに思っています。GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・スプリントでシルバーカップのタイトルを獲得でき、今年は既に素晴らしい一年でしたが、これで2025年がより一層最高の年になります。スポーツカー競技史を飾る偉大なマニュファクチャラーの一つのサポートを得て、プロのレーシングドライバーという自分の夢に向けて大きく前進することができます。アストンマーティン・ファミリーの皆様からの今年、そして2026年のサポートに感謝しています」

 

AMRドライバー・アカデミーは、アストンマーティンの活気あふれるパートナーチームのネットワークの中から優秀な人材を発掘・育成するために毎年実施されるプログラムで、由緒ある英国ウルトラ・ラグジュアリー・スポーツカー・マニュファクチャラーであるアストンマーティンにとっては、将来の人材への投資と育成を通じてモータースポーツに還元する手段でもあります。

 

名門マニュファクチャラーの下で学び、能力開発ができる独特で比類ない場として重要な意味を持つAMRドライバー・アカデミーは、キャリアの初期段階にあるドライバーに対し効果的な指導が行われるよう、毎年微調整と改良を加えられています。対象となるのは、認定されたチャンピオンシップでVantage GT3およびGT4のレースプログラムに参加する17歳から26歳の競技者です。現在、2026年度AMRドライバー・アカデミー候補生の選定が開始されています。

 

2026年度卒業生には、2027年のレースプログラムに対する資金援助が行われるほか、ファクトリーからシーズンの計画に合わせたサポートや指導も提供されます。特に成績の優れた候補生たちは、2026年シーズン末に行われるVantage GT3のテストでさらに評価される場合もあります。

 

候補生は、メディアコーチング、シミュレーターによるトレーニング、身体的な調整や栄養に関する個別指導などを含む、網羅的なトレーニングキャンプに参加します。AMRのスタッフがマーケティングとスポンサーシップについてアドバイスを提供するほか、Vantageの競争力を高めるセットアップに関する理解を深めるため、ファクトリーを拠点にエンジニアリングワークショップも行われます。

 

最優秀者を選ぶ審査パネルには、ル・マン24時間レースで3度のクラス優勝を収め、2023年ロレックス・デイトナ24 時間レースGTDクラスのチャンピオンでもあるダレン・ターナー(英国)、ブリティッシュGT選手権で4度チャンピオンを獲得したジョニー・アダム、アカデミー歴代勝者の一人でワークスドライバーのヴァランタン・アス・クロー、AMRパフォーマンス責任者のガス・ベテリ、AMRパートナーレーシング責任者のヒュー・タスカー、AMRチームマネージャーのサイモン・エドワーズ、AMRドライバー・アカデミー長のレイチェル・アダムが並び、ドライバーの戦略、チームワーク、営業・広報活動の各面における能力を評価します。最終的に選ばれるのは、将来に向けて才能を最も伸ばすポテンシャルを示した候補生になります。

 

アストンマーティンの耐久モータースポーツ責任者のアダム・カーターは次のように述べています。「アストンマーティン・レーシング・ドライバー・アカデミーは、勝者の誇れる伝統を築いてきました。コービーが新卒業生となり、私たちが再び才能豊かな若手ドライバーのプロフェッショナルなレースのキャリアにおける次の段階をサポートしていけることを、大変うれしく思っています。2024年にVantageでレースに出場するようになってから、コービーはずば抜けたスピードと意志の強さ、自己向上心を常に示してきました。これらは、これまでのAMRドライバー・アカデミー勝者が傑出する上で役立ってきた性質であり、2025年度のハイレベルなドライバーたちの中にあっても明確に認められるものでした。今後、これらの性質は彼のキャリアの基盤となり、私たちもそこに積極的に関われることを楽しみにしています」

 

2026年度アストンマーティン・レーシング・ドライバー・アカデミーに関する詳細と応募方法については、レイチェル・アダム(radam@astonmartinracing.com)までお問い合わせください。応募するには、レーシングライセンスを所持し、2026年にアストンマーティンVantage GT3またはGT4でレースを予定している方に限ります。

 

こちらのプレスリリースに関する素材は、下記よりダウンロード可能です。

 https://we.tl/t-6OtWQsSObz

 

 

アストンマーティン・ラゴンダについて

アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。

 

ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、Vanquish、DBX707に加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サステナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは2025年から2030年にかけて、PHEVとBEVを含むブレンドドライブトレインアプローチによる内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、電気自動車のスポーツカーとSUVのラインナップを持つという明確なプランを描いています。

 

英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界で50以上もの国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。

 

ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。

 

2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。

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会社概要

Aston Martin Japan合同会社

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業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区北青山1-2-3 青山ビルディング12F
電話番号
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代表者名
カール・ベイリス
上場
未上場
資本金
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設立
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