半数以上が入居後に後悔!早期退去の理由は「騒音」と「近隣トラブル」賃貸物件入居後の課題調査
お部屋探しのリーディングカンパニー株式会社CHINTAI(本社:東京都港区 代表取締役社長 奥田倫也 以下CHINTAI)は、これまでに賃貸物件へ引越しをした経験がある全国の20代から50代の男女を対象に、引越し後の物件に対する後悔や早期退去の経験、内見で確認するお部屋の情報についてのアンケート調査を実施しました。
調査結果概要
本調査は、有効回答数800名の回答を集計・分析いたしました。
<調査概要>
調査期間:2024年9月20日~2024年9月26日
調査対象:過去、賃貸物件に引越しをしたことがある全国20代から50代の男女
調査・集計方法:インターネット調査
調査結果サマリー
・賃貸物件入居後に後悔した人は57.2%で、半数以上が不満を抱えていることがわかりました。
・早期退去の経験について、5人に1人が「経験がある」と回答しました。
・早期退去の理由として最も多かったのは「騒音」(34.1%)で、次いで「近隣トラブル」(27.3%)という結果でした。
・内見時は「日当たり」(22.4%)が最も重視され、「周辺環境」(15.9%)や「水回り」(14.0%)が続きました。
・内見では把握しきれない課題では、「騒音」(37.0%)や「近隣住民の人柄」(30.5%)などが挙げられました。
・内見で把握できた情報は住んでから分かったことの「50%以下」と答えた人が51.6%にのぼりました。
調査結果
■賃貸物件入居後の後悔、半数以上が経験あり
賃貸物件への入居後、半数以上(57.2%)の人が1回以上後悔した経験があることがわかりました。「1回だけある」と回答した人が26.1%と最も多く、次いで「2~3回ある」が21.6%、「4回以上ある」が9.5%という結果でした。後悔の理由としては、お部屋の設備に対する不満のほか、「住んでみたら電車の音が想像以上にうるさかった」「近隣の騒音がひどかった」といった騒音問題や、「隣人が何かとクレームをつけてくる」「近隣住民との人間関係に問題があった」など、近隣住民への不満が挙げられています。
■賃貸物件の早期退去、5人に1人が経験
早期退去の経験がある人は全体の22.0%で、5人に1人が経験していることがわかりました。内訳は、「1回だけある」が14.8%で最も多く、次いで「2~3回ある」が4.4%、「4回以上ある」が2.9%となりました。一方、早期退去の経験が「ない」と回答した人は78.0%でした。
■早期退去の主な理由、「騒音」と「近隣トラブル」が上位に
早期退去の理由として最も多かったのは「騒音」で34.1%を占め、入居後の生活環境におけるストレスが大きな要因となっていることがわかりました。次いで「近隣トラブル」が27.3%、「転勤」が19.9%、「設備不良」が18.8%と続きます。また、「いやがらせ」や「大家トラブル」といった対人関係に関連する理由も一定数見られ、住環境や人間関係が早期退去の主な原因であることが浮き彫りになりました。
■内見で重視されるのは「日当たり」や「周辺環境」
内見時に必ずチェックするポイントとして最も多く挙げられたのは「日当たり」(22.4%)でした。次いで「周辺環境」(15.9%)や「水回り」(14.0%)が上位に挙がり、生活の快適さに直結する要素が内見時に重視されていることがわかりました。
■住環境の課題、「騒音」がトップ、次いで「近隣住民の人柄」
内見で把握しきれず、住んでからわかった問題として最も多かったのは「騒音」で37.0%でした。次いで「近隣住民の人柄」が30.5%、「日当たり」が21.63%、「収納の足りなさ」が19.0%と続きます。また、「コンセントの位置」(17.5%)や「キッチンの使いやすさ」(13.5%)、「家具配置のしやすさ」(12.3%)なども挙げられており、内見だけでは十分に確認できない環境や人間関係、住環境の細部が後々の不満につながるケースが多いことが明らかになりました。
■内見でわかったことは50%程度が多数
「内見で把握できたことは、住んだうえでわかったことの何%程度だと思いますか?」という質問に対し、最も多かった回答は「50%」で26.6%を占めました。次いで「60%」が15.1%、「30%」が13.5%と続き、多くの人が内見時点では、住んでみてからわかることの半分程度しか把握できていないと感じているようです。
総括
今回の調査では、賃貸物件への入居後に「後悔した経験がある」と回答した人が57.2%に上り、半数以上が何らかの不満を抱えていることが明らかになりました。後悔の理由には、「騒音」や「近隣住民とのトラブル」など、内見時では気づきにくい要素が大きく関与しています。また、「内見で把握できたことは住んでからわかったことの50%以下」と答えた人が51.6%に達し、多くの人が事前情報収集だけでは十分な判断が難しいと感じている実態が浮かび上がりました。さらに、早期退去に関しては、5人に1人が経験したことがあると回答しており、その主な理由として「騒音」や「近隣トラブル」が挙げられました。これらの結果からも、入居後に判明する住環境の課題が、早期退去という大きな決断に直結していることがわかります。
CHINTAIでは、賃貸物件の入居後に不満を感じた場合でも、安心して新しい住まいを探せるサービス『CHINTAI安心パック』を提供しています。このサービスでは、加入者が入居後に「騒音」や「日当たり」といった問題に直面した場合でも、安心して新しい住まいを探せるよう、3ヵ月以内の再引越し費用を補助します。従来の内見や情報収集では解決しきれない課題にも対応し、住まい探しを安心して進められるのが特徴です。
CHINTAIは今後も、お客様が自分らしい住まいを見つけ、より快適な暮らしを実現できるよう、サービスの向上に努めてまいります。
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