サイバーリンク、FaceMe® Securityの最新バージョンを発表検索機能・録画機能・ドアアクセスコントロールなどを大幅に強化
台湾 台北(2021年12月9日)CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下 サイバーリンク)AI と顔認証技術のパイオニアであるサイバーリンクは、同社のスマートセキュリティシステム向けソリューションFaceMe® Securityの最新版アップデートを発表しました。FaceMe® Security 7.0では、ビデオマネジメントソフトウェアであるVMRアドオンのユーザーエクスペリエンス(UX)が大幅に強化され、IPカメラからのビデオストリームをギャラリービューおよびフロアプランビューでライブモニタリングできるようになりました。また、管理コンソールでは新たに顔画像による人物検索に対応しました。加えて、H.265フォーマットやDIDO I/Oモジュールのサポートも追加されています。
最新のFaceMe® Security 7.0において強化された機能:
VMR Add-On - IPカメラのビデオストリームのライブモニタリング・録画
VMR Add-On(旧名称:Monitor Add-On)は、セキュリティ監視用PCで使用可能なビデオマネジメント・録画ソフトウェアです。複数のビデオストリームをリアルタイムで監視できるとともに、セキュリティイベントが発生した場合には関係者にアラートで通知することで、録画されたビデオを確認することが可能となります。
*複数のビデオストリームを監視する際にフロアプランビューおよびギャラリービューを使用できます。
*フロアプランビューでは、建物の見取り図を背景に、ビデオ画像を自由にオーバーレイすることができます。
*ギャラリービューでは、最大9つのビデオ画像を任意の配置で並べて同時に監視することができます。
これらのオプションを使用することで、ユーザーは場所や目的などに応じて、表示レイアウトを柔軟にカスタマイズすることができます。また、詳細情報を含む拡大サムネイルや、カメラの識別を容易にするための番号付けなど、さまざまなUX機能強化が含まれています。
FaceMe® Security Central 管理コンソール
顔画像による人物検索、グループのカスタマイズ
オンプレミスサーバーにインストールされたFaceMe® Security Centralは、顔データベース管理、訪問者履歴、イベントログ、システム設定などの機能を備えています。バージョン7.0アップデートでは、新たに画像検索機能がFaceMe® Security Centralに追加されました。この機能では、顔画像を使用して特定の人物の訪問履歴を検索することができます。さらに、人物グループのカスタマイズオプションも追加され、色やアイコンを設定することで、データの視認性を向上させることができます。
H.265フォーマットサポート
H.265は、最新のIPカメラの多くでサポートされている新しいビデオ圧縮規格です。従来のH.264と比較して、H.265では同程度の画質でファイルサイズを50~75%削減できるため、NVR(ネットワークビデオレコーダー)のストレージ領域を節約することができます。FaceMe® Securityは、主要なCPU、GPU、およびVPUにおいてエンドツーエンドのH.265フォーマットサポートを提供しており、RTSPストリーミング、リアルタイムの顔検出、特徴点抽出、ビデオ録画の取得などの機能を強化することができます。
DIDO I/Oモジュールサポート - ドアロック・照明制御システムの互換性向上
FaceMe® Securityとドアロック・照明などのアクセス制御を行うI/Oモジュールとの互換性を向上させるために、Advantech DIDO制御モジュールの一部モデルを新たにサポートしました。これにより、あらかじめ登録された人物を識別してドアロックを解除するといった機能が使用できるようになります。
FaceMe® Securityの主な機能
FaceMe® Securityの通知APIで、VIVOTEK VAST 2、Milestone、Network Optix Nx Witnessなどの主要なVMS(ビデオ管理システム)をサポート。
FaceMe® Security Check-In Add-Onは、施設の出入り口に設置されたカメラとPCに導入することで入退室情報を記録し、リアルタイムで画面上での本人確認を行うことが可能。
FaceMe® Security Health Add-Onは、マスクの着用状態が適切かどうかを検出するとともに、身元確認と検温スクリーニングを行うことが可能。
FaceMe® Security Workstation
エッジでのリアルタイムの顔検出と顔特徴点抽出が可能。
単一または複数のNVIDIA Quadro GPUを搭載したハイエンドWindowsワークステーションに実装することで、1時間あたり最大80,000人が通過するような人通りの多い場所での顔認証が可能。
NVIDIA Jetson AGX Xavier/Xavier NXなどのプラットフォームに対応、コストパフォーマンスと省電力性に優れたシステムを構築可能。
FaceMe® Security Central
抽出された顔の特徴点をデータベースと照合し、個人を特定。
Webベースのコンソールも提供、Microsoft SQLベースの顔データベースの管理、IPカメラの構成管理が可能。
VIPやブラックリストに登録された人物、または従業員が特定エリアに入った際に関係者に通知を行うための設定が可能。
FaceMe® Securityの商品情報はこちら:
https://jp.cyberlink.com/faceme/solution/security/overview
FaceMe® の製品情報はこちら: https://jp.cyberlink.com/faceme/
「2021年における顔認証の展望」、「エッジデバイスによる顔認証」など顔認証のさまざまなソリューションを紹介するマーケットインサイトはこちら:
https://jp.cyberlink.com/faceme/insights/articles
FaceMe® YouTube チャンネルはこちら:
https://youtube.com/playlist?list=PLruWrgqKnEsFEhpaKWuIdU5T5DaZ6oPD8
■サイバーリンク株式会社について
1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔認証技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。
日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。
映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe®」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。
サイバーリンク株式会社についての詳細は公式HPをご覧ください: https://jp.cyberlink.com
■本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変わる可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をサイバーリンク株式会社が保証するものではありません。
ここに記載されたすべての会社名と製品名は認識目的でのみ使用され、それぞれの所有者の財産です。
Copyright 2021 CyberLink Corp. 無断複写・複製・転載を禁ず。
FaceMe® Securityは、世界をリードするAI顔認証エンジンを搭載したスマートセキュリティソリューションです。本人確認、入退室管理、検温スクリーニング、マスク検出、ライブモニタリング、VIPまたはブラックリストに登録された人物の検出とイベントベースのアラート送信など、セキュリティ用途において重要となる機能を搭載しています。システムインテグレーターは、オフィス、工場、住宅、小売店舗など、さまざまなセキュリティ用途でFaceMe® Securityを導入することができます。
最新のFaceMe® Security 7.0において強化された機能:
VMR Add-On - IPカメラのビデオストリームのライブモニタリング・録画
VMR Add-On(旧名称:Monitor Add-On)は、セキュリティ監視用PCで使用可能なビデオマネジメント・録画ソフトウェアです。複数のビデオストリームをリアルタイムで監視できるとともに、セキュリティイベントが発生した場合には関係者にアラートで通知することで、録画されたビデオを確認することが可能となります。
*複数のビデオストリームを監視する際にフロアプランビューおよびギャラリービューを使用できます。
*フロアプランビューでは、建物の見取り図を背景に、ビデオ画像を自由にオーバーレイすることができます。
*ギャラリービューでは、最大9つのビデオ画像を任意の配置で並べて同時に監視することができます。
これらのオプションを使用することで、ユーザーは場所や目的などに応じて、表示レイアウトを柔軟にカスタマイズすることができます。また、詳細情報を含む拡大サムネイルや、カメラの識別を容易にするための番号付けなど、さまざまなUX機能強化が含まれています。
FaceMe® Security Central 管理コンソール
顔画像による人物検索、グループのカスタマイズ
オンプレミスサーバーにインストールされたFaceMe® Security Centralは、顔データベース管理、訪問者履歴、イベントログ、システム設定などの機能を備えています。バージョン7.0アップデートでは、新たに画像検索機能がFaceMe® Security Centralに追加されました。この機能では、顔画像を使用して特定の人物の訪問履歴を検索することができます。さらに、人物グループのカスタマイズオプションも追加され、色やアイコンを設定することで、データの視認性を向上させることができます。
H.265フォーマットサポート
H.265は、最新のIPカメラの多くでサポートされている新しいビデオ圧縮規格です。従来のH.264と比較して、H.265では同程度の画質でファイルサイズを50~75%削減できるため、NVR(ネットワークビデオレコーダー)のストレージ領域を節約することができます。FaceMe® Securityは、主要なCPU、GPU、およびVPUにおいてエンドツーエンドのH.265フォーマットサポートを提供しており、RTSPストリーミング、リアルタイムの顔検出、特徴点抽出、ビデオ録画の取得などの機能を強化することができます。
DIDO I/Oモジュールサポート - ドアロック・照明制御システムの互換性向上
FaceMe® Securityとドアロック・照明などのアクセス制御を行うI/Oモジュールとの互換性を向上させるために、Advantech DIDO制御モジュールの一部モデルを新たにサポートしました。これにより、あらかじめ登録された人物を識別してドアロックを解除するといった機能が使用できるようになります。
FaceMe® Securityの主な機能
FaceMe® Securityの通知APIで、VIVOTEK VAST 2、Milestone、Network Optix Nx Witnessなどの主要なVMS(ビデオ管理システム)をサポート。
FaceMe® Security Check-In Add-Onは、施設の出入り口に設置されたカメラとPCに導入することで入退室情報を記録し、リアルタイムで画面上での本人確認を行うことが可能。
FaceMe® Security Health Add-Onは、マスクの着用状態が適切かどうかを検出するとともに、身元確認と検温スクリーニングを行うことが可能。
FaceMe® Security Workstation
エッジでのリアルタイムの顔検出と顔特徴点抽出が可能。
単一または複数のNVIDIA Quadro GPUを搭載したハイエンドWindowsワークステーションに実装することで、1時間あたり最大80,000人が通過するような人通りの多い場所での顔認証が可能。
NVIDIA Jetson AGX Xavier/Xavier NXなどのプラットフォームに対応、コストパフォーマンスと省電力性に優れたシステムを構築可能。
FaceMe® Security Central
抽出された顔の特徴点をデータベースと照合し、個人を特定。
Webベースのコンソールも提供、Microsoft SQLベースの顔データベースの管理、IPカメラの構成管理が可能。
VIPやブラックリストに登録された人物、または従業員が特定エリアに入った際に関係者に通知を行うための設定が可能。
FaceMe® Securityの商品情報はこちら:
https://jp.cyberlink.com/faceme/solution/security/overview
FaceMe® の製品情報はこちら: https://jp.cyberlink.com/faceme/
「2021年における顔認証の展望」、「エッジデバイスによる顔認証」など顔認証のさまざまなソリューションを紹介するマーケットインサイトはこちら:
https://jp.cyberlink.com/faceme/insights/articles
FaceMe® YouTube チャンネルはこちら:
https://youtube.com/playlist?list=PLruWrgqKnEsFEhpaKWuIdU5T5DaZ6oPD8
■サイバーリンク株式会社について
1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔認証技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。
日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。
映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe®」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。
サイバーリンク株式会社についての詳細は公式HPをご覧ください: https://jp.cyberlink.com
■本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変わる可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をサイバーリンク株式会社が保証するものではありません。
ここに記載されたすべての会社名と製品名は認識目的でのみ使用され、それぞれの所有者の財産です。
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