いよいよ有休が義務化 ストレスオフに有効な使い方とは? 「デジタル」「ペット」「仕事」は高ストレス傾向 低ストレス女性は「子どもや友人と過ごす」
ワークライフバランスでは“お金を重視しない”が低ストレスのコツか
この4月から有休取得の義務化が始まりました。せっかくのお休み、有効に使いたいものですが、今回のメディプラス研究所・オフラボでは厚生労働省ストレスチェック基準で算出した低ストレス女性(556人)の「有休の使い方」からそのヒントを探ります。
■ 低ストレス女性は、雑用ではなく「子ども・両親」「自分の楽しみ」に有休を使う傾向
低ストレス女性の有休の使い方を、縦軸を行っている割合(%)、横軸を高ストレス女性の割合と比較した倍率として分布しました。
低ストレス女性が多く行っており、また高ストレス者と比較しても高い傾向だったものには「子どもの行事」「子どもの病気、世話」など子ども関連が目立ちますが、「買い物、映画鑑賞」「趣味」「友人と旅行」など自分のための時間にも有休を使っているため、うまく息抜きできている可能性があります。また「親孝行」「帰省」など両親と過ごす時間を大切にしているのも特徴です。一方、「ネットサーフィン」「ゲーム」などデジタル関連や「仕事」でした。といった過ごし方は高ストレス傾向でした。
低ストレス者の有休の使い方
■ 低ストレス女性のワークライフバランス、仕事には積極的に取り組みたい傾向
オフラボでは「働き方」はもちろん、有休を含む「休み方」にも注目しています。そこで「ココロの体力測定2018」でワークライフバランスについて複数回答できいた項目を「仕事」「プライベート」「お金」「人生」に分類。先述の有休の使い方同様、低ストレス女性の傾向を見てみました。
「仕事」では、「趣味を仕事にいかせる」ことを重視する低ストレス女性が、高ストレス女性の1.80倍という結果に。「主体性を持って働ける」(1.30倍)「楽しく働ける」(1.24倍)と、仕事に積極的に関わりたいと思っていることがうかがえます。
ストレスレベル別 女性が重視するワークライフバランス(仕事)
■ プライベートと仕事はきっちり分けたい
プライベートはどうでしょうか。「趣味の時間をとれる」(1.37倍)と、やはり自分の好きなことを重視する傾向に。また仕事には積極的に取り組みながらも、「仕事時間は短く、プライベートを充実」(1.36倍)「仕事とプライベートは分ける」(1.14倍)と、メリハリのある時間の使い方を目指しているようです。先ほどの有休の使い方で、「仕事」が高ストレス傾向だった結果ともリンクします。
ストレスレベル別 女性が重視するワークライフバランス(プライベート)
■ ワークライフバランスにおいては、お金はさほど気にせず?
続いてお金を見てみると、3項目すべてが高ストレス女性の傾向という結果に。中でも「高収入の仕事で贅沢な暮らしをする」は、選択割合は低いものの、低ストレス女性と比較し3.30倍となりました。
ストレスレベル別 女性が重視するワークライフバランス(お金)
■ 女性にとって「子育て」は、ストレスレベルを問わずワークライフバランスで重視したいこと
女性は、とかくライフステージの変化に大きな影響を受けるものですが、低ストレス女性は「ライフステージの変化に対応しながら働ける」が高ストレス女性の1.08倍とわずかに上回ったのみ。「子育てに時間をさける」は、低ストレス女性も高ストレス女性も同割合となり、子育てに対する思いは、ストレスレベルに関係しない傾向であることは、注目すべき結果と言えるでしょう。
ストレスレベル別 女性が重視するワークライフバランス(人生)
【調査概要】
「ココロの体力測定2018」
方法|インターネット調査
期間|SCR調査 2018年3月7日~3月17日
(SCR調査)
対象|全国、20~69歳、14万人(男女各7万人)
項目|15問
分析データについて|厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化
集計データについて|集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用
(本調査)
期間|2018年4月7日~20日
サンプル数|1800人
今回抽出対象者|(本調査より)女性:1167人(高ストレス者:450人、低ストレス者:556人)
■ オフラボとは
オフラボ(ストレスオフラボ)は、「ココロの体力低下」をしている日本人の心の状態を見える化し、脳科学者などの専門家や他社企業と共同で、エビデンスに基づいてストレスと身体や肌を調査・研究する(株)メディプラス研究所を中心としたプロジェクトです。
可視化しにくいストレスを顕在化するだけではなく、心のバランスが取れていて、身体も肌も健やかな状態、「ストレスオフ」を提唱。ウェアラブルセンサでメンタルコンディションを測定するサービスを展開するWINフロンティア(株)と共同で研究し、ストレスオフな状態へと導くさまざまなセルフケアを検証しています。
ミッションは“ストレスオフを日本の文化に”。ストレスオフな社会の定着を目指し、活動しています。
>>> Facebookページ「株式会社メディプラス研究所」で最新の調査やオフラボ記事情報を公開中!
■ ココロの体力測定
東邦大学名誉教授・脳生理学者 有田秀穂氏の監修のもと、全国の20~69歳の男女各7万人(合計14万人)を対象に「ココロの体力測定」(ストレス指数チェック)を実施。
2015年12月より厚生労働省から義務付けられている、「ストレスチェック制度」の対象となる従業員規模50人以上の企業だけでなく、義務化の対象にならない有職者や専業主婦まで含めて、広くストレス状態を計測・数値化しています。
■ オフラボ運営会社
社 名 :株式会社メディプラス研究所
代表取締役 :恒吉明美
所在地 :〒150‐0013 東京都渋谷区恵比寿4-6-1 恵比寿MFビル2F(株式会社メディプラス内)
設 立 :2013年12月
URL :https://mediplus-lab.jp
■ 低ストレス女性は、雑用ではなく「子ども・両親」「自分の楽しみ」に有休を使う傾向
低ストレス女性の有休の使い方を、縦軸を行っている割合(%)、横軸を高ストレス女性の割合と比較した倍率として分布しました。
低ストレス女性が多く行っており、また高ストレス者と比較しても高い傾向だったものには「子どもの行事」「子どもの病気、世話」など子ども関連が目立ちますが、「買い物、映画鑑賞」「趣味」「友人と旅行」など自分のための時間にも有休を使っているため、うまく息抜きできている可能性があります。また「親孝行」「帰省」など両親と過ごす時間を大切にしているのも特徴です。一方、「ネットサーフィン」「ゲーム」などデジタル関連や「仕事」でした。といった過ごし方は高ストレス傾向でした。
低ストレス者の有休の使い方
■ 低ストレス女性のワークライフバランス、仕事には積極的に取り組みたい傾向
オフラボでは「働き方」はもちろん、有休を含む「休み方」にも注目しています。そこで「ココロの体力測定2018」でワークライフバランスについて複数回答できいた項目を「仕事」「プライベート」「お金」「人生」に分類。先述の有休の使い方同様、低ストレス女性の傾向を見てみました。
「仕事」では、「趣味を仕事にいかせる」ことを重視する低ストレス女性が、高ストレス女性の1.80倍という結果に。「主体性を持って働ける」(1.30倍)「楽しく働ける」(1.24倍)と、仕事に積極的に関わりたいと思っていることがうかがえます。
ストレスレベル別 女性が重視するワークライフバランス(仕事)
■ プライベートと仕事はきっちり分けたい
プライベートはどうでしょうか。「趣味の時間をとれる」(1.37倍)と、やはり自分の好きなことを重視する傾向に。また仕事には積極的に取り組みながらも、「仕事時間は短く、プライベートを充実」(1.36倍)「仕事とプライベートは分ける」(1.14倍)と、メリハリのある時間の使い方を目指しているようです。先ほどの有休の使い方で、「仕事」が高ストレス傾向だった結果ともリンクします。
ストレスレベル別 女性が重視するワークライフバランス(プライベート)
■ ワークライフバランスにおいては、お金はさほど気にせず?
続いてお金を見てみると、3項目すべてが高ストレス女性の傾向という結果に。中でも「高収入の仕事で贅沢な暮らしをする」は、選択割合は低いものの、低ストレス女性と比較し3.30倍となりました。
ストレスレベル別 女性が重視するワークライフバランス(お金)
■ 女性にとって「子育て」は、ストレスレベルを問わずワークライフバランスで重視したいこと
女性は、とかくライフステージの変化に大きな影響を受けるものですが、低ストレス女性は「ライフステージの変化に対応しながら働ける」が高ストレス女性の1.08倍とわずかに上回ったのみ。「子育てに時間をさける」は、低ストレス女性も高ストレス女性も同割合となり、子育てに対する思いは、ストレスレベルに関係しない傾向であることは、注目すべき結果と言えるでしょう。
ストレスレベル別 女性が重視するワークライフバランス(人生)
【調査概要】
「ココロの体力測定2018」
方法|インターネット調査
期間|SCR調査 2018年3月7日~3月17日
(SCR調査)
対象|全国、20~69歳、14万人(男女各7万人)
項目|15問
分析データについて|厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化
集計データについて|集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用
(本調査)
期間|2018年4月7日~20日
サンプル数|1800人
今回抽出対象者|(本調査より)女性:1167人(高ストレス者:450人、低ストレス者:556人)
■ オフラボとは
オフラボ(ストレスオフラボ)は、「ココロの体力低下」をしている日本人の心の状態を見える化し、脳科学者などの専門家や他社企業と共同で、エビデンスに基づいてストレスと身体や肌を調査・研究する(株)メディプラス研究所を中心としたプロジェクトです。
可視化しにくいストレスを顕在化するだけではなく、心のバランスが取れていて、身体も肌も健やかな状態、「ストレスオフ」を提唱。ウェアラブルセンサでメンタルコンディションを測定するサービスを展開するWINフロンティア(株)と共同で研究し、ストレスオフな状態へと導くさまざまなセルフケアを検証しています。
ミッションは“ストレスオフを日本の文化に”。ストレスオフな社会の定着を目指し、活動しています。
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■ ココロの体力測定
東邦大学名誉教授・脳生理学者 有田秀穂氏の監修のもと、全国の20~69歳の男女各7万人(合計14万人)を対象に「ココロの体力測定」(ストレス指数チェック)を実施。
2015年12月より厚生労働省から義務付けられている、「ストレスチェック制度」の対象となる従業員規模50人以上の企業だけでなく、義務化の対象にならない有職者や専業主婦まで含めて、広くストレス状態を計測・数値化しています。
■ オフラボ運営会社
社 名 :株式会社メディプラス研究所
代表取締役 :恒吉明美
所在地 :〒150‐0013 東京都渋谷区恵比寿4-6-1 恵比寿MFビル2F(株式会社メディプラス内)
設 立 :2013年12月
URL :https://mediplus-lab.jp
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