【東京MaaSミーティング#2,3】東京モーターショーにて開催したセッション動画をファインピースが公開|YouYube黄金時代到来!MaaS時代のキーワード"情報発信"と"コミュニティ化"
東京MaaSミーティング特設サイト:http://www.finepiece.jp/tmm/
ファインピース株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:木下 寛士)は、「人生に自由を、仕事に創造性を。」というコンセプトのもとMaaSモビリティ革命への挑戦を応援しており、Carstay株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:宮下 晃樹、カートラブース出展)の協賛企画を東京モーターショー(https://www.tokyo-motorshow.com/ )の会場にて開催。「クルマ×暮らしの次世代スタイル!所有からシェアへ、シェアエコの新たな豊かさ(MaaS×バンライフ×シェアエコ)」をテーマとしたセッション動画を一般公開した。
ミーティングコンセプト
YouYube黄金時代到来!
MaaS時代のキーワード、“情報発信”と“コミュニティ化”
コンセプト動画:https://youtu.be/Ca0yNXfVVNg
- 【東京MaaSミーティング 第2セッション:平井×池辺】
MaaSの時代における洗車とは
第2、第3セッションのテーマは、「YouYube黄金時代到来!MaaS時代のキーワード、“情報発信”と“コミュニティ化”」。セッション序盤、株式会社本荘興産代表の平井 新一氏より、同社の展開する洗車・コーティングなどカーディテイリング業界からのMaaS(モビリティのサービス化)についての捉え方について話が始まった。
「MaaSの時代においても、クルマを使う機会が増えることでクルマに興味が向く。コンビニやガソリンスタンドなど、人が集まる場所で気軽に洗車ができる環境を整えていきたい。」と平井氏は考えているという。
https://youtu.be/-Jxz33pKyA4
VANLIFEとカーケアの関係について
イケさんこと、株式会社Xenomedia blend代表の池辺 政人氏(YouTubeチャンネル:とうちゃんはテンネンパーマ)は、長年、バンライフ(車中泊)を行いながらサーフィンなどのアクティビティを実践しており、特にルーフラックやオーニングなどで仮装しているバンは、門型洗車機にも入れることができないため、本荘興産のWashmanのモップのような商品がガソリンスタンドなどで利用できるように置いてあると便利だと思うという。
シェアリングの本質は「資産の高度活用」にあると言われているが、クルマが所有から共有する時代になる中、カーケア製品のシェアリングやサブスクリプションモデルも、インターネットによって情報共有が容易となった現在の潜在市場と言えるのかもしれない。
https://youtu.be/LiBl3_vBfeI
企業×YouTubeに秘められた可能性
後半は、本セッションの本題となるYouTubeへ話題が移行。池辺氏は、これまで企業チャンネルとしては、ホームページとブログが中心だったがこれからは、テキストではなく動画を日記のように投稿するVLOG(ブイログ)と呼ばれる動画での配信などに移行していき、テキストでの情報配信が頭打ちとなると予想しているという。
今回の東京モーターショーの会場では、ドコモが5Gのブースを出展するなど、自動車業界でも5Gの実現に大きな関心を向けているが、YouTubeなどの動画配信の視点からも5Gが導入されることで、動画再生の遅延などがなくなり、動画を見る環境が大幅に改善されると予想される。そのような時代に備え、企業チャンネルの中に動画での有益な情報を持っておくべき時代が来たと、池辺氏は語る。
平井氏も、インスタやYouTubeへと時代のトレンドが移行していることを実感。最初は動画をアップすることに抵抗もあったというが、専門性のある情報を面白い、楽しいに転換してやってみることを心掛け新設したYouTubeチャンネル「Honjyo Channel」へ動画を投稿しているという。
池辺氏は、皆得意なプラットフォーム、苦手なプラットフォームがある。自身はインスタグラムへ重点的に配信を行っているが、旅の一連の流れを見せたいということでyouTubeの配信も開始したという。
https://youtu.be/lGNZVCDEmC
- 【東京MaaSミーティング 第3セッション:平井×木下】
Customer Firstが求められるYouTube時代
株式会社本荘興産 代表の平井 新一氏とファインピース株式会社 代表の木下 寛士氏による第3セッションは、両社の扱うブランドの紹介から始まった。
ファインピースの扱う「テンジ」は、現在56カ国に展開、数年後には100カ国への拡大を目指しているポーランドNo.1のカーディテイリングブランドである。
ポーランドは製造品質の高さと価格のバランスが両立できる国として、ヨーロッパの多くの製造メーカーが工場を構えており、日本においてもテンジの品質、価格、ブランディングは高く評価され、現在、本荘興産でも取り扱いが開始している。
また、本荘興産の展開するウォッシュマンについて、木下氏は「The 日本」という製品への細かいこだわりを感じており、トヨタ自動車との共同開発時に行われた実証実験では身体不可7割弱減、洗車時間も4割近く削減できるという驚異的な結果が出るなど、人手不足時代の生産性向上、また、女性の社会進出をサポートするツールとして、非常に注目しているという。
平井氏は、テンジ取り扱いの意図について、Washmanなどのツールを活用し、作業時間を大幅に短縮することで、ホイールクリーニングなどの付加価値サービスに活かしてもらいたいと語る。
また、木下氏は「YouTubeなどの普及により、お客様の声がダイレクトに、商品とかサービスに反映する時代になった。これまでは、メーカーや企業目線から、こういう商品を作ったら売れるのではないかと考えていたところが、今後は、こういう組み合わせだったら作業が楽になるとか、より一層クルマを楽に、楽しむことができるというアイデアがお客様から出てくるだろうから、それをサービスにしっかり反映させていきたい。」という。
https://youtu.be/WJEn-NitJDY
反転学習 - オンラインとオフラインの融合
「これまで本荘興産では、各地域の商社などに商品を案内をして、そこから同行販売などカタログを広げながら説明をしていた。だた、最近は働き方改革など、夕方からの勉強会の開催も難しくなってきている。」と、平井氏は従来のやり方では今後十分な商品プロモーションが困難になってきていることを感じている。
インスタグラムで7.1万人のフォロワーを持つなどSNSを自身の活動で活用しているタレントの野村日香理さんも、「文字より動画で説明してもらった方が表情も見れるし、分かりやすい。」という。
また、先にYouTubeなどで内容を見てもらってから勉強会を開催した方が効率がいいし、勉強会の内容がお客様に合わないということを減らすことができるのもポイントだと平井氏は考えており、最終的には「ネットを使って研修が受けれる」ところに向けて現在動いている。
木下氏は、「動画学習に適したものと、実際に集まって学習する方が効率がいいものは異なっている。テキストを読む延長のような勉強だったらYouTubeでもいいでしょうし、作業のこまかいところまで見たい時は動画で取ってそれをしっかり見た方がいいこともある。ただ、実践しないと覚えない、例えばゴルフの様な、実際に自分でやらないと覚えないものは集まって研修をする必要がある。」と考えているという。
また、「自分で先に本で読んだり動画を見たりして勉強できることを集まってやっている場合は、交通費・宿泊費・時間など様々なロスがあるし、集まっての勉強だと各自の学ぶスピードの違いもある。」「自宅でやれるものは自宅で、スマホで見れるものはスマホで見てもらって、その上で、もっと踏み込んで学んでみたい、もう少しディスカッションをして、自分が疑問に思ったことを同じようにやっている人たちと一緒に学び合って、質問し合いたい。それがHonjyoさんがされているコーティング塾のようなコミュニティになっていくことで、仲間が増えたり、新しいビジネス展開とか発想が生まれてくるきっかけになると思う。」と木下氏は語る。
https://youtu.be/6EBZimA02Aw
YouTubeの活用 / 海外展開の可能性
「来年オリンピック期間、東京の会社は自宅でテレワークという大企業も多いという。それを受けそのような働き方が来年がぐらいから広く浸透してくるはず。」「パソコンよりスマホの方が、圧倒的に手軽ですぐにアクセスできるため、スマホで仕事する、スマホで勉強する、ということが間違いなくここから広がっていくと感じている。」と平井氏は話す。
また今後、VRや5G時代が到来すると、学習や実技の方法が根本から変わる可能性があると木下氏は語る。
セッションの最後には、平井氏の質問から、ファインピースの今後の展開などに話が及んだ。
「ファインピースは貿易の会社なので、テンジの製品以外にも色々扱っているが、今後、工場で必要な色んな道具や工具や設備が増やしていく予定なのか」という平井氏の質問に対して、国内事業は継続的に拡大しつつ、海外展開も視野に今後は展開してきたいという。
木下氏は、インドで開催されたアウトメカニカ・ニューデリー2019にブース出展をした際、中国・韓国は積極的にインド市場に展開する中、ほどんど日本のメーカーを目にしなかったという。
その中で、現地企業の日本ブランドに対する高い関心に触れ、日本との文化のギャップが大きい国ほど参入障壁が高い分、チャンスも大きいことを感じたという。
今後は、情報を収集し異業種も含めつながりを広げることで、様々な可能性が広げていきたいという。
https://youtu.be/LNEBdvKWSCs
- 主なYouTube配信チャンネル
Fine Piece:http://www.youtube.com/channel/UCw92VlpNJ2pBbrMDqbLRL8g?sub_confirmation=1
HonjyoCHANNEL:https://www.youtube.com/user/Honjyo086
とうちゃんはテンネンパーマ:https://www.youtube.com/user/masatoikebe
「東京MaaSミーティング」詳細情報
詳細:http://www.finepiece.jp/tmm/
会場:東京モーターショー2019 OPEN ROAD カートラエリア Carstayブース
(東京ビッグサイト シンボルプロムナード公園 夢の広場)
日程:2019年10月24日(プレスデー)
ファインピース株式会社
〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目15-14
〒812-0892 福岡県福岡市博多区東那珂1丁目18番27号2F
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