言い方に迷う、すべての人へ。言葉があふれる時代こそ、言葉をアップデートしよう。平成生まれのコピーライター初の著書『言葉のアップデート術』が発売
社会が、働き方が、価値観が変化する時代に、スッと言葉が伝わりやすくするための本
株式会社クロスメディア・パブリッシング(東京・渋谷区、代表取締役・小早川幸一郎)は、2022年5月20日に書籍『言葉のアップデート術』を刊行します。本書は社会の変化に伴って氾濫する言葉により、傷つき、誤解し、モヤッとするようなシーンを取り上げ、現代で伝わる言葉へとアップデートするための「24の言葉の型」としてまとめた本です。また、青山ブックセンターにて刊行記念イベントを開催します。(https://aoyamabc.jp/collections/event/products/kotobanoaxtupudetozyutuevent)
- 時代は変わるのに、なぜ言葉はアップデートされないのか
誹謗中傷や新型コロナウイルス、国際的な分断が深まることで「言葉」が氾濫し、人々が傷つきやすい昨今では、「言葉えらび」がいっそう重要になっています。
テクノロジーや社会、働き方、価値観の変化に合わせて、私たちが発する言葉をもっと注意深く扱い、現代に合わせてアップデートすべきではないでしょうか。
そんな考えに基づき、SNSでの話題づくりを得意とするインターネット時代のコピーライター小竹海広さんによる、言葉で傷つけない、誤解させない、モヤッとさせないための思考法を本書を通して考えています。
「あたらしい時代の言葉にアップデート」するための言いかえ方や思考法を、24の型でまとめています。
- 本書のポイント
本書では現代にフィットする言葉の思考法を、「型」として例えば以下のように定義をしています。
・「デカい主語から、小さな主語へ」
「みんな」「〇〇世代」のようなデカい主語ではなく、主語の範囲を小さく具体的(私など)にして、反感を買いにくい言葉にすること。
・「ヒトの話から、コトの話へ」
ある状態を「ちょっと変わっている”ヒト”」として見るのではなく、「環境的・社会的な変化という”コト”」として見ること。
・「スペックから、ベネフィットへ」
目的を達成するために、手段(スペック)を問うのではなく、ベネフィット発想の視点を持つこと。
・「つまみ食いから、完食へ」
情報の一部を切り抜いて感想や意見を述べるのではなく、しっかりと情報全体を見た上で言葉にすること。
・「上書き保存から、別名へ保存へ」
価値観をひとくくりにして考えるのではなく、多様な価値観として別のものと捉えること。
このような形で、言葉をアップデートするための24つの型を紹介していきます。
- 5/28(土)青山ブックセンターにて刊行記念イベントを開催!
『言葉のアップデート術』の発売を記念し、表参道に店舗を構える青山ブックセンターでオフラインイベントを開催します。
本イベントでは、令和の最新トピックを踏まえながら、「傷つけない」「誤解させない」「損しない」ための言葉を、イベントにご参加いただく皆さんと考えていきます。
聞き手は、インフルエンサー・ライターの5歳さんです。Twitterでのユーモラスな投稿が話題となり、最近ではキャンプYouTuberとしてもご活躍されています。
盛り上がること間違いなし、SNSでは話せないテーマばかりの90分です。土曜の昼下がりに、ぜひ会場まで足をお運びいただけたら嬉しいです。
▼応募はこちらから▼
https://aoyamabc.jp/collections/event/products/kotobanoaxtupudetozyutuevent
- 本書の構成
1ノ型「デカい主語から、小さい主語へ」
2ノ型「二人称から、一人称へ」
3ノ型「ヒトの話から、コトの話へ」
4ノ型「二項対立から、中庸へ」
5ノ型「スペックから、ベネフィットへ」
6ノ型「相対評価から、絶対評価へ」
7ノ型「自己顕示から、自己開示へ」
8ノ型「感想から、感謝へ。」
9ノ型「フェイクから、ファクトへ」
10ノ型「フィルターバブルから、オープンワールドへ。」
11ノ型「つまみ食いから、完食へ」
12ノ型「ロケット花火から、紙飛行機へ」
13ノ型「バイアス単語から、バイアスフリー単語へ」
14ノ型「上書き保存から、別名で保存へ」
15ノ型「パクリ論争から、ジャンル醸成へ」
16ノ型「平均値から、中央値へ」
17ノ型「詰問から、質問へ」
18ノ型「バイトから、キャストへ」
19ノ型「しちゃダメから、してもいいへ」
20ノ型「コントロールから、コンテキストへ。」
21ノ型「まちがい探しから、やりがい探しへ」
22ノ型「コンプレックスから、エンパワーメントへ」
23ノ型「逆張りから、理念へ。」
24ノ型「ディスカッションから、アイディエーションへ。」
- 担当編集者からのコメント
ふとした一言によって、目の前の人、ネットの向こうにいる人が傷つき、モヤッとさせてしまうような世の中です。
時代は変わっていくけれど、言葉で傷を負い、誤解を生んでしまう状況はなかなか変わっていないと思います。
そんな現状を憂い、できる限り言葉で傷つけないよう、未来をアップデートできないか。そんな願いを込めて本書は生まれました。
この本が言葉と向き合うきっかけになれたなら幸いです。
- 著者プロフィール
小竹 海広(おだけ・みひろ)
1990年生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。
TBWA HAKUHODOなど外資系広告代理店にてコピーライターを歴任し、現在は都内の広告会社にてクリエイティブディレクターを務める。
過去にマクドナルド、日産、アディダス、ゼンショー×シンエヴァンゲリオン、岡崎体育÷JINRO、損保ジャパン、TikTok、ABCマート、バーガーキング、スタートアップ企業などのコピーライティングやCMプランニングを担当。
累計動画再生回数2億回超、累計運用SNSフォロワー数は600万人超。
ヤングスパイクスアジア日本代表・本選特別賞、アジア太平洋広告祭ADFEST銀賞、釜山国際広告祭NEW STARS銅賞など海外での評価を得ている。
『言葉のアップデート術』
著者:小竹海広
書名 : 言葉のアップデート術
体裁 : 四六版 / 272ページ
定価 : 1,738円(本体1,580円+税)
ISBN : 978-4-295-40682-2
発行 : 株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日: 2022年5月20日
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