プロロジス、最新レポートを発表:「物流施設内の事業活動が与える経済効果」
3.2兆ドルの世界貿易を支え、360万人の雇用を創出
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE:PLD、日本本社:東京都千代田区丸の内)は、プロロジスのビジネスが世界経済に与える影響について調査した最新版のレポートを発表し、本日より日本語版をウェブサイトに掲載します。同レポートは、プロロジスと外部調査機関のオックスフォード・エコノミクス社との共同研究により”Future Flow of Goods”と題して2017年に初版を発表し、今回が第4版となります。
当レポートは、以下の点について調査しています。
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プロロジスの物流施設を経由する(施設内で保管・流通加工などの工程を経る)製品の価値
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施設における雇用創出
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経済効果
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施設内での事業活動による直接的な経済効果
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施設内での事業活動によってサプライチェーン全体で発生する間接的な経済効果
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施設内で働く方の消費活動によって発生する、波及的な経済効果
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調査の結果、2024年にプロロジスの物流施設を経由した製品の価値は総額約3.2兆ドル(約499兆2,000億円)に達し、世界の国内総生産(GDP)の2.9%に相当することが明らかになりました。さらに、プロロジスが運営する延床面積1億2,000万㎡におよぶ物流施設は、世界で360万人の雇用を支え、世界経済に対して3,480億ドル(約54兆2,880億円)の経済効果(直接・間接・波及効果を含む)をもたらしています。
2024年版レポートの主な結果
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プロロジス施設における経済活動は、世界で770億ドル(約12兆120億円)の税収を創出
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前回調査時の2022年以降、プロロジスの物流施設での直接雇用は世界的に8%増加。特に増加が著しかった国は、メキシコ(+91%)およびカナダ(+47%)である
米国市場におけるインパクト
今回のレポートには、プロロジスが展開する米国内22州に対するインパクトデータも含まれています。2024年、米国内のプロロジスの物流施設を通過した製品価値総額は2兆ドル(約312兆円)に達しました。特に大きなインパクトを受けた州は以下の通りです。
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カリフォルニア州:製品価値は4,650億ドル(約72兆5,400億円)に達し、全米トップ。16万2,000人の直接雇用を支え、総GDPへの寄与は540億ドル(約8兆4,240億円)
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テキサス州:製品価値は2,730億ドル(約42兆5,880億円)を記録し、22万3,000人以上の雇用を創出
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イリノイ州、ジョージア州、ペンシルベニア州:製品価値はそれぞれ1,000億ドル(約15兆6,000億円)以上に上り、数万人規模の直接雇用を支える
プロロジスの影響は物流施設の枠を超え、サプライチェーンを支え、地域経済を活性化し、入居企業の事業活動を通じて世界中で雇用を創出しています。レポート全文は以下より閲覧可能です。
■ 結果概要(日本語)
https://www.prologis.co.jp/news-research/researches/economic-impact-report2025
■ レポート全文(日本語)
■ 結果概要(英語)
https://www.prologis.com/insights-news/research/economic-impact-report
■ レポート全文(英語)
※ 1米ドル=156円換算(2024年12月末時点)
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