3Dシミュレーションソフト『FlexSim 2025』日本語版、販売開始
複雑工程の可視化・省力化・分析高度化を支援する新機能を搭載し、国内産業のDX推進に貢献
株式会社ゼネテック(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:上野憲二)は、本日、3Dシミュレーションソフト『FlexSim 2025』日本語版の販売を開始しましたので、お知らせいたします。
「FlexSim」は、製造、物流、医療など多様な分野で活用されており、現実の業務プロセスを仮想空間上で再現し、ボトルネックの可視化や改善策の検証を可能とする3Dシミュレーションソフトです。直感的な操作性と高い拡張性を備え、複雑な製造工程や物流システムにも柔軟に対応できるモデリング環境を提供しています。
当社は、製造・物流分野を中心に3Dシミュレーションを活用した業務最適化支援に取り組んでおり、「FlexSim」のライセンス販売数は2年連続世界第1位を達成し、高度な技術支援体制と現場課題に即したサポートが高く評価されております。
この度の『FlexSim 2025』の機能強化は、お客さまの業務最適化をさらに後押しするものであり、当社はこの機能強化を通じて、引き続き国内製造業や物流業をはじめ各業界のDX推進に一層貢献してまいります。

『FlexSim 2025』の主な強化点
『FlexSim 2025』ではより多様化・複雑化する現場のニーズに応えるべく、モデル構築や分析作業の効率化と現場最適化を実現する3つの新機能が搭載されました。
①コンテナオブジェクト
コンテナオブジェクト(Container Object)は、モデル内で複数のオブジェクトやロジックをグループ化・整理・再利用するための機能です。複雑なモデルを階層的に整理し、生産ラインや工程を1つのコンテナにまとめることで、全体の構造が把握しやすくなります。
また、コンテナにまとめたオブジェクトやフローは独立したロジックとなり設定変更の影響範囲を限定できます。これにより、シミュレーションモデルの保守性が向上します。
②タスクシーケンスキュー
タスクシーケンスキューは「FlexSim 2025」で新たに導入された機能で、リソース(例:作業者やAGVなど)に割り当てられたタスク(作業)の一覧を視覚的に確認できるツールです。
各リソースが「次に何をするか」を時系列で一覧表示し、シミュレーションの実行中にリアルタイムで確認できます。これによりモデルのデバッグや調整に費やしていた作業時間が格段に短縮されます。
③時間別利用率チャート
リソース(例:作業者、機械、AGVなど)の稼働率を時間単位で可視化する「時間別利用率チャート」を新たに搭載。リソースの稼働状況を時間単位で分析し、ピーク時間帯やアイドル時間を簡単に把握することができます。このチャートを使うことでリソースの使いすぎやムダを視覚的に把握し、工程の改善に役立てることができます。
バージョンアップ対応について
メンテナンス契約を締結いただいているユーザーさまとサブスクリプションプランをご利用いただいているユーザーさまはバージョンアップの対象となります。バージョンアップ対象の皆さまには新バージョンのリリース通知を発行し、即日ご利用いただけます。
当社では「FlexSim」のバージョンアップ対象の皆さま向けに、新機能の詳細説明を行うオンラインセミナーを開催いたします。
セミナーにつきましては詳細が決まり次第、製品サイトおよび当社ホームページなどでお知らせしますので、ぜひご期待ください。
「FlexSim」ユーザー専用コミュニティサイトの開設
『FlexSim 2025』のリリースに合わせ、当社が運営してきた「FlexSim FAQサイト」の機能拡充を図り、「FlexSimユーザーコミュニティサイト」としてリニューアルオープンいたしました。本サイトでは「FlexSim」に関する技術情報を体系的に整理したナレッジベースの機能に加え、ユーザー間での情報交換や技術的な相談が可能なフォーラム機能も提供しており、技術交流の場としてご活用いただけます。サービスの詳細につきましては、下記のFlexSimサポートチームまでお問い合わせください。
※本サイトのご利用にはFlexSimのメンテナンス契約が必要です。
「FlexSim」について
物流・生産・流動の最適化検証を行う「FlexSim」は米国で開発され、世界81カ国で約60,000ライセンスの導入実績を誇る3Dシミュレーションソフトです。工場や物流倉庫などのシミュレーションモデルを、超軽量な3Dグラフィックを用いて作成し、「人・モノ・時間」の動きを検証。機械や作業員の稼働率、作業負荷、作業時間などの統計情報と連携させてデジタルツインを構築し、現場の課題を検出した上で最適解を導き出し、コスト削減や省人化への対応といった課題の解決に貢献するベストソリューションです。
製品サイトはこちら
https://simulation.genetec.co.jp/
◆ゼネテックについて
社 名 :株式会社ゼネテック
設 立 :1985年7月1日
代表者 :代表取締役社長 上野 憲二
本社所在地 :〒163-1325 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー25F
事業内容 :
・ソフトウェアとハードウェアの融合によるシステムを提供するシステムソリューション事業
・3D-CAD/CAMシステム「Mastercam」や3Dシミュレーションソフト「FlexSim」、
製品ライフサイクル管理ソフト「Windchill®」を活用し、ものづくりの現場における
効率化・生産性向上・全体最適化に貢献するエンジニアリングソリューション事業
・災害時位置情報共有アプリ『ココダヨ』をはじめ、位置情報を活用して安心・安全を提供する
GPS事業
URL:https://www.genetec.co.jp/
【製品に関するお問い合わせ先】
株式会社ゼネテック DX事業部
Email:flexsim@genetec.co.jp
【FlexSimユーザーコミュニティサイトに関するお問い合わせ先】
株式会社ゼネテック FlexSimサポートチーム
Email: flexsim-support@genetec.co.jp
【報道関係お問い合わせ先】
株式会社ゼネテック マーケティング統括部
Email:PR@genetec.co.jp
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