ラピュタロボティクス、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」に新しいピッキング方法「フォーカスピッキング」を追加、提供を開始

物流向けロボティクスソリューションを提供するラピュタロボティクス株式会社(東京都江東区、代表取締役 CEO:モーハナラージャー・ガジャン、以下、ラピュタロボティクス)は、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」に新たなピッキング方法である「フォーカスピッキング」を追加し、提供を開始しました。

●開発の背景およびフォーカスピッキングについて

ラピュタPA-AMRは2020年の商用化以来、これまでに約60拠点以上、累計販売数も800台を超え、物流現場で課題を抱えるお客様の課題解決のために寄与してまいりました。

この度、さらなる効率的な商品ピッキングを実現するための独自アルゴリズムを開発し、新しいピッキング方法「フォーカスピッキング」の提供を開始します。「フォーカスピッキング」は、ラピュタPA-AMRをピッキング量の多いエリアに集中させ、作業者様の歩行距離をさらに減らすことでより効率的にピッキング作業を進めることを可能にします。お客様の物流現場における庫内作業において、一段と高い生産性を実現することに貢献できる機能です。

●フォーカスピッキングにより歩行距離の削減に効果

フォーカスピッキングにより、ピッキング作業の優先順位が最適化され、作業者とロボットの移動動線がこれまで以上に効率化されます。実際に試験導入を行った株式会社Rise UP様の物流現場では、以下のような歩行削減効果が確認されました。

1時間あたりの推定歩行距離

通常のラピュタPA-AMRを用いたピッキング:1348m

フォーカスピッキング実装後:858m(36%削減)

参考プレスリリース:ラピュタロボティクス、株式会社Rise UPの物流センターへ「ラピュタPA-AMR」15台を納入 https://www.rapyuta-robotics.com/ja/2024/04/03/rise-up-pa-amr/

フォーカスピッキング時におけるラピュタPA-AMR遷移の様子

●継続的な進化を目指すためのサポート体制

ラピュタロボティクスでは、ラピュタPA-AMRをご契約いただいたお客様に対し、適切なタイミングで最新版のソフトウェアをリリースしています。アップデートの適用は、お客様の現場でそのバージョンが必要とされるかどうかに応じて選択いただけます。これにより、お客様は必要に応じて最新のテクノロジーを導入しつつ、現場のニーズに合ったサポートを受けられる体制を整えています。

今回の新機能「フォーカスピッキング」の開発は、その取り組みの一環となります。同機能を通じて、より多くの物流現場で生産性向上を実現し、業務効率の最大化をサポートしてまいります。

本機能追加に関するお問い合わせはこちら

https://www.rapyuta-robotics.com/ja/contact-us/

ラピュタロボティクスは、これからもお客様のニーズに応じた機能改善を続け、物流業界の進化を後押ししていきます。次世代の物流ソリューションとしてラピュタPA-AMRを活用し、物流におけるさまざまな課題解決に向けて取り組んでまいります。

●ラピュタロボティクスについて

ラピュタロボティクスは、アインシュタインをはじめ、数々の著名研究者を輩出しているチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)発のベンチャー企業です。「ロボットを便利で身近に」(Making robotics attainable and useful for anyone)をビジョンに掲げ、世界最先端の制御技術および人工知能技術を活用した次世代クラウドロボティクスプラットフォームの開発と、ロボットソリューションの開発・導入・運用支援を行っています。世界30ヵ国以上から結集した、高い開発技術力を誇る優秀なエンジニアとバイリンガルでロボティクスに精通した営業チーム、カスタマーサクセスチームのタッグにより、お客様に最適なソリューションをご提案します。

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会社概要

URL
http://www.rapyuta-robotics.com/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区平野4-10-5
電話番号
-
代表者名
Gajan Mohanarajah
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2014年07月