広島県尾道市 ボナプール楽生苑開業のお知らせ
「ボナプール楽生苑」2024年3月1日(金) グランドオープン
せとうちDMO(※1)を構成する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション(広島県広島市 代表取締役
田部井智行、以下SBC)が企画からコンサルティングとして事業に携わった、広島県尾道市瀬戸田町の新たな
ランドマークとなる「ボナプール楽生苑」が2024年3月1日(金)にグランドオープンいたします。
「ボナプール楽生苑」は、障がい者の就労×レンタルキッチン×宿泊機能を備えた施設で、事業活動を通じて
地域の課題を解決していくことをミッションとし、「福祉」・「地域交流」・「観光」で訪れる多様な人々が集う、
複合型コミュニティ施設となります。SBCにおいては、観光が社会福祉や地域交流に貢献していく「新たな観光産業の形」を実現すべく、本施設の事業構想、商品開発、運営計画や開業準備まで一気通貫したサポートを行って参りました。
このたび、グランドオープンを迎えるにあたり、2月27日(火)に報道関係者の皆様に向けた内覧会を開催いた
しますので、併せてご案内いたします。
1.ボナプール楽生苑のコンセプト
誰もが気軽に立ち寄れる地域に開かれた福祉をコンセプトに、障がい者の就労活動そのものが、福祉支援に
留まることなく、地域の課題解決に繋がっていくことを目指した施設です。施設のある生口島(いくちじま)
が抱えるいくつかの島内課題を解決するための機能が組み合わさった、複合型コミュニティ施設となります。
【島内課題について】
(1) 宿泊施設の不足
島内に宿泊施設が少なく、観光繁忙期においては客室が不足する。
(2) 柑橘搾汁所がない
生口島は日本トップクラスの国産レモンの産地であるにもかかわらず、島内に柑橘搾汁所がなく、
島外で製品加工を行わなければならない。
(3) 人々が集うことができる場所が少ない
地域の人々が集まり、交流できる場所が島内に少ない。
(4) 障がい者の就労支援施設が少ない
島内に障がい者の就労支援施設が少なく、本施設の客室清掃、タオルやシーツの洗濯、
レモンなどの柑橘搾汁作業など、島内での就労機会を創出する。
【施設の概要】
名称 :ボナプール楽生苑
所在地:〒722-2411 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田1-1
内容 :・ホテル(20室)・レンタルキッチンおよびレンタル交流スペース
・柑橘搾汁所・ショップ・就労支援所
規模 :地上2階鉄骨造、延床面積約1,000㎡
【運営法人の概要】
法人名 :社会福祉法人新生福祉会
施設住所:〒722-2416 広島県尾道市瀬戸田町林1288-6
事業内容:・特別養護老人ホーム「楽生苑」の運営
・地域密着型特養「楽生苑いこいの里」の運営 などの福祉事業
代表者 :理事長 山中 康平
2.建築について
社会福祉法人新生福祉会と、日本を代表する建築設計事務所である伊東豊雄建築設計事務所(東京)と共同で、
日本財団「みらい福祉施設建築プロジェクト2021(※2)」に応募し、全国472法人の中から採択されました。
就労・宿泊・交流の三本柱を大きな一つの屋根の下に構成することで融合を図り、まちやコミュニティの形成
に寄与する「みんなの家」をつくることを建築コンセプトとなっております。
※建物の外観イメージ画像
周辺に開かれ、全ての人が利用しやすい明確な建築デザイン。ランドスケープに繋がり水平に展開する1階部分は地域に開放し、様々な利用者が気軽に訪れ、交流できる場所に。
2階部分は宿泊者の客室とラウンジを配置。目前に広がる瀬戸田水道と、そこを行き交う船を眺めながら過ごすことができる構成となっている。
3.生口島について
多くのサイクリストが訪れるしまなみ海道のほぼ中央に位置し、人口8,000人ほどが暮らす瀬戸内海に浮かぶ島。
温暖な気候を活かしてレモンやみかんなどの柑橘類の栽培が行われており、レモンは国内トップクラスの生産量を誇る。
また、島内のいたるところに現代アート作品がされており、「レモン」と「アート」の島として知られている。
報道関係者様向け内覧会について
■内覧会 詳細
日 時 2023年2月27日(火) 時間 第1回10:00~ 第2回13:00~
場 所 ボナプール楽生苑
内 容 館内設備および客室のご見学と説明、質疑応答となります。
■内覧会 お申し込みについて
お申し込みはメール、もしくはお電話にてお願いいたします。
メールには御社名及び媒体名、部署名、記者の方のお名前とご連絡先、取材内容、希望時間帯を明記の上、
株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション宛にお申込みください。
お申し込み先Email: contact@setouchi-bc.co.jp Tel:082-836‐3205
また、大変恐縮ですが、スケジュールを調整する都合上、内覧会ご参加のお返事は2月26日(月)12時までにお願いいたします。
※1 せとうち DMO 官民が参画する一般社団法人せとうち観光推進機構と金融機関・域内外の民間企業が参画する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションで構成。DMO は Destination Marketing/Management Organization の略。観光需要の創出と商品やサービスの供給体制の強化を行いながら、多様な関係者とともに持続 可能な観光地域づくりを推進している。
※2 地域社会に貢献し、地域社会から愛され、地域福祉の拠点となる社会福祉施設をめざして、事業実施団体と設計者の協働による建築デザイン提案を含む建築関連助成事業を募集する、日本財団が実施する助成プログラム。2021年度は全国472法人からの応募があり、その中から6件のプロジェクトが採択された。
※3 掲載されている写真は全てイメージ画像です。
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