色移りなく美しい仕上がりを長時間キープ マスク常用時代に適応した高化粧持ち口紅を開発

~第31回 国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)横浜本大会にて発表~

株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)は、2020年10月21日~10月30日にオンライン開催された化粧品分野の世界最大の技術発表会「第31回 国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)横浜本大会」にて、マスクをしても色移りせず、長時間美しい仕上がりを維持することができる口紅技術について発表をしました。今後は、本技術をポイントメイク商品などに応用していきます。

 

吉田研究員吉田研究員

◆発表タイトル
英文名
「Revolution in lip color through the molecular design of a
novelsilicone film-forming agent」
日本名
「分子デザインされた革新的な新規シリコーン皮膜剤による高化粧持ち口紅の開発」
発表者
株式会社コーセー メイク製品研究室 吉田 祥麻 

 

図1 化粧持ち効果の比較図1 化粧持ち効果の比較

図2 マスクへの色移りの比較図2 マスクへの色移りの比較

〔図1、図2解説〕
新規開発品において、「高い化粧持ち」と「マスクへの色移りのなさ」の両立に成功しました。


発表内容の概要 化粧持ち・色移り防止・乾燥感のなさを全て満たした高機能口紅の開発に成功
 新型コロナウイルスの世界的流行によってマスク着用率は急激に増加し、口紅においては化粧崩れやマスクへの色移りの悩みが多く聞かれるようになりました。
 そこで当社では、それらの悩みを解消するために、特に重要な役割を果たす皮膜剤の新規開発に取り組みました。その結果、色移りや化粧崩れを防止する膜の硬さを維持しながらも、唇の動きに追従する柔軟性を兼ね備えた新規皮膜剤の開発に成功しました。
 効果検証のため、この新規皮膜剤を配合した口紅(開発品)を作成し、従来の代表的な皮膜剤を配合した口紅(従来品A、B、C)との比較を行いました。その結果、開発品は従来品に比べて塗布12時間後でも美しい仕上がりを維持できており(図1)、口紅塗布直後でもマスクへの色移りがありませんでした(図2)。この両方の性質を兼ね備えていたのは開発品のみであり、従来の口紅よりマスクを常用する時代に適した品質であることが分かりました。
 また、開発品は従来品の課題であった使用時の乾燥感も大幅に低減することができ(図3)、快適に使用できる品質に仕上がっていることが分かりました。

図3 使用時の乾燥感の比較図3 使用時の乾燥感の比較

〔図3解説〕新規開発品は、従来品の課題であった「乾燥感」を感じづらい品質を実現しました。

 当社は今後、本技術を活用した口紅、ファンデーション、日やけ止め等への製剤開発研究をはじめ、お客さまの求める機能性や使い心地を実現するための素材開発研究を進めていきます。

◆IFSCCについて
 国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)とは、16,000名以上の会員を擁する世界的な化粧品技術者会で、各国の化粧品技術者が最新の研究成果について発表・討論する国際学術大会を開催しています。今回は初めてバーチャルでの開催となりました。
※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. 株式会社コーセー >
  3. 色移りなく美しい仕上がりを長時間キープ マスク常用時代に適応した高化粧持ち口紅を開発