2020年6月倒産件数は806件、2カ月ぶりの前年同月比増加で今年最多
負債総額は1264億3800万円、2カ月ぶりの前年同月比増加
帝国データバンクは、2020年6月における負債1000万円以上の法的整理について集計を行った。
<主要ポイント>
- 倒産件数は806件(前年同月比9.8%増)と、2カ月ぶりに前年同月を上回り、今年最多
- 負債総額は1264億3800万円(前年同月比57.3%増)と、2カ月ぶりの前年同月比増加
- 負債トップは、㈱ホワイト・ベアーファミリー(大阪府、民事再生)の約278億円で、今年最大
- 業種別にみると、7業種中5業種で前年同月を上回った。なかでも卸売業(105件、前年同月比25.0%増)は衣服・繊維製品卸や木材・建築材料卸で増加。小売業(193件、同19.9%増)では飲食店(90件)が前年同月比60.7%増となった。サービス業(205件、同22.8%増)は、6月としては2010年6月以来10年ぶりの200件超
- 主因別にみると、「不況型倒産」の合計は655件(前年同月比19.3%増)、構成比は81.3%を占める
- 負債規模別にみると、負債5000万円未満の倒産は499件(前年同月比5.5%増)、構成比は61.9%を占める
- 地域別にみると、9地域中6地域で前年同月を上回った。なかでも近畿(254件、前年同月比50.3%増)は2013年9月以来6年9カ月ぶりに全業種で前年同月を上回った。九州(64件、同18.5%増)は、福岡県や熊本県などで増加
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