ペットの支出に関する調査

~犬飼育者の支出額が増加傾向、年間支出10万円以上が約6割~

アイペット損害保険株式会社

アイペット損害保険株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員社長:安田敦子 以下、当社)は、犬・猫(以下、「ペット」)飼育者の1,000名を対象に、ペットの支出に関するアンケート調査を実施しました。

2022年(以下、昨年)の調査結果と比較すると、2023年のペット関連支出が増えたと感じている方は10%以上増加しており、医療費などのペットの病気に関連した支出や、物価上昇に伴うペット関連費用増加を感じている方が多い傾向がみられました。

【調査結果概要】

直近1年間のペット関連支出、4割以上が前年より「増えた」と回答

年間のペット関連支出額は特に犬飼育者に増加傾向、10万円以上が全体の約6割

増加理由トップは、犬飼育者「医療費などのペットの病気に関連した支出増加」、猫飼育者「物価上昇に伴うペット関連費用増加」

ペット関連支出について「現状維持したい」が最多の31%となるも、「医療費」や「健康維持費用」であれば増加してもよいと考える方がともに25%以上

「ペットツーリズム」犬飼育者の半数以上が、ペットと旅行に行きたい


直近1年間のペット関連支出、4割以上が前年より「増えた」と回答

直近1年間のペット関連支出は前年と比べてどうなったかを尋ねたところ、4割以上が増加したと回答し、昨年と比べ10ポイント以上増加しました。

年間のペット関連支出額は特に犬飼育者に増加傾向、10万円以上が全体の約6割

年間のペット関連支出額では、犬飼育者で「10万円以上~20万円未満」(32.6%)が最も高い割合となり、調査開始以来、初めて10万円を超えました。猫飼育者では「5万円以上~10万円未満」(38.0%)が最多となりました。特に犬飼育者の内訳では、「10万円以上~20万円未満」が4.0ポイント増加している他、10万円以上の割合も4.7ポイント増加しており、全体の約6割を占めました。猫飼育者についても、10万円以上の割合が増加しており、ペット飼育にかかる支出は全体として増加傾向にあるようです。

増加理由トップは、犬飼育者「医療費などのペットの病気に関連した支出増加」、猫飼育者「物価上昇に伴うペット関連費用増加」

ペット関連支出が「増えた」と回答した方にその理由を尋ねたところ、犬飼育者の場合「医療費などのペットの病気に関連した支出が増えたため」が56.8%と過半数を超えました。猫飼育者については「物価上昇に伴い、以前から利用していたペット関連費用(固定費)が増加したため」が最多の46.7%でした。

「何にかける支出が一番増加したか」の問いに対しても、犬飼育者は「病気やケガの診療費」(62.1%)、猫飼育者は「フード、おやつ購入費」(43.2%)が最多となっています。

また、支出額が「増えた」と回答した方に、前年と比べてどのくらい費用が増加したかを尋ねたところ、全体でみると「1万円以上~3万円未満」の支出増加となった方が3割超となりました。

特に10万円以上支出額が増加した犬飼育者は、昨年より10.6ポイント増加し20%台に到達しており、猫飼育者が同6%であるのに対し高い割合となりました。

ペット関連支出が「増えた」と回答した方にその理由を尋ねると、犬飼育者は「病気やケガの診療費」が増加したと回答する方の割合が高くなっていましたが、実際に「直近1年におけるペットの医療費の合計支出」を尋ねたところ、「年間10万円以上」の飼育者は13.3%と、昨年の6.6%からほぼ倍増していることがわかりました。さらに、「物価上昇が生活における支出総額に影響を与えたか」との問いに「影響がかなりあった」「影響があった」と答えた方は79.4%にのぼり、これまでと同様の商品、サービスを利用していたとしても、物価上昇により支出額が増加してしまう現状がうかがえます。


ペット関連支出について「現状維持したい」が最多の31%となるも、「医療費」や「健康維持費用」であれば増加してもよいと考える方がともに25%以上
続いて、「ペット関連支出についてどのように考えているか」尋ねたところ、「現状維持したい」と答えた方が最多の31%となりました。

また、上位には「ペットに必要な医療費であれば増加してもよい」(28.6%)、「ペットの健康を維持・増進するためであれば増加してもよい」(26.9%)が並び、ペットの健康に関する支出であれば増加してもよいと考える方も30%弱となりました。家族の一員であるペットが元気に過ごしてくれることを願う飼育者の方の想いが感じ取れる結果となりました。

2024年のペット関連支出について約4割が「増えそう」と回答
ペット関連支出の予測について尋ねたところ、「増えそう」と回答した割合は全体で38.3%でした。

「変わらなそう」を選択する方が依然として大数を占めるものの、その割合は減少してきており、「増えそう」と回答する方が増加しています。特に犬飼育者では4割以上の方が「増えそう」と回答しました。

さらに、2024年に最も増えそうな支出についても尋ねたところ、「2023年に最も増加した支出」と同様、犬飼育者は「病気やケガの診療費」、猫飼育者は「フード、おやつ購入費」がトップとなりました。ペットの高齢化に伴い、医療費が増加する可能性もあり、また、物価高がさらに長期化する恐れもあることからも、2024年も昨年と同様の支出増加を想定される方が多いのかもしれません。

「ペットツーリズム」犬飼育者の半数以上が、ペットと旅行に行きたい
コロナ禍の制限がなくなり、自由に外出できるようになったことも後押しとなり「ペットツーリズム」への注目が高まっています。「ペットツーリズム」に関する意向を尋ねたところ、犬飼育者の6割以上が、「積極的にペットと旅行に行きたい」「可能であればペットと旅行に行きたい」と回答しました。
全体でも4割以上のペット飼育者が旅行への意向を示していますが、ペットと旅行に行く際の「宿泊にかかる費用」といった費用面の負担感が大きいことが、「積極的に旅行に行きたい」といえない一因となっているのかもしれません。

今回の調査では、物価の上昇などにより支出全体へ影響を受ける方が多いなか、ペット関連支出についても、ペット飼育者の4割以上が前年より増えたと回答しました。年間のペット関連支出額では、特に犬飼育者が増加傾向にあり、「10万円以上」の割合が約6割を占めました。すでに負担感の増加を感じている現状においても、ペットの医療費や健康維持費用であれば支出が増加してもよいと考える飼育者の方も多く、家族の一員であるペットが健康でいてくれることを望む飼育者の方の愛情を感じられる結果も見受けられました。

アイペットでは今後も、ペット保険の提供を通じ、「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会」を目指して、より一層の努力を続けてまいります。

【過去の調査結果】
ペットの支出に関する調査(2023):https://www.ipet-ins.com/info/33660/

【調査概要】  

調査対象:犬・猫を飼育する男女1,000名  

調査期間:2024年3月11日~15日

調査方法:インターネットによるアンケートを実施


■会社概要

商     号  : アイペット損害保険株式会社

代 表 者  : 代表取締役 執行役員社長 安田敦子

所 在 地  : 〒135-0061 東京都江東区豊洲5-6-15 NBF豊洲ガーデンフロント

設     立  : 2004年5月

事業内容 : 損害保険業

資 本 金  : 4,619百万円(2023年3月31日現在)

U   R   L : https://www.ipet-ins.com

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会社概要

アイペット損害保険株式会社

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URL
https://www.ipet-ins.com/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都江東区豊洲五丁目6番15号 NBF豊洲ガーデンフロント6F
電話番号
-
代表者名
安田敦子
上場
-
資本金
46億1900万円
設立
2004年05月