図表の多い文書の検索精度が20%向上 - AIチャットボット「WisTalk」がバージョンアップ

パナソニックが独自チューニングしたRAGの採用で精度の高い回答を実現

図表の多い文書の検索精度が向上し、高い回答精度を実現したAIチャットボット「WisTalk(ウィズトーク)」

パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:伊藤 一義/以下、パナソニック)は、2025年5月、社内問い合わせ・ナレッジ活用向けAIチャットボット「WisTalk(ウィズトーク)」のバージョンアップを実施しました。

今回のバージョンアップでは、パナソニック独自のチューニングを施したOCR対応のRAGを新たに採用。これにより、画像内の文字情報の検索や、表形式で記載された情報をより正確に読み取ることが可能となり、回答精度が大幅に向上しました。

▼「WisTalk」詳細

https://www.panasonic.com/jp/business/its/wistalk.html

「WisTalk」は、既存のドキュメントを登録するだけで、幅広い質問に対して自動で回答できるAIチャットボットです。社内に蓄積された各種規定や専門文書を登録することで、関連情報を検索し、生成AIが要約して回答します。

この機能は、問い合わせ対応業務にとどまらず、コーポレート部門や技術・開発・品質管理部門などにおける業務効率化やナレッジ共有にも活用されており、導入事例が増加しています。

今回のバージョンアップにより、図や表を多く含む文書の検索性能が強化され、文書の検索・共有用途においても、さらなる活用が期待されます。

バージョンアップの主な内容

■新たな検索エンジンの採用

・パナソニックグループ内での利用実績をもとに、検索エンジンを独自にチューニング

・質問に対して関連性の高い情報を抽出し、より正確な回答を実現

・プレビュー表示の改善により、ファクトチェックが容易に

パナソニック独自チューニングした検索エンジンにより検索精度が20%向上

■OCRに新たに対応

・画像内の文字情報の読み取りが可能に

・表形式の文書に対する読み取り精度が向上

・ページ内の画像・表の有無に応じて、最適な読み取り処理を自動選択

ドキュメントの特性に合わせた読み取り処理

■単語のバリエーション対応

・社内用語などのバリエーションを登録可能に

・ドキュメントに記載された単語と異なる表現での質問にも、高精度で対応

AIチャットボット「WisTalk」について

人に代わり、社内からの問い合わせに自動で対応するAIチャットボットです。2種類のAI(生成AIとQ&A検索AI)の併用で問い合わせへの自動回答、社内のナレッジ共有や活用にお役立ちします。

Q&A検索回答と生成AI自動回答を併用して運用可能

【製品詳細】

▼「WisTalk」の詳細はこちら

https://www.panasonic.com/jp/business/its/wistalk.html

【お問い合わせ先】

パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社

「現場知見とデジタルで人をカイホウする ~人を作業から解放し、人の可能性を解き放つ~」

▼コーポレートサイト

https://www.panasonic.com/jp/company/pstc.html

▼お問い合わせフォーム

https://it-sol.jpn.panasonic.com/public/application/add/1649

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会社概要

URL
https://www.panasonic.com/jp/company/pstc.html
業種
情報通信
本社所在地
港区東新橋2-12-7 住友東新橋ビル2号館
電話番号
-
代表者名
伊藤 一義
上場
未上場
資本金
-
設立
1988年12月