一人暮らし後の実家のお部屋はどうしてる？独立後の部屋の片付け状況調査

春は新生活で一人暮らしを始める方が多い季節。家族が一人暮らしをする方も多いでしょう。引越しや新生活準備など一人暮らしのスタートに注目しがちではありますが、元々使っていた実家の部屋の対処も非常に重要な課題です。そこで今回は「一人暮らし開始後の実家部屋の片付け状況」についてアンケート調査しました。新居に持って行けない大事なものや思い出を大事にしながら、実家の家族も快適に過ごす方法を考えていきましょう。

一人暮らしを始めた後の【自分／子供】の部屋はどうした？

今回のアンケートは、全国にお住まいの方を対象に行い、全国・地域別の統計結果を解説していきます。回答者が特に多かった関東地方(37.8%)については、詳細エリアについても分析していきます。

なお、今回は回答者自身(自分)か子供が一人暮らしを経験した方をターゲットにアンケートを実施しました。一人暮らし経験者の内訳は、

• 自分(回答者): 関東90.1%・全国89.3%

• 子供: 関東23.8%・全国17.8%  (うち 自分と子供両方: 関東16.6%・全国10.8%)

• 自分/子供の一人暮らし経験率(合計): 関東97.4%・全国96.3%

となっていました。

また、一人暮らしを始めたきっかけは次のとおりでした。

【一人暮らしを始めたきっかけ】

関東は就職、全国は進学を機に一人暮らしする方が多いようです。全国では大学などが多い関東圏や地方都市に進学するため一人暮らしする方が多く、関東圏では自宅(実家)から通える学校に進学し、就職の際に独立して職場から近い立地の家に一人暮らしするパターンが多いようです。

「一人暮らし開始後の実家部屋の片付け状況」の調査として、アンケートでは、一人暮らしを始めた後、一人暮らしを始めた方の実家の部屋はどのように対処したか(そのまま残す・部屋を空けるなど)を尋ねました。

実家の部屋を当面そのままにする方が約7割

今回のアンケートでは、「そのままにしてある」が最も多い約4割(関東42.0%・全国39.8%)で、次に多い「しばらくそのままにしていた」が約3割(関東28.0%・全国27.4%)でした。

つまり言い換えると、一人暮らしを始めた後、実家の部屋はまずは当面そのままにしておく方が約7割(関東70.0%・全国67.2%)という結果でした。

関東の地域別では、当面そのままにしておいた方は東京都23区外(80.0%)・東京都23区内(76.3%)で割合が高めでした。

部屋を空けた方や収納部屋にした方も

一方、一人暮らし開始を機に実家の部屋を空けた方は約2割(関東18.9%・全国19.5%)でした。

部屋を空けた方のうち、ものを処分して部屋を空けた方は約6割(関東59.3%・全国62.2%)・ものを移動して部屋を空けた方は約4割(関東40.7%・全国37.8%)でした。

また、実家に残した荷物などとともに収納部屋にした方は全体の約1割(関東9.1%・全国9.8%)でした。

関東の地域別では、部屋を空けた方は千葉県北部・神奈川県東部(同率28.6%)、収納部屋にした方は千葉県北部(21.4%)で多めでした。

【収納ピット】一人暮らしする家族の部屋を空ける方が多いエリアにも！

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千葉県市川市：

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実家の【自分／子供】の部屋をそのままにしている人は今後どうする？

一人暮らしを始めた後、実家の部屋はまずは当面そのままにしておく方が約7割でしたが、そのままにした後どう対処したか／今後どうする予定か尋ねました。

最も多かったのは、今後も「そのまま」が半数以上(関東54.3%・全国55.0%)でした。

「そのまま」と答えた方は、関東の地域別では埼玉県南部(69.2%)・東京都23区内(64.6%)で高めの割合でした。

一方、片付けた／片付ける予定の方も半数弱(関東45.7%・全国45.0%)で、「就職を機に片付け」が約2割(関東21.0%・全国17.9%)、「結婚を機に片付け」が約2割(関東19.0%・全国20.2%)でした。

片付けた／片付ける予定と答えた方は、関東の地域別では千葉県北部(71.4%)・東京都23区外(50.0%)で高めの割合でした。

実家の【自分／子供】の部屋を片付ける際モノの処分や移動が大変だった・・・

ここで、実家を片付けて部屋を空けた方の体験談に注目してみましょう。

アンケートでは、部屋を空けるためにモノを処分・移動するのは大変だったか尋ねてみました。

モノの処分・移動に大変さを感じた方は約8割

今回のアンケートでは、部屋を空けるためにモノを処分・移動するのは大変だった・多少大変だったと答えた方は約8割(関東79.0%・全国78.9%)でした。

内訳は、

• 大変だった: 関東30.2%・全国26.3%

• 多少大変だった: 関東48.8%・全国52.6%

でした。

関東の地域別では、部屋を空けるためにモノを処分・移動するのに大変さを少しでも感じた方は東京都23区内(92.3%)・千葉県北部(83.3%)・埼玉県南部(83.3%)で高い割合でした。

誰が部屋を片付けた？

部屋を空けるために片付けた人が誰かについても尋ねました。

【実家の部屋を片付けた人】

• 一人暮らしをする本人: 約7割(関東69.6%・全国66.1%)

• 親: 約3割(関東28.3%・全国32.2%)

• 兄弟姉妹: 1割未満(関東2.2%・全国0.8%)

• その他: 1割未満(関東0%・全国0.8%)

本人が片付けたパターンが約7割、親が子供の部屋を片付けたパターンが約3割でした。

なお、回答者自身が片付けたか、つまり片付けの当事者が答えているかによって、部屋を空ける際のモノの処分・移動の大変さの感じ方が異なっているか調べてみました。

【片付けた人別・大変さの感じ方】

関東・全国とも、回答者自身が片付けた場合のほうが大変さを感じた方の割合が高いことがわかりました。実際に片付けた本人だからこそわかる大変さがあると推測され、特に関東では回答者が片付けたかどうかで約1割も差がありました。

実家の【自分／子供】の部屋をそのままにしていて家族から片付けたいと思われていた

次は、実家の部屋を当面そのままにしていた方の体験談に注目してみましょう。

アンケートでは、実家の部屋をそのままにしていて、家族などに片付けたいと思われたり、片付けたいと思ったか尋ねてみました。

今回のアンケートでは、実家の部屋をそのままにしていて少しでも片付けたいと思われた／片付けたいと思ったと答えた方は約6割(関東64.6%・全国59.1%)でした。

内訳は、

• 片付けを希望された／した: 関東40.6%・全国31.3%

• 多少ものを減らすことを希望された／した: 関東24.0%・全国27.8%

でした。

関東の地域別では、片付けやものを減らすことを希望された／した方の割合は東京都23区内(78.0%)・神奈川県西部(75.0%)・千葉県北部(75.0%)・千葉県南部(75.0%)で高くなっていました。

【収納ピット】そのままになった実家の部屋を片付けるニーズが多かったエリアにも！

◆東京都23区内エリアのトランクルーム

東京都板橋区：

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東京都江戸川区：

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神奈川県厚木市：

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神奈川県相模原市：

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一人暮らし後の【自分／子供】の部屋は必要？

一人暮らし開始後の実家の部屋はそのままにする方・片付ける方・そのままにはしているが片付けしたい方に分かれるようです。では実際、一人暮らしした家族の実家の部屋が、家を出た後も必要とされているのか、アンケートで尋ねました。

一人暮らし後にも実家の部屋が必要／必要とされていると答えた方は合わせて約8割(関東84.7%・全国80.3%)でした。

実家の部屋が必要な理由の内訳は、

• 帰省する際に必要: 関東45.8%・全国40.3%

• 一人暮らしした方のものを置いておくのに必要: 関東23.6%・全国23.9%

• 実家に戻る可能性を考慮して必要: 関東11.1%・全国12.6%

となっており、帰省時の居場所が4割台・一人暮らし先に持っていけないけれど保管しておきたい荷物を置くための場所が約2割・また実家に戻る際の部屋としてが約1割でした。

本人・家族の希望にもよりますが、実家の部屋ごと残して欲しいと感じるパターン、実家に残した荷物を保管さえできれば部屋を空けてもいいパターンや、家族が一人暮らしし実際使っていない部屋を他の用途で活用したいパターンなど、さまざまな思いがあるようです。

■User's Voice

・残す？片付ける？一人暮らしした家族の部屋にまつわる本音はさまざま

　部屋や思い出のものが残っていることで感じる「家族としての居場所」

"部屋がそのままの方が実家に居場所がある気がしてよかった"(30代・無職)

"自分が帰省した時に寝泊まりする部屋として活用しています。当時住んでいた部屋がほぼそのままなので気兼ねなく使えるのでまだ暫くはこのままにしてもらえるようにお願いしています。"(30代・専業主婦)

"自分の物は全て持って出たので特に何も問題はないが、出てすぐに自分の部屋がなくなって少しショックではあった。"(20代・サービス業)

・思い出の部屋・荷物の処分はなかなか難しい

"思い出のあるモノが多いので、部屋の中を綺麗に掃除するために処分しないといけないのが分かっていても、すぐに処分することができなくて困っています。"(40代・会社員)

"幼少期から学生時代の思い出の品が多く、なかなか捨てづらいと感じました。"(40代・サービス業)

"思い出の一部なので、部屋のモノを捨ててしまったことに後悔している。"(30代・事務職)

・一人暮らし開始後も、しばらく経ってもなかなか片付けに手が回らない

"一人暮らしをするときは実家の荷物には頭がいかなかったので、落ち着いたら荷物は減らせるものは減らした方がいいと思う。"(40代・家事従事者)

"いらないものが沢山あるので売ったり処分したり片付けたいけど、なかなか時間がなくて出来ないので、家を出る前にやっておけば良かったなと思います。"(30代・主婦)

"実家の自分の部屋にあるものは、時間のある時に片づけに行こうと考えていたが、実際に社会人として生活し結婚をして子供が出来ると、そのような時間はなかなかないことに気が付いた。"(30代・会社員)

・一人暮らし後時間が経つと感じ方が変わる

"実家を出ていく時には、全てが必要で大切な思い出のモノに思えましたが、久しぶりに帰省すると「なんでこんなものを置いておいたのだろう」と思うことばかりです。ほとんどがどういう経緯で保管されているのかわからず、浸るほどの思い出も出てこないのが現実でした。"(20代・編集者)

・部屋を空けて別用途に転用した・したい方の意見

"家族の他の人がその部屋を使えるように部屋を空けるか、できる限りモノを少なくした方が助かるとは思います。"(40代・自由業)

"他の家族の物を置きたいのでできれば処分してほしい。"(40代・会社員)

"大切な思い出の物以外は処分しても特に問題なかった。なので思い切って整理して断捨離するのがおすすめです。"(40代・パート)

"物が減ったので他の部屋の物を移動できて良かった"(60代以上・主婦)

"災害に備えて備蓄部屋にしました。思い出のあるものは取ってありますが、後は捨てました。取っておきたいですが、片付かないので仕方がなかったです。"(40代・会社員)

本人・家族の考え方によって、それぞれ適した選択肢があることを感じさせられる意見が並びました。そして、気になりながらも手をつけられていなかったり、家族内で考え方が異なる・話し合えておらず進まない場合も多々見受けられました。なかには、残された家族が年老いた時に、今のままでは処分が課題になると感じている方も多々見受けられました。

そして、実際に片付けをした方の場合にも、思い出のものをはじめとする処分・取捨選択に悩むことが多いようです。

一人暮らしが始まる場合も、長年気になりつつそのまま放置してしまっている場合も、まずは本人・家族で実家の部屋の対処についてどう考えているか話し合うことが非常に大切になってきます。

そして、必要なものを保管したり部屋を空ける必要がある場合、トランクルームの利用が便利です。

• 屋内トランクタイプのトランクルームを活用することで自宅の収納スペースの延長として安心の保管環境で保管できる

• 必要最低限のサイズに合わせた収納スペースをトランクルームを使って増やすことができ、リーズナブルに収納スペースが確保できる

• 一人暮らしで実家を離れた家族の荷物をはじめ、普段使わないものやシーズンオフの衣類・家電などをトランクルームに保管すれば、必要でない期間には家のスペースを圧迫せず、必要時にはいつでもすぐ取り出して使える

• 実家を離れた家族だけでなく、家全体の荷物で頻繁に使わないものをトランクルームに保管すれば、自宅に帰省する家族が過ごせるスペースが確保しやすい

• 実家を離れた家族が時間をかけて少しずつ取捨選択・整理・処分したい場合にも、現在の自宅近くなどのトランクルームに荷物を保管でき、実家の部屋は早い段階で空いて別用途に活用できる

• 思い出の品など、できるだけ捨てたくないものを無理して処分しないでも良くなる

というメリットがあります。

【あなたのご自宅の近くにも！収納ピットのトランクルーム】おすすめ詳細エリア

◆千葉県北部エリアのトランクルーム

千葉県千葉市稲毛区：

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◆神奈川県東部エリアのトランクルーム

神奈川県座間市相武台前駅周辺：

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◆東京都23区内エリアのトランクルーム

東京都江戸川区小岩駅周辺：

https://www.syuno-pit.biz/spot/tokyo/edogawa-ku/koiwa-sta

◆神奈川県西部エリアのトランクルーム

神奈川県相模原市中央区：

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調査結果を受けてのまとめ

今回はアンケート結果をもとに「一人暮らし開始後の実家部屋の片付け状況」についてお話しました。

アンケート(関東)では、一人暮らしを開始した後の実家の部屋を当面そのままにした方が約7割でした。しばらくした後どうしたか、今後どうする予定かを尋ねたところ、そのままにしておく方が5割強・片付けた(片付ける)方が5割弱でした。

実際に片付けて部屋を空けた方でモノの処分・移動に大変さを感じた方は約8割でした。また、そのままにしている方で家族に片付けを希望されたり、片付けたいと感じた方は約6割で、そのままにしていることで残された家族が別用途で使うことを希望したり不便に感じている場合が多いこともわかりました。

とはいえ、一人暮らしを始めた後も実家の部屋がき居場所・荷物置き場として必要とされる場合は8割を超え、荷物の保管場所と処分の大変さが問題になっていることがわかりました。

一人暮らしを始めた家族が実家に残した大切なものを保管したり、部屋を片付けて空ける必要がある場合、トランクルームの活用が便利です。ついつい後回しになりがちな実家の部屋について、家族で考えを話し合い、みんなが納得できる使い方を考え実現してみませんか。

【調査概要】

調査対象：トランクルームユーザー調査

回答数：400サンプル

回答期間：2025年01月17日から01月21日までの5日間

調査方法：インターネットによるユーザーリサーチ

調査機関：自社調査

■会社概要
 社名　　：株式会社アンビシャス( https://www.ambitious8.biz/)
 所在地　：〒542-0081　大阪市中央区南船場1丁目3-5 リプロ南船場8F
 代表者　：代表取締役社長　徳永 暢也
 資本金　：4,000万円
 設立　　：創業：平成17年10月28日、設立：平成18年7月25日
 事業内容：トランクルーム投資「収納ピット」FC本部の運営
 　　　　　運営サービス「収納ピット」（https://www.syuno-pit.biz/）
 　　　　　不動産コンサルティング業