ハーバード大学による84年にわたる史上最長の「幸福研究」をもとにした書籍『グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない』が、「グッドライフ グッド銭湯」プロジェクトを始動。

第1弾として東京・高円寺の小杉湯のコラボを決定。ウェルビーイングをテーマにした特別トークイベントなど各種取り組みを6月15日より実施

辰巳出版（本社所在地：東京都文京区　代表取締役社長：廣瀬和二）の翻訳レーベル＆booksは、2000人以上の人生を84年かけて調査した「ハーバード成人発達研究」をもとにした、人々の幸福の秘訣を解き明かす書籍『グッド・ライフ　幸せになるのに、遅すぎることはない』の刊行を記念し、「グッドライフ グッド銭湯」プロジェクトを6月15日より実施します。第1弾として、銭湯によって地域のよい人間関係を生み出している東京・高円寺の小杉湯とコラボします。

 

本書は6月6日（火）より14書店にて冊数限定で先行発売開始。2023年6月20日（火）より全国書店にて販売開始。

先行発売する書店は以下の通り。

ACADEMIA イーアスつくば店/紀伊國屋書店 梅田本店/紀伊國屋書店 札幌本店/紀伊國屋書店 新宿本店/三省堂書店 名古屋本店/ジュンク堂書店 大阪本店/ジュンク堂書店 福岡店/代官山 蔦屋書店/二子玉川 蔦屋家電/BOOK COMPASS アトレ大船店/BOOK COMPASS ecute上野店/BOOK COMPASS ecute品川店/丸善 丸の内本店/有隣堂 横浜駅西口ジョイナス店

 

■「グッドライフ グッド銭湯」プロジェクトについて

・プロジェクトの背景

日本には世界でも珍しい共同入浴の文化があります。その起源は、奈良時代の光明皇后による立願施浴まで遡ることができます。江戸時代には「銭湯」と呼ばれるようになり、庶民の憩いの場や情報交換の場として人びとが交流し、親しまれてきました。そして、『グッド・ライフ』の中でも人間関係の質こそが人の幸せや健康を左右すると述べられています。銭湯が果たしてきた役割と本書の主張が合致することから、コラボレーションの機会を探ってきました。

そこで、様々な取り組みによって各地域のハブとして「よい人間関係」を生み出し続けている銭湯と連携し、人間関係をテーマにした「グッドライフ グッド銭湯」プロジェクトを始動します。第1弾は東京・高円寺で斬新なコラボレーションやイベントを打ち出し続けている小杉湯と共に、刊行のタイミングに合わせて取り組みを展開します。

・第1弾の高円寺・小杉湯との取り組み

本書が伝える「健康で幸せな人生を送る鍵、それは“よい人間関係”」をテーマに、本書の翻訳監修者でもありウェルビーイングを提唱する医学博士・石川善樹氏と、ウェルビーイングを推進する富山県のクリエイティブディレクター・高木新平氏、東京・高円寺の小杉湯の3代目当主・平松佑介による対談と散歩を行う特別イベントを6月15日（木）に開催します。[優鈴1] 

そのほか、小杉湯が続けてきた、まちと銭湯の関係を作ってきた活動と、本書『グッド・ライフ』との共通点から着想された取り組みも実施します。最近の「よいこと」を銭湯に通う人びと同士で共有するノート設置や、お風呂あがりのよい表情の写真を掲示・銭湯に関わる人々の写真を活用したポスターの制作などの取り組みで、“グッドライフ グッド銭湯”が体験できます。

 

■書籍『グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない』について

・概要

タイトル：グッド・ライフ　幸せになるのに、遅すぎることはない

著者：ロバート・ウォールディンガー、マーク・シュルツ　

訳者：児島修

翻訳監修：石川善樹

四六版／408ページ（オール１C）／定価1,870円（本体1,700円＋税10％）

6月20日発売予定

ISBN978-4-7778-3039-8

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2000人以上の人生を84年かけて調査した「ハーバード成人発達研究」をもとにした、人々の幸福の秘訣を解き明かす1冊。

 

本書のもととなる史上最長の追跡調査では、幸福・健康・長寿における最大のカギを握っているのは「よい人間関係」だということを明らかにしています。研究を主導している著者2人が、専門家としての自身の豊富な臨床体験や他の最新研究の知見も合わせながら、幸せな人生を生きるためになぜ人間関係が重要なのかをわかりやすく説いています。

先行して刊行されたアメリカやイギリスでは、各種メディアでの紹介も多くなされ、AmazonUSAのLongevity部門やFriendship部門で1位、The New York Timesでもベストセラーとなっています。

日本でも、予約開始後にAmazonランキングの「社会・文化」カテゴリーの1位を獲得し、発売前から注目を集めています。

・販売先URL

・Amazon：http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477783039X/

・楽天：https://books.rakuten.co.jp/rb/17468972/

・セブンネットショッピング：https://7net.omni7.jp/detail/1107404042

・e-hon：https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refBook=978-4-7778-3039-8

■人間関係をテーマにした「グッドライフ グッド銭湯」at小杉湯について

・取り組み概要

【1】グッドライフの湯

思わず「身近な人を大切にしたくなる」「旧友に連絡したくなる」など、人間関係を見つめなおすきっかけとなるお風呂や展示を期間限定で実施します。

2023年6月19日（月）〜 6月25日（日）

【2】 グッドライフな顔

銭湯あがりの表情はまさにグッドライフを象徴するもの。希望者の顔写真をチェキで撮って並べていきます。

2023年6月15日（木）〜

【3】グッドライフなノート

今日あったよいことや誰かに伝えたい感謝を同じ銭湯に通うお客さんが、同じノートに書くことで共有し合える取り組みです。

2023年6月15日（木）〜

【4】書籍『グッド・ライフ　幸せになるのに、遅すぎることはない』の試し読み

お風呂の中で、『グッド・ライフ』の書籍の一部を読むことができます。

2023年6月15日（木）〜

【5】「グッドライフ グッド銭湯」ポスター

書籍『グッド・ライフ』との取り組みをきっかけに「グッドライフ グッド銭湯」の取り組みを、小杉湯と同じように、時代なりの街での銭湯の役割を考える施設とともに広げていくため、各施設の特色にあったポスターを作っていきます。

2023年6月15日（木）〜

※本取り組みは、予告なく変更・中止する可能性がございます。

・場所

銭湯名：小杉湯

住所：〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3丁目32−17

URL： https://kosugiyu.co.jp/

・スケジュール

2023年6月15日（木）〜

・特別イベント詳細

・イベント名

「グッド・ライフの湯　よい人間関係を考えるイベント」

 ・イベント趣旨

常連さんや小杉湯の関係者を観客に迎え「幸せになるのに、遅すぎることはない」と提唱する本書『グッド・ライフ』の主張に則り、小杉湯周辺を参加者みんなで散歩したあとに、クロストークを通して人間関係について見つめ直します。

・日時

2023年6月15日（木）17:30〜19:00 

・場所

 小杉湯（〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3丁目32−17）

・登壇者

 ◯石川善樹（本書『グッド・ライフ』の翻訳監修者・医学博士）

1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士（医学）取得。公益財団法人Wellbeing for Planet Earth代表理事。「人がよく生きる（Good Life）とは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学、概念進化論など。近著は、『フルライフ』（NewsPicks Publishing）、『考え続ける力』（ちくま新書）など。

◯高木新平（NEWPEACE CEO / クリエイティブディレクター）

1987年富山県出身。早稲田大学卒業後、(株)博報堂に入社。2014年独立し、(株)NEWPEACEを創業。未来志向の

ブランディング方法論「VISIONING®︎」を提唱し、これまで数多くのスタートアップや新市場のブランド開発に携わる。また、富山県の成長戦略委員として新ビジョン「幸せ人口1000万〜ウェルビーイング先進地域、富山〜」を提言。県のクリエイティブディレクターとして観光戦略「寿司と言えば富山」を牽引。その他、(株)ワンキャリア社外取締役、妻のパンチラインなど。

◯平松佑介（小杉湯 3代目当主）

昭和8年創業、国登録有形文化財に指定された老舗銭湯「小杉湯」の三代目。空き家アパートを活用した「銭湯ぐらし」、オンラインサロン「銭湯再興プロジェクト」など、銭湯を基点にした様々なつながりを生み出している。2020年3月に複合施設『小杉湯となり』をオープン。

■小杉湯について

東京都杉並区高円寺にある1933年（昭和8年）創業の銭湯。銭湯文化を盛り上げようと多様なメンバーが集まり、斬新なイベントやコラボレーションを行なっている。2021年には、国の登録有形文化財に登録された。

URL：https://kosugiyu.co.jp/